ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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29.Mar.2024
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昨晩の夜遅く、ポーランドのショパンコンクール会場で、一次予選通過者が発表されました。
って、その場にいたわけではありませんが。

ネットライブ配信で世界中のピアノファンが見守る中、81名が5日間にわたって1次予選を弾ききり、通過したのは40名。

我々があの日ホールで聴いたコンテスタントの結果は、予想通りでした。
予備予選を勝ち抜いてこの本大会に参加している81名(予選免除者も含む)は、その時点ですでにスーパーヤングピアニストであり、それをどうジャッジしようというのかとお思いかと思いますが、これが不思議、粒ぞろいの中においても、やはり群を抜いている演奏というのがあるのです。
それはテクニックだけでもない、雰囲気だけでもない、音質だけでもない、なんというか全てにおいて、「この人スゴイ」オーラが出ている人がいるわけです。

もう目玉が飛び出そうなくらいの超人的テクニックに加え、一音で昼を夜に変えられそうな魅惑的な音や、思わずハートが宇宙遊泳してしまう自在なメロディの揺さぶり方、スバラしすぎて笑うしかありません。
コンクールという名の最高のショーをありがとう。(まだはじまったばかりだけど)

無念の一次敗退を遂げたピアニストたちにも同様に感謝の気持ちでいっぱいです。
私たちは彼らのたった一度の、あの日、あの時間の唯一無二の演奏を共有させてもらった喜びを忘れやしません。

さて、本日中休みをはさんで、明日からはじまる第2ステージ。
どうなるどうなる?!
楽しみです。

ライブをご覧になりたい方はこちら
一次予選の抜粋音源はこちら

ああ、時差が1時間でよかった。

会場です。


赤をモチーフにした舞台。
映像でおなじみのこの会場も、実際に訪れると小ぶりで親近感のわく感じ。


さて、気になる日本人参加者情報。
17名のうち、6名が通過しました。
昔から存じ上げている大崎結真さん(前回ファイナリスト)や、18歳の片田愛理さんなど、今後が楽しみです。

今のところ全体では、19歳とは思えないまろやかな円熟した音楽を展開したロシアのDaniil Trifonovなどが注目されています。
大陸出身の人はピアノに限らず万事において日本人より大雑把な気がしますが、それが芸術のスケールの大きさとか包容力においてはうまいこと作用しちゃって。
そのくせ雑でない。

ヨーロッパに住んでいて未だ解明できないその謎にあらためてうならされています。




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自分の誕生日企画で以前勝手にお騒がせしておりました件ですが。
実はショパン生誕200年を記念して、そして5年に一度開催の第16回ショパンピアノコンクール鑑賞を主目的として、誕生日弾丸ポーランド旅行をしてきました。

とにかくショパンが一番大好きな私。
「つまらないピアノ弾き」の代名詞として、「ショパンばかり弾く人」などとひねくれものに揶揄されるほど素晴らしいのです。
つまり彼はピアノの神。


なぜショパンが好きなのかは、またいずれ。


戻ってから誕生日お祝いメッセージの返信や例の洗濯機騒動、または仕事でやいのやいのしており、ブログを書くことが出来ずにいました。

いやしかし素敵な思い出の旅行となりました。
明日その旅の模様をアップしますので、まずはスナップを。






















































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02.Oct.2010
壊れて困るもの
壊れて困るもの。
ナンバー1は、「愛」。
これは永遠が望ましい。

物質でいうと、ナンバー1はパソコン。
そして洗濯機。
その洗濯機が、昨日突然タコのように黒い水をプッと洗濯物にかけたかと思ったら、急に動かなくなってしまいました。
よく、周りが水浸しになったとか、中に洗濯物と水が入ったまま壊れたとか、洗濯機故障のニュースは散々なものが多いのですが、それを考えたら、変な汚水をかけられただけに済んで、御の字と言わねばなりません。
ここで通常シブい大家と不動産屋の修理をめぐるすったもんだがあるのですが、ウチは不動産屋を通していないのと、大家さんは青年実業家だけあって羽振りがいいので、すぐに新品を購入してくれるとのことでしたが、さすがに週末を前に即日中とはいきません。

というわけで、今日は人生初のコインランドリーへ。


友達が、コインランドリーで洗うと布地が痛むから気をつけて!と言うからビクビクしましたが、変な臭いがついた以外は大丈夫でした。(ソレハ大丈夫デハナイ)

この謎の臭いを気にすると気が滅入るので、昔、おむつと台所のふきんを一緒くたに洗っても分けて洗っても衛生上違いはないという実験結果があると聞いたのを思い出し、気にしないことにしました。

日本人が多い街なので、ガラスに日本語が書いてあるのがミソ。
実際の客層や中の様子は、日本人が常連になる感じが極めて薄いお店ですが…

とりあえず、一刻も早く新洗濯機がやってきますように。
そしてこれからも、夏の冷蔵庫とか、冬のボイラーとか、壊れて困るものが壊れませんように…



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01.Oct.2010
祭りの後の現実
いよいよベッドルームの窓が、朝方結露する季節になりました。
寒かろうと何だろうと、とりあえず新しい季節の到来には、わくわくします。



