ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
[1]  [2]  [3]  [4
19.Mar.2024
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


週刊classic vol.69
ガーシュインのオペラ「ポーギーとベス」のサマータイムです。
好きなんです、この曲。

ソプラノ歌手の人が歌うのをはじめて聴いた時、
「あれ?ジャズ?」
と普通に疑問に感じましたが、それよりなにより、透明感あるソプラノで、誰でも分かる英単語で、シンプルな旋律で、なんとうまいこと出来た曲…!と驚いた記憶があります。


気になる方はぜひ週刊classic vol.69をお読みください。





子守唄なんですが、歌詞もまたうまい。
Summertime
And the livin' is easy,
Fish are jumpin'
And the cotton is high.
Oh yo' daddy's rich
An' yo' ma is good lookin'
So hush, little baby,
Don't you cry.
One of these mornin's,
You's gonna rise up singin'
Then you'll spread yo' wings
An' you'll take the sky.
But till that mornin',
There's ain't nothin' can harm you
With your Daddy an' Mummy
Standin' by.
(wikiから転記)

いくら素晴らしい腕前でも、蝶々夫人をヨーロピアンの歌手が演じてはダメなように、これもやっぱり黒人ソプラノが歌わないとしっくりこないんですよね。

どーしよーもないダメ人間たちが繰り広げる悲しい物語、「ポーギーとベス」、機会があれば観てください。

       Porgy & Bess (Sub)


人間のダメ部分全開で、救いのない展開のストーリーは、見てからかなりダウンになってしまうので、苦手です。
衣食足って礼節を知る、じゃないけど、心や生活の貧困の前には、性欲と麻薬には打ち勝てないものなのでしょうか。
せめてどっちかはリッチに生きたいものです。

ならばうちは必然的に心リッチで!




週刊classic vol.69
↓ぽちっと押して、あなたの愛の一票を!

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
PR

週刊classic vol.64は、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ5番、通称「春」です。

中にも書きましたが、この宝石のような曲を書いたとき、ベートーヴェンは絶望の真っ只中にいました。
音楽が生きる全てだったベートーヴェンが20代後半からずっと怯え苦しんでいたこと、それは、聴覚を失う恐怖。
日々悪化の一途をたどる彼の病気は、彼から回復という希望を奪い去りました。

この曲を作った翌年に彼が書いた遺書があります。

愚かな医者にだまされて、見込みのない未来を信じて、ただ苦しい日々を送ってきた自分。
人と喜びを分かち合いたいのに、自分から人との関わりを避け、孤独を生きてきた自分。
音楽家である自分が、誰よりも優れた聴覚を失うということを、人に知られる屈辱に、どう耐えられようか。
今は絶望の淵にあっても、自分を唯一生かしてくれる芸術というもののために、自分にはなすべきことが残されている。
まだ死ねない。
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番&第9番

彼はこの遺書を書くことで、死から自分を遠ざけました。
31歳のときのことです。

本当にあり得ない人です。

人間とは、真っ暗闇の中で、何よりもまばゆくきらめく光を生み出すことができる生き物なのですね。






ところで、今二人の中でなぜか旬なのは、徳永英明にいやんのカバー特集。
一青窈とのデュエットでは、彼女の歌い方の特性に配慮した絶妙な合わせ方を披露。曲の最後では、ハモリが難しいと思った瞬間にささっとフェイドアウトするプロな技が、さり気なくて素晴らしいです。





↓一日一回ここをクリックで、ブログランキングの応援をどうぞよろしくお願いしますー

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

16.May.2008
朝のBGMは大事。
最近ボサノバや懐かしいHIP HOPばっかり聴いている朝の時間ですが、
やはり精神的にクラシックはよいと実感。

好きな曲、ハイドンの「天地創造」より、13曲目を今回の週刊classicにチョイス。
          

目を傷めていたので週刊classicの更新が随分遅れてしまいまして、申し訳ございません。

ここに復活です。
こういう曲は、カラヤンが一番いいと私的に思います。
宗教曲であるということにプラス、その域を脱してもっと音楽的、人間的に楽しみましょう!といった感じ。


↓一日一回ここをクリックで、ブログランキングの応援をよろしくお願いしますー

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ


すっかり更新が滞っておりました週刊calssic、vol.62は、ハチャトゥリアン作曲、バレエ「ガイーヌ」より、「剣の舞」。
舞だけにこの曲は好きです。

知らないうちに読者様が100人くらい増えていて感動しました。
頑張ります!


母校のOBである西本智実氏の一枚をオススメします。
スズキsx4のCMでおなじみかと思います。
ボレロなども入って、一枚でお腹いっぱい楽しめます。
クラシックファンになること請け合い。


ラヴェル:ボレロ
ラヴェル:ボレロ
posted with amazlet on 08.03.23
西本智実 チャイコフスキー ラヴェル ポロディン ハチャトゥリャン ムソルグスキー ロシア・ボリショイ交響楽団“ミレニウム”
キング (2003/09/18)
売り上げランキング: 69
おすすめ度の平均: 5.0
5 選曲といい、曲の流れといい、すばらしいです!!
5 この一枚で西本さんの多様な音楽が聴けます。
5 やっぱり、ボレロはいいです。





西本さんの演奏は以下の通り。
華麗であります。



この方大阪人です。


↓一日一回ここをクリックで、ブログランキングの応援をよろしくお願いしますー
にほんブログ村 海外生活ブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生活空間へ


