ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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04.Feb.2025
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レンガの壁に、白い窓。
これがおなじみ、イギリスの代表的家屋。





うちのフラットもいわゆるその作りで(注:↑は我が家ではない)、窓もごく標準的な窓です。
アルミサッシの窓よりは、なんとも味があって、伝統が守られたかわいい窓ではありませんか。

こちら。

       


問題は、この国の窓には、網戸がついていないということ。
日本と違って、蚊というおそろしき吸血鬼がいないイギリスでは、その他のどんな虫も、入ってきたところでたいした問題にはならぬ、ということなのでしょう。


そのおおようなイギリス精神のおかげで、入ってくるわ、入ってくるわ、虫さんたち。
今夜は晩御飯がオーブン料理だったので、どうしても窓を開ける必要があって、そうすると大きなガガンボがあっちからこっちから、わさわさ迷い込んで来ては部屋中を右往左往して、ちょっと食欲が損なわれたディナーとなりました。


基本的にすべての作りがおおざっぱなこの国では、部屋の隅やドアの下には、必ず隙間があって、どこからでも虫が登場します。

虫が怖くては、この国では生きてはいけますまい。


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今日はSainsbury'sという、Tescoよりグレードがわずかに優るスーパーへ。






ロハスなハーブティーDr.スチュアートの紅茶から、英国王室御用達トワイニングス、チャールズ皇太子のオーガニックブランドDuchy Originalまで紅茶のセレクションがワイドです。
妻愛飲のローズヒップティが買えるのもここ。





Dr.Stuart'sのデトックスは、タンポポの根、ゴボウの根、ミントが入った漢方的なハーブティです。
たまにこれで体内洗浄することにしました。
かなり体に良いとのこと。
日本でもこちらで購入可能です。




さあ、今日の晩御飯はタイ・グリーンカレー!!(夫が腕を奮う!)
今年は残念ながら行けないので、大好物を食べながら、BBCでプロムスのラストナイトを見ます。








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今日も元気に、不便と戦っております。

昨日から続くロンドン地下鉄のストライキによって、夫は、朝、通常より45分も早く家を出て、延々歩いてバスに乗り、また延々スタジオまで歩くことを余儀なくされております。
現在の段階で、ちょっとずつ回復しているようですが・・・。
帰りは電車で帰れますように~。

この地下鉄というのは、ラインによっては、遅れず止まらずスムーズに行く日は年に一度、というくらいしっちゃかめっちゃかです。
そうやって、市民、特に秒刻みで正確に運行される電車に慣れ親しんだ日本人を、つねにイライラさせておきながらの、堂々たるストライキです。




昨日は冷凍にしている納豆をチンしようとしたら、突如電子レンジの中で発火。
まるで「雷のしくみ」を勉強しているような状況になりました。

見ると、「電力の出口カバー」が焼け焦げて、塞がれているべきくぼみが見えてしまっています。
もともとが安価なレンジなので、カバーが別売されていませんでした。
やむなく新しいのを購入。一応あさって届く予定です。
・・・どうせまた届かなくてクレームする羽目になりそうな予感。


届くはずのものが、届かない。
これは日常茶飯時。

今朝はとある機関からの書留が届くはずだったのに、届かない。
一体全体、送り主が出し遅れたのか、郵便局が手間取っているのか、または郵便局が無くしたのか・・・(普通郵便は時々無くなります。)
先週注文しておいた掃除機のさきっぽも、今日届くと思っていたら、在庫切れでいつになるかわかりませんというメールが今頃来ました。



こうやって寛大な心が養われると思えば、悪くないかも?!



叔母夫婦がプレゼントしてくれた根来塗の碗。
根来塗は、黒の上から赤を二度塗りして、その両方の色を楽しむスタイルで、高野山に起源を持つ根来寺の発祥だとか。
カフェオレボウルにどうぞ、と素敵な茶筅もつけてくれました。
今度泡を立ててみようと思っています。
目下コーヒーカップとして愛用中!軽くて飲みやすくて使いやすさ抜群です。









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02.Sep.2007
今日のごはん


幸せなことに、パンやケーキを焼くのがとても上手な保護者さんがたくさんいらっしゃって、いつも恩恵をこうむっています。
カレーパンからデニッシュまで、皆さん見た目も味もプロ並みに仕上げる達人たちです。
何を焼いてもヘタクソな我々は、ついぞ一度もおいしいケーキを焼いたことがなく、誕生日には「なんかにがいね」といいながら平たいケーキをつっつくばかり。

今日は、カステラがとてもお上手な保護者の方に、写真のパンをいただきました。
見た目通り、とってもおいしかったです。










南アフリカ発祥のチキン料理のファーストフードチェーン店、Nando's
イギリスにもたくさん店舗があり、夫の好きなお店です。



こちら、スーパーで買える、Nando'sペリペリソース。
ファーストフード店に行くのが嫌いな妻でも、家でNando'sチキンが食べられます。
マリネタイプとソースタイプがあります。





マリネにした鶏肉をオーブンで焼いて、在宅Nando's!













