ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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15.Jul.2010
最後の晩餐
今日、友人カップルが日本へ本帰国します。
いろんなことをいつも夜中まで語って、よく遊んだ仲良しさんだったので、その寂しさはひとしお。

昨晩はウチで、もう一人の友人と5人で最後の晩餐を楽しみました。
しゃべりにしゃべって夜がうっすら明けた午前4時半、タクシーで去る彼らにめいっぱい手をふりました。




エジプト土産のキャンドルスタンドを囲みつつ。
これとそっくりの桃ゼリーも食べながら。

もう彼らが近くにいないのかと思うと今日の曇り空やざあざあと葉をゆらす肌寒い風が余計に寂寥感を増します。

そういうわけで、今日の我々はしょんぼりしています。


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初めて見た時は不快感を覚え、二度目にはちょっと気になりだして、三度目にはもうすっかり虜になる。
人の美的感覚は絶対的ではなくて、流動的。
だからファッションが成り立つし、それは自明だけど、人は暗黙の了解で素知らぬ体を貫き「一目で気に入った」と目を輝かせる。
でも逆に言えば、「良いと思うもの」にはそれに目もくれなかった過去の自分がいるし、「悪いもの」にはいずれそこに目を奪われる未来の自分がいるかもしれないというその微妙で不確かな感覚が、僕はとても好きです。

ファッションに限らず人ってunconventional(型破り)なものにconvince(納得)させられた瞬間に一番興奮するんだと思います。

ところでこういう漠然とした感覚とか概念とか、自分が常々頭の中でもやもやっと考えているようなことを、シンプルで分かりやすい言葉でさらりと言ってのける人をいつも尊敬します。

昔から僕は、言葉たくみにしゃべることはおろか、論理的に物事を叙述したりすることが得意ではなく、そういった流れもあってファッションデザインにたどり着いたというところもあるのですが、実はそんなファッションも結局コミニケーションの一形式であり、特に口が立ってなんぼのヨーロッパにおいては自己主張が出来ないと致命的。でもそれに気づかないふりをしてン百年の僕。


先日松岡正剛の情熱大陸を観てたときのこと。番組の最後に「松岡正剛を言い換えれば?」という質問に対してセイゴー氏が放った回答に感動。

未知と既知との具合を、未知が3、4割、既知が6、7割で、どんな場面にも約束されざるものが6割くらいいつも残ってるような生き方をしたい。というような返答でした。


僕が言いたかったことは、まさにこれでした。ちゃんちゃん。




少し前ですが、ONLINE FASHION RESOURCE, F.TAPEに作品が掲載されました。



photo: Haruki Hirokawa Direction: Paku Skuda


こちら山崎潤祐氏によって新しく創刊されたuntitled magazineにも掲載してもらいました。素晴らしいeditorsレターでした。

photo: Leon Mark styling: Stevie Westgarth





表紙はエディ・スリマン撮影によるガレス・ピュー。
若手デザイナーにフィーチャーした、我々にとって有難い雑誌です。




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夏日が終わったなんて嘘八百な日記を書いてから3日。
あの日から3日間毎日汗だくだくです。

本日土曜日の午後はレッスンがなく、近所の友達とお茶しに30分ほど歩いて出かけたら、1リットルは汗が出ました。

手袋をはめて日傘をさして、腕の日焼け止めが鞄につかないように変な体勢で歩くと、普通に歩く場合の3倍は汗が出るわけです。
「雨降ってないし」
とかヤジも飛んでくるし。


その後カフェのクーラーでキンキンに冷えきってしまって病気になりそうでした。
日本を思い出しました。(イギリスはクーラー率が低い)



帰り、ついてくるネコを撮影した何もない動画。
ついてくるわりに私には1ミクロンの興味もないとのこと。


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夏日が続いたロンドンで、人々が恐れたもの。
それは、
これが夏のピークなんではないかということ。

そして、今朝の意外に涼しげな様子から察するに、どうやらその予感は的中し、夏日週間はフェイドアウトしていく様相を呈しています。

「こう暑くちゃ何も手につきませんね」
といって、汗をだくだくかいて、公式にぼーっとすることが許されるようなあの感覚が好きなのに。


発表会で生徒ちゃんたちにもらった花々が部屋のあちこちでむんむん香っていたのが夏日のピーク。




そういうわけでグルーミーな今朝は、キャンドル焚いてアンニュイな感じになっております。
日本でも人気、diptyqueのキャンドル。
ロンドンなのに、パリの香り。
例の夫の親友がキャンドル好きで、プレゼントしてくれました。
二人でLiberty(デパート)のキャンドル売り場でくんくんしながらキャッキャして選んでくれたMIMOSAの香り。



