ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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26.Apr.2024
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22.Sep.2008
イタリー初日。
これの続き。


先週末のイタリア珍道中の模様をお伝えします。

今回参加したファッションの国際コンペは、イタリア北部にあるGorizia(ゴリツィア)という都市が、ファッション王国イタリアの威信にかけて精力的に行っているイベントです。

600以上の応募から晴れてファイナリストになった我々25名とその同行者たち50余名が、この町から歓待を受けることになりました。

       

Goriziaの風景には、妙に親近感が沸きました。
のどかでひたすら視界が広がっていて、所々に土地をふんだんに使用した近代的な施設が点在しています。




ショーの会場、ホテル、食事をするレストランやホテル、パーティをするお城やバーラウンジ、クラブ、その全てが15分から1時間のバス移動を要する距離に散らばっていて、何かにつけ50人がぞろぞろ貸切2階建てバスで移動します。審査員、ジャーナリスト、ゲストなどが揃った2日目以降は、バス3台で…

車窓より。




空港にはあらかじめ伝えておいた時刻に迎えに来てくれます。
会場についた順に、バックステージで各々コレクションの手入れ。




初日は主に顔合わせ的な感じで、全員が揃うまで、食べ物をつまみながら談笑。


夕方になって、みんな揃って市のタウンホールへ。
メディアの前で、開会セレモニー&カクテルパーティー。
市長が、「皆さんをご招待するにあたって相当お金がかかりましたが、その価値のあるイベントです。」と切実に挨拶。




その後バスで40分ほど移動して、遅いディナーへ。
コースで前菜、ステーキ、デザートと出てきて、みんな上機嫌。
特に我々の舌はロンドンで鍛えられていますから、喜びやすいのです。
でもさすがに11時半をまわるとみんな疲労の色を出し始め…



ホテルについたのは午前0時。
あらかじめ予約されているにもかかわらず、全員がチェックインを終える頃には、1時を回っていました。



ホテルはイギリスでもおなじみ、Holiday Inn。
まだ開業したてでキレイ。


スポンサーからのギフト。
チュッパチャップスやLevi's、H&Mなど。
その他常にミネラルウォーターとレッドブルは飲み放題。




一日目はとにかく暑かった…。
冬の気配さえ漂っていたロンドンから一転して蝉が鳴いてそうな真夏日で、体もびっくり、ぐっすり寝ました。

翌日へ続く…

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木曜日、FashionTVが主催するショーイベントでコレクションを出しました。

場所は日本大使館に程近い、Mayfairのナイトクラブ。



ソファ席につくには、1000ポンド(約20万)支払わないといけないいわゆる銀座のバー(知らんけど)よろしく高級モードかもし出しています。
が、あくまでここはラウンジバーなので、もちろんファッションショーをするような設備はないし、それどころか従業員が出入りする裏の廊下も必要最低限以下のスペースしかないようなお店です。
そんな店でモデルを歩かせようと思いつくところがなんというか業界ピープルの発想です。


といってもやるしかないので、人がすれ違うのがやっとという細い廊下にズラリと並べられたレールに、デザイナーたちは服をかけ、準備を。


開店前の店内。



9時開店を前に、入り口前には大勢が列を作っていました。
パーティの行われるところ、必ず人々は集まってくるのがこの国。


10時開始予定のショーは、余裕で1時間遅れ。
ここが日本ならみんな大激怒となるわけですが、パーティモードの中での待ちぼうけには俄然忍耐強いのがイギリス人!

いよいよショーの準備開始となったら、裏手の細い通路はまさに戦場でした。
モデルは1巡したらすばやく裏で着替えて、また出なくてはいけないので、デザイナーとアシスタント合計10人以上に、モデルが何十人もすし詰めの廊下で、裸でギャーギャー怒鳴りあいながら服や靴を探して大騒ぎ。

「Don't SHOUT at me!!!!!!!!!!」
と叫ぶモデル。

待っている間に親切なおっちゃんに一杯2000円もするジントニックをおごってもらったので、これは飲まねばと思い、飲めないトニックをストローでチューチュー飲んでフラフラしていた妻は、とりあえずレールの下に隠れていましたが、しゃかりき頑張った夫は終わった頃には呆然として、人のシャンパンをくすねていました。




大喜びしているFashionTVの主催者を尻目に、デザイナーたちは疲れ果てて大荷物を手に帰っていきました。

我々が帰宅しましたのは午前2時前。

今回のイベントも一種のコンペだったのですが、選ばれてひたすら嬉しい場合と、若干そうでない場合とがあるということが、とりあえず分かりました。

後は、ぶさいくな表情がオンエアされないのを祈るばかり。



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みなさん、ロンドンファッションウィークの季節です。
今日は、午前中に、自然史博物館の前庭に設けられた特設テントにて行われているエキシビションに行ってきました。





去年もこのイベントの様子をお伝えしましたが、今年も外観は同じで、中身のデザインが今年の方がいい感じ。




ロンドンが誇るハイストリートファッションのジャイアント、TOPSHOPがスポンサーになって、ロンドンベースの若手デザイナーが集結しているNew Generationのコーナーは、昨年よりもキレイでこざっぱりした雰囲気に。