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長いようであっという間だった夏休みが終わり、またロンドンの生活に戻りました。



ピアノレッスンの合間をぬって、二人でスーパーに買出しに。
本日の収穫はこちら。


最寄のスーパーは、片道徒歩30分のTesco。
水2本、ワイン1本、トマト缶8缶がとにかく重く、大活躍の夫のシャツは、帰宅後びっしょりでした。

イギリスはBuy one get one freeという「ひとつ買えばもうひとつタダ」商法が盛んなので、トマト缶など、ちょっと重い・・・と思いつつも、ついふんばって2パック買ってしまうのです。





こちらはピンクレディーというりんご。

イギリスのりんごは小ぶりで、そのまま丸かじり。
名前の通り、実際はもう少し鮮やかなピンクで、酸味があっておいしいです。
便秘にもグー。











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04.Aug.2007
家庭内引越し

ここのところ、結構忙しい毎日です。


今日はそんな中、妻がピアノと英語の交換レッスンをしているローズマリーに誘われて、大英博物館に、「モダン ジャパニーズ アート」展を見に行きました。
彼女の妹さんが博物館で働いているので、入場料5ポンドがタダに。

ちなみに、通常イギリスの博物館、美術館はどこも入場無料なのですが、今日のような特別展だけ有料なのです。

20世紀のモダンな陶器、漆器、染織などを中心に、バラエティあふれる日本のアートが陳列されていました。
匠の技に、ひたすら舌を巻いた一時間でした。



客層はイギリス人がほとんどで、虫眼鏡がいりそうな細かい芸術作品を見ながら興奮している奥様コンビなどが印象的でした。





さて、写真は、最近のSelfridges(セルフリッジ=ロンドンのデパート)のショーウィンドウです。
Balmainバルマン、
Johnathan Saundersジョナサン・サンダース、
Alexander McQueenアレクサンダー・マックィーンが
並んでいました。
ディスプレイもいろいろ趣向をこらすわけですね。







3日前から、夫の作業スペース移動のための、家庭内引越しをしています。

ベッドルームにスペースをつくるため、今までの勉強部屋に衣類をほとんど移動。
かわりにデスク、ミシン、パソコンなどをベッドルームに置くために、ベッドの両脇についているサイドボードをはずし、それまで部屋をほとんど無駄に占めていたベッドを壁に押し付ける作業など、夫が大奮闘。
なにしろ毎日妻の生徒さんが来ますから、その合間をぬっての大急ぎの引越しは、わりと大変です。





レッスンの合間に一時はこんな風になったものの、
  





レッスン前にはこの通り。
  




さあ、明日は二人とも夏休み前の最後のレッスン。
がんばります。









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奇しくも夫の誕生日に、妻が日本を飛び立ち、翌日の7月21日、イギリス南部の街Southamptonで初対面を果たしてから4年。
思い返して驚くほど、いやはやいろんなことがありました。


そんなわけで今週末は、今日も仲良く健康で暮らしていることをお祝いして過ごしました。


日曜日は例によってロンドンのセントラルで遊びました。
一日歩き回って、足がぐらんぐらんになったところで、BFIというテムズ川沿いにある総合施設の中の映画館に向かいました。
フェスティバルホールから、ナショナルシアターまでが隣接するコンプレックスがあるテムズ川南岸には、右手にビッグ・ベン(時計搭)やらロンドン・アイ(観覧車)やらを見て橋を渡って行きます。




BFI(ブリティッシュ フィルム インスティチュート)では、「成瀬巳喜男」(1905-1969)特集をやっており、日本の名映画監督としては最も名の知れた「黒澤明」「小津安二郎」の影に隠れた名匠として、成瀬の21作品を7月いっぱい上演しています。


見たのは、

「めし」1951年
原節子、上原謙主演。

倦怠期を感じる主婦の不満と不安を軸に描いた女性問題の映画です。
4年目のアニバーサリーに見る映画ではないのかもしれませんが、偶然その日の演目がこれだったもので・・・。
どっちにしても、当時非常にフレッシュに描かれた女性問題も、リアルな社会問題の提示も、21世紀の我々には歴史の中のストーリーであり、むしろ別の意味で全てが新鮮で、別の意味でコミカルで、別の意味で感心をさせられる映画でした。


席はまんべんなく埋まっており、客層はほぼ年配のイギリス人。
ここは普通の映画館より少々値段も高いし、わざわざ日本の古い映画を鑑賞に、これほどの人数がはるばるやってきたのかと思うと、彼らの映画への造詣の深さ、異文化への興味の高さ等を感じ、二人で感心しました。
しかし、フィルムの保存状態の問題で、音声が途中「ぶりぶりぶり」となった場面で、この上なくみんなが爆笑していた時には、最初の感心を静かに撤回しました・・・

基本的に彼らは、俳優がべっぴんさんに見とれてつまずいたり、猫ちゃんの首根っこをつまんだり、お向かいの主婦が家の中をちらちらのぞいたりするシーンで、爆笑していました。



今回は、戦後日本の一般家庭における女性の意識、ファッション、家屋や背景等が非常に面白く、かつ、時代と言語を超えた作品を、イギリス人が楽しめる(どういう意味でかは不明)ということがまた興味深く、楽しい夜になりました。




映画が終わるともう10時半。
「ラーメン食べたいね」
と言いながら、家路につきました。






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