またまた人だらけのロンドン中心部。
この週末は買い物にも苦労しました。



ロンドンでは有名な「ラーメンせと」。
ここは昔は美味しかったそうです。今では店員さんも日本人ではありません。経営者が変わったとか。
最近純粋な日本人経営の日本食を探すのが難しいと外人の友人が言っていました。


餃子の皮が異様に分厚い…
でもお腹いっぱいになって、経済的です。




乾燥王国イギリスではみなさんファンデーション選びに余念がないようです。
昨日妻が無知の店員相手に購入したクリニークのクリームファンデーションはこちら。
「保湿力とカバー力のあるクリームファンデが欲しいんですけど一番いいのどれですか?」
と聞くと、
「はい、この中から選んで!」
と堂々と全商品を指差されたので、自分で全部調べて選びました。
このファンデはオススメです!
あのおばさん店員は新入りのバイトですかね。




本日書きました週刊classic vol.61は、ストレスも解消、思わずほほえんでしまうキュートなクラシック、「おもちゃの交響曲」です。
好きなんですよね、この曲。

おもちゃの取り入れが凝っているのが、このCD。
ギドン・クレーメル率いるクレメラータ・バルティカの演奏です。
オススメ度大。
朝から聴くと一日が軽快です。

      

また新しい一週間がんばりましょう!!



↓一日一クリックで、ブログランキングの応援をよろしくお願いしますー
にほんブログ村 海外生活ブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生活空間へ


14.Feb.2008
甘い夜のBGMに

夫の大学のキャンパスは、ロンドンの中央と、西と東に点在していて、こちらは最近毎日夫が通ってワークにいそしんでいる東部のキャンパス近隣です。
やけに日陰が多い…




さて、甘いバレンタインデーは、いかがお過ごしでしたでしょうか。

今週の週刊classic vol.60は、マルティーニの「愛のよろこび」を書きました。
またの名を、「愛の喜びは」
この方が詩の内容にあっていて良いと思いますが、流通しているタイトルを使いました。
いい曲です。うっとりです。

お勧めは、三大テノール、カレーラスの、それこそ甘い歌。
若い頃は甘いフェイスがウリだったようです。


愛の喜びは~イタリア古典歌曲集
カレーラス(ホセ) イギリス室内管弦楽団(1996/04/25)
おすすめ度の平均: 4.5
4 感情豊かなイタリア古典
5 甘く、影のある古典
4 Sebben Crudeleは涙がでます




歌詞が男の歌ですから、男性歌手で。
元弁護士、アンドレア・ボチェッリも甘いです。
個人的にテナーよりバリトンが好きなのですが、甘いといえばやっぱりテナーの専売特許ですので。

アランフェス~センチメント
ボチェッリ(アンドレア) ロンドン交響楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック (2003/06/25)



今日は二人とも帰宅が遅いので、我が家のバレンタインディナーは、夜中になりそうであります。
カロリー控えめでいきたいところ。

↓一日一クリックで、ブログランキングの応援をよろしくお願いしますー
にほんブログ村 海外生活ブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへ


06.Nov.2007
祝☆50回!
いやはやおかげ様で、週刊classicがVol.50突破しました!!
ヤッタ、ヤッタ、ヤッタ。


プロコフィエフ/ロメオとジュリエット
記念すべきVol.50は、この曲です。

プロコフィエフ/ロメオとジュリエット
アバド(クラウディオ) プロコフィエフ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ポリドール (1998/02/01)
おすすめ度の平均: 5.0
5 プロコフィエフはお得意
5 ロメジュリの耽美な世界へ・・・




週刊classic過去の全もくじはこちらからご覧下さい☆


クラシック音楽に、たまたま縁遠い人達に、
「なんかいいきっかけがあれば聴きたいんだけどなあ」
とよく言われます。

実際には「クラシック簡単入門」的なメルマガやブログが山のようにあるのですが、まずそれらに出会うキッカケがない・・・という人が多いようです。
そこで、クラシック入門をとにかく数打ちゃ当たるの精神でがんばって宣伝していれば、どこかで一人くらい「ふむふむ」と思ってくれるかもしれない、と思ってはじめたのが、週刊classicです。
クラシックって、いいですねえ。

これからも、どんどん妻の独断で素晴らしい曲を(細々と)紹介をしていきたいと、意欲だけは満々です。
どうぞよろしくお願いします。



さて、今日はGuy Fawkes Day。
1605年11月5日に、カソリック教徒の過激派が、国会議事堂を爆破してジェームス一世を暗殺しようとした陰謀が未然に防がれました。
首謀者をはじめ、実行犯だったガイ・フォークスは死刑。
これを記念して、11月5日には、花火をあげて、ガイ・フォークス人形を燃やすというパーティーが伝統になったそうです。発想がちょっと怖いんですけどもね。

やってます、うちのお向かいさん。
窓から眺めてお得です。音もゴージャスです。





大規模な打ち上げ花火を一般家庭の庭でやるというから、危険度も高。
とはいえ、毎年この季節になると、花火の音があちこちから響いて、風情があるんですよねぇ。

いつもブログランキングの応援、ありがとうございます。
今日もよろしければ↓のバナーをクリック、どうぞよろしくお願いします
どちらのバナーでもOKです。
にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 ライフスタイルブログへ



London
書き手
counter
ブログ内検索
東日本大震災へ寄付

これから長期に渡る支援が大事。
細く長く頑張りましょう!



↑英国在住者↑


カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
mobile
忍者ブログ [PR]