ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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03.Feb.2025
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子供の頃、歌のお稽古がある水曜日は、決まって雨でした。
いざ、という時に雨が降るのは、妻の宿命です。

さて、先週末は南の方に住む友人の家でBBQをするべく、土曜日の夜中にロンドンを車で出発。
スピード狂の友人のお陰で、日にちが変わる前に到着。


庭がない我が家では、常にBBQ熱に浮かされており、階下の住人がBBQをするたび、その匂いに刺激されてインドアBBQをしていましたが、今回はちゃんとお外で。



翌日は、ご覧の空模様。
以前この家でBBQをした時も、見事に雨でした。



それでも計画を変える気はなし。
屋根を製作開始。
BBQの準備がすすむにつれて、雨が本格的に降り出しました。



ボタボタ雨に打たれる屋根の下で、コートを着て、それでも最高に美味しいBBQ。
ビーフもポークもカルビもイカもエビも全部たいらげてご満悦な頃、雨脚が弱まってきました。
終了と同時に雨は止む。




翌日はよい天気。
もう帰る日だというのに。
でも、写真からguessできるかと思いますが、ガス欠で車が路上でストップしてしまいました。
メンズが1時間かけて徒歩でガソリンを買いに行ってなんとか再出発。



Littlehamptonからロンドンへの道は、きれいな田園風景です。
イギリスでは、街から街へ移動するときには、いつもこういったのどかな景色が広がっています。












雨は多いし、夏は寒いけど、イギリスが好きです。


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イギリスの学生などは、ほとんどがフラットとよばれる一軒家を何人かでシェアして住んでいます。
各自一部屋キープし、キッチン、バス、トイレは共同で使う、というシステムです。

大学の掲示板なんかには、電話番号の書いたフラットメイト募集のチラシが貼ってあり、そこから大家さんに直接連絡をとって部屋を借りると、即日引越しも可能だったもするので学生には便利です。

でも、誠実で人のいい大家さんは本当に少なく、なんだかんだ言い訳をしてデポジットを返金しなかったり、洗濯機や冷蔵庫が壊れても修理をしぶるったりなど、あたりの悪かった住人は本当に苦労が絶えません。
それはシェアハウスでなくても同じこと。
我々も、一度、しぶちん老人の大家さんにあたって、家賃を一ヶ月分多く請求されそうになったりしました。そのくせ天井の飾りが落下してきたり、油断もすきもない家でした。
金銭のトラブルは、卒業したらすぐに帰国しなければならないし、裁判を起こす時間も語学力も知識もない、という外国人留学生によく起こっていました。



現在の大家さんは、不動産屋さんを通さずに個人交渉した人ですが、欲のないいい人で、それがこの家に気持ちよく2年以上住んでいるゆえんです。

2006年に今の家に越して来たときには、イギリスでの住居探しにもちょっと年季が入っていた我々でしたので、


  ●水道がタンク式ではなく、湯沸し式であること

  ●キッチン、トイレ、バスの蛇口が、冷温一つになっていること
  (イギリスは、いまだに冷水、温水が別々の蛇口から出るパターンが多い)

  ●使い古しの寄せ集めのような家具が置いていないこと
  (ここにずばり大家さんの性質があらわれる。)


という必須項目のチェック。
これらの条件を満たしているということは、ほぼ大家さんがどけちで悪質な人ではない、というある程度の目安にもなります。


さらに職業柄、

  ●角地にあるか、または防音がしっかりきいたフラットで、ピアノ教室を出来る条件である

  ●キッチンがリビングときっちりセパレートになっている
  (料理の蒸気からピアノを守るため)


という条件を満たしている家を探しに探して、この家を発見。




ちなみにうちの大家さんは、ノベルティのデザイン、製造、販売の会社を経営しているのですが、先日彼のデザインプロダクトに添付する日本語説明に助言をしたお礼に、彼がデザインした車型マウスと犬スピーカーをもらいました。


モデルは、イギリスの自動車メーカーTVRのタスカン。

(*webより拝借)


意外や意外、使いやすい。
ナゼだろう。
やるなあ、大家さん。
日本でも、ニッセンで販売されるそうな。
「ニッセンってどんなマガジンなの?」と聞かれて、説明に窮した我々。


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敬愛なるRanposki氏夫妻が、昨晩お誕生日会ということで、招待してくれました。

同じく7月蟹座生まれのA君夫妻とSくんと全員を、手巻きとケーキでお祝いをしてくれました。
イギリスでは、通常お誕生日の本人が人を招いてパーティーするのですが、そこがranposki夫妻の人柄です。
      



またお料理がお上手で。本当においしい。


いつ来ても完璧なranposki邸。



楽しく美味しいEast Londonの夜がふけていきました…
そして、以前からこのブログでやいやい誕生日ネタをやりすぎて、すっかりぼやけてしまった本当のお誕生日は、本日、7月20日。
夜は二人でまったりたこ焼きー。(また…!)


