ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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20.Apr.2024
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イギリスのブロードバンドの遅いことと言ったら、世界に類を見ない感じです。
せめてPC自体は空っぽにしておきたいので、ただいま年末パソコン大掃除中。
じゃん、500GB。



保存しているファイルは全部整頓してここに移動しています。
特にサイト制作をはじめてから、ファイルの量がメガ単位でどんどん増えていくので、ゴミ箱を空にするのにも時間がかかって、どうしたもんかと思っていました。

PCさんんはただいま身も心もすっきり中です。
途中でHDが煙をふかないことだけを祈りながら・・・

昨日妻が全身鏡を磨いたら(普通は毎日やるもんだと思いますが)夫が帰ってくるなり、
「鏡がキレイ!」


・・・PCだけじゃなくて、家の大掃除もちょっとずつ頑張ります。




昨日は、イギリスでいま一番ホットなフォトグラファー、 Tim Walkerのトークを聴くことが出来ました。

こういう作品を撮る人です。



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ちょっとした日常のあらゆることからインスピレーションを受けるそうです。
しゃべり方も非常に分かりやすく、人となりが表れていました。





順位はミドルクラスをふらふらしています。
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本日の一曲。The Velvet Underground & Nicoより、「I'll Be Your Mirror」







今日は、アンディー・ウォーホルのエキシビションに行ってきました。




ポップアートの旗手と呼ばれる彼、上記のバンドのデビュー作のプロデュース、ジャケットデザインも手がけました。


今日行ったエキシビションは、1950年代から晩年の80年代にかけて制作された彼の多岐にわたるジャンルの作品を紹介するもの。
彼の日用品や、彼がデザインしたレコードや本などを紹介するセクション、ラジオでのインタビューなどが流れるオーディオテープ、42個の液晶テレビが配置された彼の番組を紹介するスペース、filmスペースなどいくつかのセクションから成るエキシビションでした。
視覚的に訴えるものばかりで、とても楽しめました。

"If you want to know all about Andy Warhol, just look at the surface..., and there I am. There's nothing behind it."
と言う彼の言葉通り、さらっと浅く広く網羅させてもらいました。



  


"deeply superficial person"なAndy Warhol。
彼はとかくファッションピープルに支持が厚い。
Vanity Fair(=虚栄の世界)に生きる人にとって、彼の作品は、ひたすら表層的な世界を居直って爆走する盟友なのでしょう。


夫の大学の恩師も例に漏れず。
彼からは様々な事を学びました。
自分の存在価値について悩みながら日々を送り、生みの苦しみの末に搾り出した会心のデザインを、
「こういうの好きじゃないの。えーっと、こういう風に変えて頂戴」
と即座に鋏でチョキチョキ切り刻まれる度に、その決断力という名の自信(又は逆)に感心したものです。 







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シャンプーにこだわっているわけでもないのに、見よ、この毛並み。


     


     


     


     私だけアホ毛が気になる。
     
     Audrey Corregan/obviously



フランスのイエール国際モード&フォトグラフィーフェスティバル2008で、日本人写真家の梅佳代さんが選出されて話題になっていましたが、同じく写真部門で、我々がイチオシの写真家は、このうなじショットのAudrey Corregan。
フランス人、26歳。


かわいい。





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10.Jan.2008
美しいもの。

先日注文したプリーツ加工したレースが届きました。




プリーツは紙に挟んでプレスされた状態で郵送されて来ます。
白とベージュの2色。

       


生地の艶といい柄といいこの美しさ!
社長さんに直接電話したら25%まけてくれることになったので、思い切って購入。
満足です。






はしっこだったらいいと思って容赦なくメモ書きがしてあります。
日本ならクレームもの。






先日Selfridges(デパート)に行った時、妻が10年来愛用の香水DiorのTendre Poisonを買おうとしたら、
「もうあの商品は終わったの。もうないの。かわりにこのMidnight Poisonが新登場よ。試してみない?」
と言われて愕然としてしまいました。


       

その後別の用事でDebenhamsHouse of Fraserにも寄った時にDiorをチラ見したら、確かにpoisonシリーズの中でTendre Poisonだけが置いていなかったので、いよいよショック。


一生Tendre Poison一筋!の予定だった妻の落胆ぶりはひとしほ。


でもDiorのサイトでは依然ラインアップに入ってるんです。

??