今日もレッスンに精を出そう。



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07.Jul.2010
今年はセーフ!
去年、日本から発表会用写真の台紙を送ってもらったら、税関にひっかかって税金をとられるわ配達に倍の時間がかかるわでブルーな思いをしました。

が。
今年はうちの親も念には念を入れて配送。
段ボールにいつものように食品などをつめつめにつめ、その間にバラバラにタオルにくるんで台紙を25枚ほど紛れ込ませて送ってくれて、見事通過。




今年は赤い台紙。
やっぱり日本製はよい!!

そして、やっぱり親は宝!

在英7年。荷物を送り続けてくれて7年の親。
ついでにいつもその荷物を笑顔でウチに届けてくれるParcel Forceのちいさいおっちゃんもありがとう!



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04.Jul.2010
映画館でSay Yes
毎日夏日が続くロンドンです。
昨日は生徒さんご家族とピアノを見に3軒のピアノ屋さんを訪れましたが、いいものに出会えず、無念のギブアップでした。

イギリス人の伝統を守り抜くけどモノを粗雑に扱うという矛盾しているようでうまく同居している習慣は、モノに対する価値観において日本人と大きな違いを生んでいる主要因となっていると思います。
欧米ピアノ好きの人はよく「YAMAHAの音が嫌いだ」とか言いますが、それって「木を見て森を見ない」日本人の視野の狭さを指摘しているだけではなく、実はYAMAHAの緻密で均質な音色が、逆にちゃらんぽらんな聴力に劣等感に似た嫌悪感を抱かせている場合も多々あります。

実際欧米ピアノ(ベーゼンドルファとかベヒシュタインとかスタインウェイ)は素晴らしいけど、お金に糸目をつけずに状態のいいものを入手できる人でない限り、コストパフォーマンスを考えて一般人が買い物するなら、結局YAMAHAに落ち着くのが賢明、というのが西洋のピアノ事情です。

欧米は、飛び級が5人、満点が3人、赤点が30人、平均点が40点。
日本は、飛び級が0人、満点が10人、赤点が1人、平均点が60点。

みたいな。
一長一短です。


夕方から、訪英中の大学院時代の友人と会いました。
ほぼ5年ぶりの再会です。
彼女は香港人で、いいとこのお嬢さんの例にもれずボーディングスクール(寄宿学校)からイギリスで教育を受けていて、その頃からつきあっている彼と今冬挙式します。
そのプロポーズが最強です。
ある日街の小さな映画館へデートに出かけた二人。鑑賞中に急に映画がストップしたかと思うと、彼が舞台に上がり、「結婚して下さい!」と叫んだそうな。
ライトがついて気がつけば、他のお客さんはみんな彼らの友人で、「Say Yes!」とはやし立てられ、「Yes」と言ったそうです。
ロマンティック〜。



日本と同じく、決勝トーナメント一回戦敗退の屈辱からいまだ抜けきれないサポーターの車。
ウチのフラットのパーキングにて。
昨日ドイツが勝ったので、メンツが保たれたイギリス人が昨日もやいやいラッパを鳴らして騒いでいました。




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すっかり更新を怠けておりました。
発表会以来、連夜来客が続き、全くブログに向かう余裕なく過ごしておりました。

昨日は、来月に挙式を控えた友人のヘアメイクトライアル。
新婦は台湾人ですが、日本のメイクが好きだと言うので、日本人のヘアメイクアーティストのKaoriさんを紹介して、ウチで昨日トライアルをしました。

普段ノーメイクで眼鏡っ子の彼女が、みるみる変身していくのが面白かったです。
気付いていなかった一面を発見。
Kaoriさんは天然キャラですが、ヘアメイクの腕前はフレキシブルでテクニカルでクリエイティブです。
何より新婦のオーダーにさくさくと応えてくれて、自我を押し出さず、これぞプロといった仕事ぶりです。




ティアラもベールもつけて、っと。



昨晩彼女はお泊まり。
今朝、朝のレッスン前にシーツなどを全部洗濯しようと思ったら、洗剤が昨日キレたということを思い出し、ブルーな私です。

暑い夏日の中、全くちぐはぐな日傘と手袋と帽子で農薬散布の人みたいになりながら買い物へ行ってきます。



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