ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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03.Feb.2025
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昨日、やっと妻の携帯をアップグレードしました。
携帯に執着がないのは10年以上も前から。
iPhoneブームにも関心薄く、自分の好きなデザインであれば、多少古い機種でもOK。
イギリスではその感覚がさらに増し、(日本のように携帯王国ではないので)機能にはさしてこだわらず使っています。

Vodafoneに行くと、新人のお兄ちゃんが一生懸命アップグレードをしてくれました。
以前「高いから他の会社に変えます」と言ったら、特別に安いプランを提供してもらい、そのまま2年経っていました。
「そのままの料金で、携帯だけ新しいのをください」と言ったら、
新人のお兄ちゃんはマニュアルにないことは出来ないらしく、結局マネージャーが登場して、あれこれやってくれました。
Sony Ericsson C902が欲しいと言ったら、
「£20です」
と言われましたが、不服そうな顔をすると無料にしてくれました。
「新人の仕事を辛抱強く見守ってくれたお礼」とのこと。


さて、携帯にはこだわらない妻も、着信音には一丁前に多少こだわります。
なにしろあの電子音がきらいなもので、必ずCDから落とした音源を使います。
昨日までは

呼び出し音 → 「バッハ / ヴァイオリン パルティータ 3番ガボット」





テキスト音 → 「バッハ / 無伴奏チェロソナタ 1番 プレリュード」



でした。
なんという素晴らしい曲を作ったのだ、バッハよ。

大好きな曲はいろいろあれども、冒頭からパンチがきいていないといけないし、あんまり厳かすぎて聴き取れないような低音のものもいけないし、かといって、やっぱり携帯が鳴る時には、風情のある感じが欲しいし、意外に選曲が難しい。

で、今回も昨日から迷いに迷った挙句、呼び出し音はバッハのパルティータ続投で、テキスト受信音はコレにしました。

「ヘンデルのハープ協奏曲」



これで、当分はテキストを受け取るのが待ち遠しい感じに。


昔は自分で音源を入れることなんて出来ず、チャルメラみたいなノリだったのに、着信音もそのうち三和音になり、そのうち好きな音楽を入れられるようになり、スピーカーの性能もあがり・・・
はじめて携帯を手にした大昔を振り返る大人な妻でした。










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昨晩は、久しぶりの友人が遊びに来てくれました。

彼女は日本人ですが、こちらで育ったため、日本語の難しさというのを、我々とは違う観点で感じています。
「もみあげ」と「おみやげ」が区別つかないなど。

特に、名前を覚えるのが難しいとか。
それは確かに、我々も、外国人の名前を覚えるのは、日本人相手の場合の100倍は難しいと常々思っているので賛同。

例えば彼女は、「スマップだったら、全員知っている」と言うのですが、実際名前を挙げてもらうと、
「キムタクと、シンゴと、カトリと、ゴローと、シナザキ。」

一名重複した上に、見知らぬ人が一人入っていました。


子供の目線というのはおもしろいという話で、彼女は幼少の頃、人の皮膚の色で人種を区別するのがどうしても分からなかったらしく、
「黒人さんの友達が多いね」と言われてもどの子のことか分からず、まして自分が「黄色い人」であると言われても一向理解できず、人間はみな一緒に見えていたという。

確かに、妻がこれまた幼少の頃スイスのインターナショナルスクールに通っていた時、皮膚や髪の色よりも何よりも、一番衝撃的に気になった違いは、
「自分以外の人はみんなまつげがくるんとカールして上を向いている」ということでした。
それだけが唯一自分が回りと違う点だと思っているところがミソです。
でも実際に彼らから見た妻の驚きは、見たこともないような不思議なボックスに入ったランチを持ってくるという点でした。
これが、インターナショナルスクールに、ささやかな「お弁当ブーム」を起こしたゆえんです。
なにしろ20年以上前の話ですので。



意外に、現在定められている人種の違いというのは、例えばいろんな人種が世界中にもとから混在して生息していたら、全く違った区分けをされた可能性もあったということですね。

一度固定概念を持って見てしまうと、そういう感覚は絶対覆せないものの、子供の頃の自分の感覚を思い出すと、頭が一旦液体化するような気がします。


まだ小さい生徒に、
真っ黒な四分音符と、中が白い二分音符を見せて、
「何が違う?」と聞くと、
たまに、
「こっちの方がとんがっている」「こっちの方が太い」
という不思議な答えが返ってきますが、彼らにとっては至極全うな回答なのかもしれません。
たとえそれが印刷の都合であろうと、「正解!そのほかには?」と言うようにしています。


この友人は、お父様が車屋さんをはじめいろんな会社をやっていて、その関係でもらった「My ハサミ」。
オリジナルブランドのプロの美容師さん用ハサミです。ちゃんと妻の指サイズ。


素人にはあるまじき超高級品ですが、宝のもちぐされにならないように活用しようかと思います。
でも切り方がワカラン・・・


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今日は、日曜日なのに、買い物などに行っているうちに、なんだかやけに疲れてしまいました。
すると、無性にタイ料理が食べたくなってしまったので、夜、知り合いのバースデーパーティに顔を出す前に、噂によく聞く安いタイレストランに行くことにしました。


友人を一人誘って行ったのが、Eastロンドンにある、Charlie Wright's International Bar






本当に安くて、ボリュームもあり。
見た目は普通のバーで、ライブが売り。飲んで踊って、タイ料理もしっかり食べられるというマルチなお店です。
人気があるはず。ただし、店内が暗い。


とりあえず急な食の欲求は見事に満たされ、パーティに顔を出して、うつらつらしながら終電で帰ってきました。
やはり、我々は夜が苦手。
かといって、朝も苦手。

あー、もう新しい一週間のはじまり。起きたらがんばろう!