真偽が気になる今日この頃。
店員の意見がいつもあやしいこの国では、真実は自分で見つけなければなりません。



あ、日にちが変わる前に寝る、の目標がまたも果たせず。



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06.Jan.2008
つづき。
さて、前回の続き、V&A。「Out of the Ordinary」展にて。

↓中国中央美術学院教授の作品。
見事な切り抜きテクニックで、無数の赤子が生まれています。



         






写真がありませんが、日本人アーティストYoshihiro Sudaの、木で出来たhyper-realistic flowers and weedsがV&Aの館内にこっそり展示されていて、非常にかわいかったです。


ウズベキスタンの伝統的なローブ。
「ikat」=「絣」。かわいい色使い。








外に出ると、お隣のNatural History Museumの前では恒例のアイスリンクで人々がきゃっきゃ言っていました。
その光景は、まるでハリポタの世界。






ほうきで空を飛びたくなるような心地のまま、地下鉄でゴトゴト帰りました。






おまけ。近所のかわいいTippy。




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02.Dec.2007
創作意欲。

今日は朝からスタバのキャラメルマキアートが飲みたくて、よし、夕方までに服が一着仕上がったらを飲みに行こう、と言っていたのに、予想外に時間がかかって、そうこう言っている内に外は真っ暗で、雨が降ってきてしまいました。


夫がお鍋でチャイを作りました…





最近、とても好きなアーティストです。
デザイナーのSandra Backlund。時の人です。




今年南仏のイエール国際モードフェスティバルで、全会一致のグランプリ受賞。



折り紙もお手のもの、スウェーデン出身の32歳。










2007年秋冬のルイ・ヴィトンのニット↓を彼女が手がけたのも記憶に新しいです。





彼女の創造性と大胆さに創作意欲を掻き立てられた我々は、得意の夜更かしで何か作ろうと思い立ったのでありましたーーー。
何が出来るかはお楽しみに。

でも本当は、今日は0時就寝が目標です。
巷ではインフルエンザが猛威を奮っていますので…。




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やってきました、RCA Secret

暗く寒い土曜の朝、5時起床。(イベントの時だけ朝が強い)


長時間寒さに耐えるために、朝ご飯は卵雑炊です。

貼るカイロとポケットのカイロを準備し、水分はとらず。
厚めの靴下にダウンにマフラーと手袋。
ばっちり用意して家を出ると、霜の降りている車が寒さを誘います。





こういう大事な(?)日に限ってPiccadilly lineという目的地行きの線が工事中で封鎖。仕方なく別のラインの電車で遠回りをします。
到着したHigh Street Kensingtonの駅も、まだ夜明け前。





数時間後にはにぎわうであろうKensington High Streetもまだ人気がほとんどなし。
ここから15分ほど歩いてRCAに向かいます。こういう時はバスを待つのが寒いので、ひたすら歩くに限ります。





それにしても、寒い。
ホテルの中↓はあたたかそう…。





午前7時前、到着。
まだ開館1時間以上前なのに、既にRCAのビルディングの裏側の通りから、図のようにキュー(列)がぞろり。
気温は6度くらいでしょうか。

さて、ここからひたすらひたすら会場内にたどり着くまで並びます。





日が昇って明るくなるころには、我々の後ろもこのようにずらり。
…寒すぎる。





亀の歩みで、よろよろ進み、1時間半ほどたった頃には前方にロイヤル アルバート ホールが見えて来ました。
もう靴の中に貼るカイロも凍てついてかちんこちんです。





前に並んだおばさんは、レインコート一枚で、手袋もしていないのに、「そこまで寒くはないわね」と言っていて、その後ろで我々は氷像のようになっていました。


驚いたことに、今回のこの大行列ではアジア人を一人も見ませんでした。
ほとんどがイギリス人、もしくはヨーロピアンで、メインが中高年でした。
最近アートにも強いアジア勢が全くいないというのは、どういう理由なんでしょうか。
とにかく、中高年の人々がこの極寒で3時間以上も立ち尽くすという図が、日本では考えられません。


