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07.Feb.2009
究極のストレスと癒し
究極のストレスと癒し
昨日は、二度目の雪が期待(?)されていましたが、意外にあっさり終わりました。
夜7時半からバービカンセンターでペライアのコンサートに出かけました。
アメリカ人ピアニストで、イギリスの国際コンクールで優勝した縁もあり、イギリスでもなじみのペライア。
昔から好きなピアニストなので見逃すわけにはいきません。
たまたまレッスンも早く終わり、生徒さんに駅まで送ってもらって、滑り出し好調。この分だとセンターで夫と落ち合った後食事も出来そうな感じ・・・と余裕ぶっていたら、まあ来ないこと来ないこと、電車が。
半分体が凍った頃にやっと来たと思ったら、まあ進まないこと。
やっと3分の1くらいの道のりを進むのに100万年かかって、もはや晩御飯どころかコンサートそのものにも遅れそうな勢いです。
「先ほどLiverpool Street付近で信号の故障がありましてー、セントラルラインが少々遅れておりますー、現在修復作業中ですので、電車が進めませんー、しばしお待ちをー」
というアナウンスを1000回くらい聞かされて、電車は延々徐行運転か、一時停止。
しびれを切らして、途中でサークルラインに乗り換えてもまたこれがのろのろ運転で(こちらは特に理由なく)、ようやくセンターにたどり着いた頃には、コンサートははじまっていました…
一曲目のバッハのパルティータ1番は、思い入れの深い曲だったので、もう十円はげが出来そうなくらいイライラしました。
会場で落ち合った夫と2曲目以降から聴く事ができましたが、ペライアの相変わらずの流麗でいてポップで、かつ人間味あふれるピアノを聴いているうちに、先ほどまで大噴火を起こしていた神経は、ぴたーーっと静まりました。
昨夜のペライアは、ベストとは言いがたいコンディションで、小さな事故も頻発しましたが、そこに妙に人間らしさを感じて、かえってささくれ立った神経には程よい癒しとなりました。少々心配になって緊張する場面もありましたが・・・
いい加減な電車事情にも寛大なイギリス人たちは、音楽家の微かな不調にも寛容で、スタンディングオーベーションでアンコール2曲ももらいました。
昨日までちょっと忙しかった夫も、寝不足の疲れた神経をペライアのベートーヴェン、ブラームスに癒してもらいました。
あー小憎たらしいイギリスよ。
飴と鞭で今日もなんとなく丸め込まれた夫婦です。
妻が地下鉄内でピキピキしていた頃、地上では世界最小車がピカデリーサーカスをかわいく走行中でした。
Ripley's Believe It Or Not!ミュージアムの展示品だとか。
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