帽子デザイナーとしては人気随一のステファン・ジョーンズやルイ・ヴィトンの2007年ニット作品でおなじみのサンドラ・バックランドがいました。


すでに終わったニューヨークや、続いて行われるパリ、ミラノのゴージャスなコレクションに、ロンドンらしいポップ感で対抗しているところがいつも健気です。

あ、イタリアレポートが、今日も書けなかった。。。
また明日


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帰って参りました。
11日の朝、ロンドンを発ち、イタリアのゴリツィアでの3泊4日、そしてベニスでの1泊旅行を経て、今朝3時に帰宅しました。
スケジュール的にはハードで、体力勝負的な日々でしたが、疲労困憊した体ながらに今思うことは、とにかく楽しかった!の一言。


コンペでは残念ながら賞は逃したものの、25人とデザイナーと、その同行者たち(ほとんどが友人、兄弟姉妹、両親とともに参加)総勢50名以上が日夜行動を共にし、交友を深める素敵なイベントでした。

イタリア、ドイツ、イギリス、アイルランド、オランダ、ベルギー、スロベニア、スイス、スペイン、ブルガリア、オーストラリア、イスラエル、デンマーク、スウェーデンからの出場者たち。
我々だけアジア人。
人種のるつぼロンドンに慣れた我々にとっては久々に、四大人種でいうところの、50人のコーカソイドの中の唯一無二のモンゴロイド、というシチュエーションでした。


4日目にべニスへ発つまで、自分の財布を使うことなく、食住の世話をすべて主催側が負担してくれて、会場やモデルもハイレベルで、ショーも満足のいくものになりました。

ちょっとずつお伝えしていこうと思っています。
とりあえず、あさっての夜に、また別のショーがあるし、妻の仕事も今日から再開で、のんびり寝転がれるのは、まだ先…

とりあえず、スナップを数枚。




      umko


      











      







脇下に捕獲される図。
(ホテルのバーカウンターにて。メンズデザイナーのウーリックとリネ)



また明日!





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09.Sep.2008
デビュー。
昨日は、Ranposkiのレーベルが、マーケットに初出店したのでアシストに行きました。


メンズアクセサリーが目玉のレザーグッズなどなど。
老若男女必見です、これは。




ロンドンの東部は、その昔は治安の悪いごみごみした地帯だったのが、今ではすっかりトレンドの発信地として国際的にも名高いホットなエリアに変貌を遂げました。
依然ごみごみ感が残るのも若者のおしゃれ心をくすぐっているという気も。


週末には、Brick Laneというストリートを中心に人々が集い、Spitafields market、Sunday up Market、Backyard Marketとマーケットが軒を連ねます。
これらのマーケット(屋根のある大きな会場)に出店するにはリストに名前を載せて順番待ちが必要という人気ぶりで、オリジナルの服、古着、アクセサリー、かばん、くつ、食品、食器、あらゆるストールが一堂に会します。






駐車場にはロンドン得意の赤い二階建てバスを再利用したカフェ。みんな大きいのに、こんなに小さいところにぎゅうぎゅう詰まってお茶を飲む姿がかわい過ぎる。



当分、Backyard Marketに出店予定なので、是非一度お越しを!

The Old Truman Brewery,
91 Brick Lane,
Tower Hamlets,
London, E1 6QL

センスの光る男前がデザイナーその人です。



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ユニクロにしろ、無印良品にしろ、日本の値段を知っているのにイギリスの物価で買うのは、何気に気が重い。
それでも質と価格のバランスは、ロンドンではやっぱり上位のこのブランドたち。
やっぱり買ってしまうのです。

最近、色気づいているユニクロでは、とんでもないものが売られていたりもしますが、

ここではシンプルなパーカーを購入し、


地味にアレンジして着ます。

イタリア帰りの、師のリベットを拝借して、





こことか、




こことか。


ちょっと嬉しい。



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28.Jul.2008
おしゃれお帽子
ここ一週間すっかり夏日のロンドン。
日差しがじりじり暑いのなんの。
毎日窓をのぞけば一階の人々が庭にチェアを出して読書を楽しんでいます。彼らのピンクを通り越してまだら真っ赤になっている皮膚を心配するアジアン。

そんな毎日のお出かけに大活躍なのがこれ。
お友達がプレゼントしてくれた帽子。
彼女のオリジナルです。

布地はリバティのもので、車柄の方は彼女が配色を手がけたというこれまたオリジナル。




一見キッズ柄のような模様は、遠目にはいい塩梅に落ち着いて見える絶妙の配色でお気に入りです。花柄は見たとおりのかわいさ。



一応左がざっくりのメンズのリバーシブルで、右が小ぶりなレディースです。
でも、われわれ夫婦は頭のサイズが全く同じなのでアル。



沖縄で染めを学び、イギリスでテキスタイルを仕込んだほんわかな彼女のよい味が出ているお帽子です。


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