わくわくして結露窓を明け放したところ、下の芝生の小さいお目目とばっちり見つめ合ってしまいました。
小さなお手手でこちょこちょ何かを食べているその様はリスそのもの。
かわいいと微笑まんとした私の頬は、奴のピロンの長い毛のないしっぽを見た瞬間鳥肌でブツブツになりました。

偶然にもそのちょっと上の枝にリスがいて、しっかりと見比べましたが、まさにおんなじ!
しっぽの毛がぬけた脱毛リスではないかと思うくらい。

そしてそのネズ公が必死でぱくついているもの、それは先週末の例の階下の人のパーティでぽろぽろこぼれたバーベキューの残骸に他なりません。
今頃ちゃっかりパーティーの恩恵に与るとは、なんと図々しいネズ。
我々だっておこぼれにさずかっていないのに。
一気に気持ちが萎えた朝のお話でした。


といを伝って上って来ないことだけを祈るのみ。



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先週末は、夫が仕事を終えるのに合わせて夜10時頃Oxford Streetへ行ったら、そこで危うく携帯を盗まれそうになりました。

左手にスタバ、右手に携帯を持ってメールをちこちこ打っていたら、突然バッと携帯を奪われたので、夫のお茶目な登場ギャグかしら?と思って顔を上げると、そこには今にもダッシュで逃げんとする典型的コソ泥タイプの男が!
「あーーーーー!!!!」
っと叫んだらそのコソ泥の手から私のまるこいBlackBerryがつるんとすべって、ちょうど通りがかりのカップルの足下にゴロンと転げました。

カップルのお陰で携帯を無事確保。彼女の方は「なんだか怖くなってきた…」とすっかりテンションが下がって、二人は元来た道を引き返していきました。

人の携帯には傷をつけるし、人のデートは台無しにするし、何という腹立たしい男。



その後は夫と会って、友達のサプライズバースデーパーティへ。
夫が架空のパーティを催すという仕掛けで、大成功V。もっとも我々は仕事で遅れたので、肝心のネタばらしの瞬間を見逃したというオチ。


日付が変わってもまだまだ元気な我々は、バスに乗ってCentralからEestへ移動です。
わが家はWestなので、家から更に遠のきました。
今度は心臓に重低音が響く地下のクラブで、飲んで踊って。


夜中のクラビングのお供はケバブショップのジャンク。
普段絶対行かないし食べないものが、ナゼか(ある程度)美味しく感じるから不思議なもんです。

午前3時、再びケバブショップで小腹を満たし、先輩と共に相変わらずおしゃれでキレイなお宅へお邪魔して、気持ちよく寝かせてもらいました。


その先輩ご夫妻の近所にあるイチオシケバブ。
炭焼きで美味しいと夫から散々誘われていたのものを、翌日のランチにようやく食べることが来ました。
炭焼きケバブ最高。


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お天気のよい土曜日の午後。
レッスンを終えてから一人黙々と副業ウェブサイト作りに精を出していたら、ものすごい重低音と煙といい匂いが階下から迫ってきました。

階下のシングルマザーは、この変な人が多いのでおなじみのわがフラットに珍しいイケイケな人で、よく週末パーティーをしています。
運動会のPTA会長も驚きの立派なテントを一人で庭に設営し、バーベキューを焼きに焼きます。
クラブ系BGMで建物を揺らしながら、やってくるゲストをもてなします。
素敵な人です。

とりあえず全員声が大きい。
「ヘンリー、こちらはダニエル、ダニエル、こちらがヘンリーよ」
という英語のテキストみたいな会話を繰り広げながら大人と子供が入り交じって騒いでいるので、いる人々の名前を覚えてしまいました。

この状況で一人パソコンの前にかじりついていると、ものすごく不健康な気がしてきました。負けじと夜はパアッと出かけます。



子供が大好きな夫と生徒ちゃんのベイビーシスター。


いよいよ寒くなったロンドン、週末バーベキューももう最後でしょうか。


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ここ数日赤だしのお味噌汁を食べています。
先日の味噌ダレと、分厚い卵焼きのサンドイッチがとても乙な味だったので、オススメです。
これでパンが日本のパンのように美味しかったら文句ないんですけど。



年内で春、初夏に続いて帰国される方が多いこの季節。
また寂しいモードです。

厳しく叱って教えれば優しくほめて楽しく教えるべきだったかと悔い、楽しさ最優先でほめて教えればもっと厳しくした方が彼らのためだったかもとうなだれ、浮き草のように答えを求め続ける日々ですが、去り行く方々に「いつまでもそのままの先生でいてください」などという懐の深い言葉をいただいては心を救われています。

お別れの常套句やお世辞だったにしても、いつだって思い残した事でいっぱいな別れ際には、生徒さんや保護者さんたちのそんなあたたかい言葉に勇気付けられています。


あー、人の言葉と赤味噌が骨身にしみる初秋の夜。
また明日から模索しながら精進したいと思います。




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