ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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25.Apr.2024
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今週の「週刊classic」vol.8は、ピアノの詩人ことショパンの「幻想即興曲」です。
どうして一人の人間から、こんなにも次々とかくも美しき憂愁の音楽が生まれ出ることができたのでしょう。
これを奇跡と呼ばずして、何を奇跡と呼びましょう。
 

彼が自身の苦悩と引き替えに我々に残してくれたもの、これを世の宝と言わずして、何を宝と言いましょう。

ショパンの曲は、簡単に演奏できるものではありません。本当の意味で彼の曲を弾くということには、深く広い理解と、それをカタチにする熟練したテクニックが要求されます。
 言葉でごちゃごちゃ言えることではないと思います。
 ただ、奥が深い、追いかけても追いかけてもつかめない、しかし常にその優しく切ない美しさでリスナーを包み込む音楽。
 彼の音楽を、沢山聴いて欲しい・・・と、そう思うわけです。



 ショパン国際ピアノコンクールという、ピアニストの登竜門である世界一権威あるピアノのコンクールが5年ごとにポーランドのワルシャワで行なわれています。
現在の一流ピアニストが、過去の歴代入賞者です。特徴は、課題曲が予選~本選まで、全てショパンの曲だということです。

その黄金のステージ(?)に2大会連続(1990年&1995年)「1位ナシ」という異変が起こりました。ピアノ界に不安の渦を巻き起こしながら迎えた2000年大会で、まさに新星の如く現れた若きスター、Yundi Li。
当時18歳の、カリスマティックな瑞々しい演奏に、世界が熱狂しました。(注:おまけに彼はかわいいのです)

まだコンクールの熱冷めやらん頃の来日公演を神戸で鑑賞した折には、いろんな意味でじーんとしました。


このCDに「幻想即興曲」が入っています。覇者Yundiの若さあふれる、精麗で爽快、それでいて豊潤なショパンは必聴です。
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ショパンは
永遠の憧れです!
生まれ変わったら、ピアノをもっと真面目に練習して、ショパン弾きまくりたいな~。そしたら郁子先生にも真剣にレッスンしていただけるのにぃ(笑)
Yundi Li ぜひ聴いてみます♪

れんちゃん URL 2006/07/17(Mon)22:24:50 編集
出た!
れんちゃんの副P思い出したら笑えるわ~。
どうして楽器が変わると子供になるんかなあ。かわいーよなー。
それでも基本的な雰囲気はやっぱりちょっとまろやかやったよなあ。根本には出るねんな~。
Yundiかわいいから応援したってねー。
【2006/07/18 05:01】
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