ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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20.Aug.2017
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13日、ロンドンのテートモダンで開催されているWassilly Kandinsky 展に行ってきました。ピカソ、マティスなどと並び、20世紀を代表する画家とされる彼は、抽象画の先駆者であるだけでなく、舞台美術家、評論家、法律家など様々な顔を持っています。(マルセル・ブロイヤーの"ワシリーチェアーなら知っているけど。。という方も中にはいらっしゃるかもしれません。そうです、1925年にブロイヤーがデザインし、当時バウハウスで教鞭をとっていたカンディンスキーの住居で使用されていました。)


という誰もが知っている偉大な人物ですが、「誰もが知っている」人物って覚えるにはあまりにも多すぎませんか?今回は彼の紹介と展覧会の模様を少し書きたいと思います。


1866年、裕福な商人の家庭に生まれた彼は、幼少の頃から絵に興味をもっていました。1886年にモスクワ大学に入学し、そこで法学、経済学を学びます。
しかし、30歳の時にモネの"積み藁"との出会いをきっかけに画家の道を歩み始めます。
画家としてスタートした当初、彼の作品の多くはsong (1906)やRussian Woman in a Landscape  (1906)など風景画でした。
その後、造形芸術局(IZO)の演劇、映画部長や美術館の館長、モスクワ大学名誉教授など様々な仕事を経て1922年ドイツのバウハウスに赴任します。


この展覧会は、1900年初頭から、革命後に芸術の自由が制約を受けることを危惧し、再びロシアを発った1922頃までの作品に焦点を絞っています。これはちょうど、彼が徐々に抽象絵画の道へと踏み込んでいった時期にあたります。今まで英国で見られる事の出来なかった、50点以上の油彩画を含む、80点以上の作品を展示しています。


実物を見て私が個人的に感銘を受けた作品はimprovisation20 (1911)(写真上から3枚目)、blue segment (1921)です。その他にも、彼のコンポジションVII.(1913)など2m×3m近い大作を見るだけでも、この展覧会に足を運ぶ価値はあると思います。

2002年の東京国立近代美術館での展覧会を見逃した方もロンドンに足をお運びの際は是非。
06年10月1日まで。入場料は£10(8)
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