ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
[194]  [193]  [192]  [191]  [190]  [189]  [188]  [187]  [186]  [185]  [184
17.Apr.2024
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

去年から再三続いていたことなのですが、うちの耳の聴こえない隣人を、時々女性が尋ねて来ていました。
彼女も耳が聴こえないので、うちのフラットの玄関でいつも往生します。
目的の家の番号でインターホンを鳴らすと、中から住人が応答し、ドアのロックを解除します。するとビビビビビ、と音が鳴って、外の人はドアが開く状態になったことが分かるのですが、耳が聴こえないとその一連の行動がとれません。


で、問題は、その女性がなぜかいつもうちのインターホンを鳴らし、「私は耳が聴こえないので、どうか下まで降りてきてドアを開けて下さい」と訴えて来るのです。
はじめは言葉も聞き取りにくく、誰かのいたずらかと思いましたが、延々とインターホンがなり続けるので、おかしいと思って夫が下におりると、女性がドアの外で待っていました。

聾唖の知人を訪ねてきたけど、部屋番号が分からない、というので、「あ、それならうちのお隣さんです」ということで、一緒にドアをドンドンやってみましたが中は留守の様子。
その日はそれで女性が帰りましたが、それ以降も数回これが続き、毎度隣人男性はお留守。


そして先日、またその女性が登場し、同じように隣人は留守、「あきらめたら?」と言っていると、「トイレを貸して欲しい」というので、うちのトイレを貸しました。
すると留守のはずのお隣から女性が出てきました。
あら、居留守だったのね。

その後分かったところによると、いつも尋ねて来る女性はどうやら隣人の元カノで、中から出てきたのは現在の彼女。
当然うちのトイレから出てきた元カノと、今カノが廊下でバトルを開始。

「ひえー」と思った妻は、口角泡飛ばしてケンカする二人から、さっさと退散しました。



知らない内に、元カノのストーカー行為の片棒を担いでいた我々でした。



さて、今週の週刊classic、これまた情熱的にビビビ!とくる名曲です。

ツィゴイネルワイゼン
これは発売してすぐに買って、随分聴きました。
矢部達哉の清涼感あふれる音色が、魅惑的な音楽をさらりと嫌味なく謳いあげていて、おススメです。
自身がコンサートマスターをつとめる東京都交響楽団との録音なので、息はぴったり。
この人には、なんというかレスリー・チャンみたいな雰囲気のある艶があって、音色にもそういうキャラが出ています。



ツィゴイネルワイゼン~ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン

名盤中の名盤、ハイフェッツの名演。
ニューバージョンとして出たようです。
サン・サーンスがサラサーテのために書いた「序奏とロンドカプリチオーソ」も収録されています。一枚で2度おいしい!


↓は、買おうと考えているDVD。1980年の鈴木清順監督映画「ツィゴイネルワイゼン」です。
夫の大学の図書館で借りようと思ったら、この作品に限ってありませんでした、残念。

大正の鎌倉湘南を舞台に、サラサーテのレコードをめぐる男女4人の怪奇ストーリー。
1980年キネマ旬報ベストテン第1位、ベルリン映画祭・審査員特別賞、ブルーリボン賞最優秀監督賞等受賞、というふうに評価も高く、ストーリーもおもしろそうです。


ツィゴイネルワイゼン デラックス版
ジェネオン エンタテインメント (2007/03/21)
売り上げランキング: 23701
おすすめ度の平均: 5.0
5 幽玄
5 絶対デラックス版に買いなおしたほうがよい。
5 闇の中の極彩色






よろしければ↓のバナーを一回クリックして、ブログランキングの応援をどうぞよろしくお願いします…!!
どちらのバナーでもOKです。
にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 ライフスタイルブログへ




PR
この記事にコメントする
Name
Title
color
Email
URL
comment
password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
なかなかない体験されていますね~。
大変でしたね。
クラッシックの紹介でピリっと締まっていたのに
感心しちゃいました。
クラッシックは好きですが、基本的に
TSUTAYAでレンタルして、気に入ったら購入
パターンを取っています。
帰国したら、いろんなクラッシック、
聞いてみたいと思います。
皆とお茶しているときに、さりげなく流すのが好きです。

それと、先日のコメントの件ですが、了解でっす。
わざわざ、お知らせ戴き、ありがとうございました。

あおい URL 2008/01/29(Tue)18:48:54 編集
あおいさん☆
そうなんですよねー、変な体験ばっかりで、変なフラットですー。
TSUTAYAでCDレンタルって、懐かしいなぁ。帰国したら久々に行ってみよう!
クラシックはじっくり聴くもよし、BGMにもよしっていのが強みですよね☆
あおいさんは、今頃帰国の準備で大変なんでしょうか?!
帰国までにはいや~な事件は起こらないで欲しいですね♪
【2008/01/30 04:31】
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
London
書き手
counter
ブログ内検索
東日本大震災へ寄付

これから長期に渡る支援が大事。
細く長く頑張りましょう!



↑英国在住者↑


カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
mobile
忍者ブログ [PR]