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昨晩は、仕事が偶然早く終わったのもラッキーなら、心配したお天気が芸術に味方してくれたのもラッキー。
夜7時からトラファルガースクエアの巨大スクリーンで、ロイヤルオペラが無料鑑賞できると友人が誘ってくれたのですが、こんなおいしい話、行かない手はありません。


演目は、モーツァルトの「フィガロの結婚」
浮気性の人々が繰り広げるラブコメディです。
今回のイベント用とあって、一般客を意識したかなりギャグ要素の濃い演出で、観衆はちゃんとウケていました。
とにかくヨーロピアンは、ドリフ的笑いが大好きですから。


日ごろこんな感じの広場が、




こんな感じに。




今日はさすがのライオンも目立ってない。


奇跡的にこんなどんより曇り空のまま、3時間半の長丁場をお天気は耐えてくれて、狭いところで、中腰のまま、アウトドアオペラを楽しみました。


伯爵夫人役のミラノ出身のソプラノ、Barbara Frittoliがよかったです。
フィガロ役もイタリア人で、さすがイタリアンが「オペラ=娯楽」の真髄を魅せたといった感じ。


オペラを見て、げらげら笑って、夏の夜を野外で楽しむ、という感覚は、コストの問題、騒音の問題など、実際日本ではほぼ実現不可能なイベントかと思います。
実際、オペラがどうこうなんて、二の次で、イベントがあればやってくる、そんな適当な大陸気質がイベントを盛り上げるのかもしれません。
画面よりもお互いの顔を見て、終始チュッパチュッパしているカップルだって、立派にオペラをエンジョイしているのであるからして。

それにしても、休憩込みで3時間半は冗漫すぎる、と思ってしまう現代人な自分の感覚が贅沢です。

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16.Jul.2008
卒業式
昨日は、夫のBAの卒業式でした。
この度、おかげさまで第一級学士を取得することが出来ました。
天気にも恵まれ、楽しい一日になりました。

場所は、有名なウェストミンスター大寺院のそばに建つセントラルホールです。(引っ張ってきた写真↓)


パイプオルガンも設えてある立派な会場。


はちゃめちゃなオルガニストの演奏に合わせて、役員、教師陣が入場。


一人ひとり、名前を呼ばれて賞状を受け取るシステムは、日本と同じ。


出席していない友人が多く、少し残念でした。
ガウンが心なしか小さかったのも少々気がかり。
でも、楽しいセレモニーでした。


午後は通常通りレッスンに励んだ妻の仕事が終わってから、遅い夕食をとりにtosaに行きました。
噂にたがわず、ほんまにおいしいお店でした。
また来ようとうなずきあった日本食は、すしひろ以来!


焼き鳥も揚げだし豆腐もてんぷらそばもおにぎりも、全部リーズナブルでおいしいです。
ロンドンの方には確かにオススメのお店。
Stamford Brookから徒歩2,3分です。






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大丈夫。
数分歩けば、広大なフィールドがあるのがイギリス。
今日は二人とも何となく疲れていて、とぼとぼ夕方の散歩に出かけました。


Southamptonのホームステイ時代は、本当にだだっ広い公園が至るところにあって、というより、街にはそれしかなくて、みんなで休日をよく芝生の上で過ごしたもんだ、と二人で懐かしい気分になりました。
      

ぼーっとするだけで、だいぶ充電されます。
      


金曜の夜は、お別れ会と銘打って、今年最大の酔っ払いが出来上がった晩餐でした。
昨日もお友達が来てくれて、夫が新作、長いも焼きを試作。
居酒屋化が進んでいます。


ようし、明日からも頑張ろう!
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日々の暮らしギリギリ隊の我々は、とにかく変なトラブルだけは避けたいと強く願いつつ生活しております。
とにかく、電球の切れるのは異様に早いし、水漏れはしょっちゅうだし、ドアの大きさの割りにネジがちっこくて傾いてくるし、小さな生活トラブルは日常茶飯です。
ちょっとアンラッキーな人は、さらに電話が不通になったり、停電になったり、インターネットが遮断されたり、水が出なくなったり、何かと意味不明なトラブルに悪戦苦闘して生活しています。

と、日記を書いている今も、トイレの方から水道管が「ぶっこん、ぶっこん」と大きな音を上げています。
先ほどから水がチョロチョロとしか出て来ず、この不気味な音とともに不安をあおられています。

水道管にねずみが詰まっていたらどうしよう。



さて、リニューアルしました、週刊classic、やっとvol.67刊行いたしました。
大好き大好きブラームス!!!
弾くならショパンの次に好きかもしれない。聴くなら一番好きかもしれない。
ブラームスって、誰?という人には、試聴感覚でブラームスを網羅できる、この500円版がオススメ↓

500円クラシック(2)ブラームス
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このジャケットの「パパパ!」とした感じがかわいいのでおすすめ。いわゆるアバドのスタンダード版。ハンガリー舞曲全曲収録の一枚持っていたい版です。

ブラームス:ハンガリー舞曲集
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最近夜キツネが家の前で「ぎゃいんーぎゃいんー」と大騒ぎして、それに触発された下の家の赤ちゃんが泣いて、何となく近隣が盛り上がっています。
しゃべることが出来ないから、必死で泣いている様子って、なんとも愛らしいですね。


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