ここはハイドパークのお向かいで、ロイヤルアルバートホールがある、人の集う場所であるにも関わらず、コーヒーを買える場所がないので有名。コンサートに来た時など、日本のように「開演前にちょっとお茶スポット」が、本当にないのです。
ホールの中でお茶を飲む習慣のゆえんでしょうか。

時々カップルの男性の方が列を離れて15分離れたスタバまでコーヒーを買いにいくシーンがありましたが、我々はトイレに行けないことを考えて、何も口にせずです。

とにかくこの国の人々は老若男女、タフ!





3時間近く経った頃、ようやくメインビルディングの前に来ました。
ビルの前には、先頭グループが陣取っていた場所に、テントや宅配ピザの残りなどがあり、ちょっとした生活感が出ていました。
(前のカップルが言うには、雇われた若者が目玉商品目当てに泊まり込むとのこと)


3時間ぶっ通しでしゃべっていたレインコートおばさんと、男性美術教師、インディアンカップルも、さすがにネタが尽きて(というか、体力が尽きて)、かなり適当な会話を投げかけてきます。
「食べられる栗って、何て言う栗だったかしらね?」
「中国では食べるでしょ?」
「はあ、我々は日本人ですけど、食べますね。」
「寒いわね〜、体を動かさないとね。」
「ほら、中国ではあの、何とかっていう素晴らしい運動があるわよね?」
「ああ、(我々は日本人ですけど)太極拳ですね。」
「そうそう!中国の人はみんなあれをやってるんでしょ?すごいわよね。」
「(日本人ですけど)そうみたいですね。」




やっとの思いで建物に入ったのが10時頃。
そこで終わりかと思いきや、行列は地下の会場までうねうねと建物内をまだまだ続くのでした。


結果。
8時に開場し、くじに当たった50人がまず目当てのものを買い占め、その後行列の人々が順番に買っていくのですが、11時半に我々がやっとこさレジの前まで辿り着いた頃には、当然、人気のカードは全てソールドアウト。
いくら匿名にしても、研究熱心な参加者たちにかかれば、著名アーティストの作品はもうバレバレです。
ソニア・リケエルのオリジナルカードなんて、残っているはずがありません。

会場内のスクリーンには、売れたカードと残っているカードの番号が表示されていて、みんな各々研究して持参している何十枚もの写真のコピーと、お目当てのカードの番号を書いた表とペンを手に、スクリーンとにらめっこです。

レジに着いて我々が残ったものの中から選んだものは・・・


それは、またそのうちご紹介します


よろよろの体と、ちょっとした達成感とか満足感と共にビルを出たのは12時頃。
疲労はかなりあったものの、こういうウィットに富んだイベントに参加した楽しみで、帳消しです。
行列の人々は、皆確かにアートが好きな人々でしたが、何よりもみんなイベント自体を楽しんでいるのがよく分かりました。


まだまだ並ぶ行列の人々を尻目に、すぐさまTottenham Court Roadの韓国料理屋さんに飛んでいき、冷えきった体をホット、ホットにして、家に帰りました。





今日学んだ冬の行列まめ知識。
1 石畳から冷えがしんしんと襲ってくるので、靴下を3枚はくか、靴のカイロを3枚くらい使うべし。
2 フードをかぶる前に、マフラーでマチコ巻きをするべし。
3 鼻水がずっとたれてくるので、ちり紙を10日分は用意するべし。




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