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今週は、都合により家の整理整頓の必要に迫られ、せっせといらないものを処分し、ごちゃごちゃしたところを整頓して、使える空間を増やす、という作業に勤しんでおりました。



ピアノのレッスンをしているため、リビングの半分は収納には使えないので、ベッドルームとスタディルームをフル活用しなければなりません。
得意のDIYでトンカチかんかんやって頑張りました。
ミニサイズの我が家に、大家さんがセレクトしてくれたのは、余分な外枠プラス両サイドの引き出しが思いっきり大胆に場所をとっているキングサイズベッド。
なんでやねん、と言いたいところ。

所有物の少なさには定評のある我が家ですが、今回はかなり苦戦。


リビングの棚もぴしっとしてみました。


大家さんの家だから、家具は大家さんの趣味。
我々の持ち物は、半分はもらいもの。
それに我々の嗜好をミックスさせて、うまく雑多⇒居心地いい空間を生み出すのが、苦労でもあり、結構楽しかったりもし。


意外に知られていないユニオンジャックの詳細。
複数の要素を混在させて、かっこいいものが作れるという例。
      
Quate from http://image.blog.livedoor.jp/dqnplus/imgs/a/7/a71ce240.png

明日は待望の(?)日曜。
Have a nice weekend!

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「日本人はシャイ」
とはよく言われますが、もちろん個人差がありまして、我々からすると「シャイね」と思えるイギリス人が沢山います。

特に、アジア人と交流をもったことのないイギリス人というのは、意外に我々に対してシャイであったりします。
うちの近所にもそういう人が何人かいます。

基本的にイギリスでは、知らない人でも、道ですれ違ったり目があったら、挨拶したり、少なくとも笑顔を見せ合うのですが、たまに、意識的に顔を背けている人がいます。

そういう時には、一度、
「Hello--!!」
と元気よく挨拶してみると、次回から打って変わってフレンドリーになってくれます。


うちのおむかいさんもそのクチで、彼はとくに同じ階の別の住人とドアの閉め方がうるさいとかで大喧嘩していたこともあり、近所付き合いを避け気味の人でした。
ある日妻が預かっていた荷物を届けようとドアをノックしても、全く出てこないことがありました。
しつこくノックしてみてしばらく待ってみても出てこないのですが、なんとなく「居留守だな」と思った妻は、一旦部屋に戻り、ドアののぞき穴からのぞいていました。
しばらく経つと、案の定向かいのドアがそーっと開いて、彼が顔だけ出してこっそり廊下を見渡しています。(彼のドアにはのぞき穴がない)

そこで妻は、「He-y!」とドアをバッと開けました。
彼はぎょっとしてあわててドアを閉めようとしましたが、
「荷物預かってるよ」
と言うと、彼はそろりと(なぜかパンツ一丁で)出てきて、実際に荷物を渡すと、無言でそれを受け取り、確かに自分宛の荷物だと分かると、
「これ、いつ来た?」
と不信な顔で尋ね、
「2時頃だったかな、いなかったでしょ?」
と応えると、突如ぱーっと笑顔を浮かべ、何度も礼を言って、
「Take care! Good night===!!!!」
と至極ご機嫌になりました。


それ以後、彼がフレンドリーになったことは言うまでもありません。
一体我々のことをナンだと思っていたのでしょうか。


タイムズより。
経済状態を表情に反映させるゴードン・ブラウン英首相。





もうすぐハロウィン。
昨日カナダのとある湖で、巨大パンプキンたちが水しぶきを上げていたそうです。



1ポンド250円の時代はまた復活するのでしょうか。



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4年前、貧乏学生時代に、先輩から譲り受けた掃除機がありました。
毎日よく働いてくれましたが、うちの安いカーペットを掃除するには、普通のT字先端は役に立たず、絶えず細い先っぽで一つ一つのゴミをえっさほっさと取り除かないといけません。
そういう使い方の果てに、酷使された先っぽは割れてしまい、部品購入をしようとしたら、もうその製品自体製造中止になっていました。
仕方ないので、もう一つのブラシの先端を毎日使っていましたが、それもやがて毛が全部抜けてしまいました。

こうなったら、まだ壊れてはいないものの、うちでは使用不可。
でも、なんだか大きい電機製品を廃棄するのは人として心が痛む・・・

というわけで、T字の先っぽだけですが、誰かいるなら持っていって、と張り紙をつけてフラットの玄関口においておいたら、速攻なくなっていました。

素晴らしい。
多分5000円くらいの掃除機、しかも古いのに・・・
ボロボロの古い車が町を元気に走り回る国、イギリスならでは。



現在我が家の掃除には、コレが孤軍奮闘しています。
小さい家だから、小さい掃除機。
ハンディなのに、家中を担当。



ガンバレ!!



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ここでは、例えばきゅうりやさつまいもやキャベツは、日本のそれとはちょっと違います。
しかしながら、みんなその違いには目をつむって、かったいキャベツでお好み焼きをしたり、水っぽい太いきゅうりで酢の物を作ったり、郷に入りては・・・的生活を送っています。

そのひとつがこれ。
なんちゃってタラコ。


なんちゃってというか本当にタラコなんですが、いわゆる塩漬けにはなっていないので、とろっとしたタラの腹子なのです。
そのまんまのとろっとろバージョンもありますが、こちらのプレスされた圧縮タラコはちょっと日本のタラコに近く、我々在英ジャパニーズは、これでタラコスパを作ったりして満足しています。



目をこらすと、ブツブツが見えます。
これはこれで、はまる味。



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