ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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19.Mar.2024
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いやはや、決まりましたね。
346人がすでに書類選考によって世界中から選ばれし精鋭であったにも関わらず、更に215人にしぼられました。
AKBで1位になるのだってすごいことですが、この数を考えたらぞくぞくします。
審査する方も相当な体力を要しますね。
心身ともに健康でなければ勤まりません。








あ、申し遅れましたが、ショパンコンクールの予備予選を通過した本大会出場者の話です。
予備予選参加者は現在の段階で346人中68人が日本人で、国籍で競ったら圧倒的世界一です。
以前お話したとおり、今月中旬に行われた予備予選を215人(内41人が日本人)のピアニストたちが通過しています。

5人に一人が日本人です。
これは本当にすごいことです。

よく、日本人は平均的にレベルが高いけど、突出した人が育たないと言われますが、もはやそれがどうした?平均値が高いことだって立派に世界において突出した強味だ、と声を大にして言いたい。

海外に住んでいると、「日本人はナイスだけどパンチがきいていない」とか「ポライト(礼儀正しい)だけどはがゆい」みたいな典型的→魅力に欠ける的評価に対して、「無礼で性格悪くて雑だけど天才肌」に負けず劣らず長所じゃないか、と思うのです。

そろそろ「破天荒=魅力的」という図式にあきてきたからでしょうか。


それともう一つ。
世界大戦以来日本人が世界に対して抱いている「異常なまでの卑屈な精神」が生んだであろう、逆差別。
よく日本で認められなかったアーティストが、先に海外で認められて逆輸入されて国内ブレイク、みたいなことがありますが、まさにこれです。
「世界の皆さんがよいと言うなら、我々としても応援します」
ではなくて、そのへんはちょっとイギリスなんかを見習ってもらいたい。

イギリス人だからってことで何に関しても評価が倍増するこの国は、ある意味その精神が実はガランドウのこの国を未だ大帝国然と構えさせている所以である気がします。

というわけで、私は今回は日本人というだけで堂々とひいきして勝手な審査を行おうと思っています。



よその国の「自国贔屓」にあてられすぎて、対抗意識を燃やす私より。




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そのとおり!
いつもブログとてもたのしく拝見しています。
同じく海外に暮らす者として、”ほんっっっっとうにそのとおり!!”と思わず頷きながら読みました。
どんどん対抗意識、もやしちゃってくださいー。
someone 2010/04/30(Fri)05:36:04 編集
someoneさん☆
ようこそー!
力強い応援をいただいてうありがとうございます!
ここはやっぱり一致団結して、プラウドオブジャパニーズでいきましょう。
共感していただけてうれしいですー☆
またのお越しをお待ちしています。
【2010/05/01 03:49】
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