ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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04.Feb.2025
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「英国料理はまずい」
とは耳にタコであり、確かに、実際世に誇れる英国料理といえば、唯一「Fish & Chips」と言われているのが現状であります。
それは一体「料理」なのか?!
という問題が物議を醸したりもしているわけです。


確かに英国料理でおなじみ、ソーセージはパリッとしてジュワッとしたドイツソーセージを良しとする日本人の味覚の前では、「やわらかくてくさい」としか評価されないかもしれません。

代表的なものに、サンデーローストと呼ばれる、イギリス人の家庭ではたいてい日曜日の午後に食べられる伝統的な料理があります。
これは、ポークかラムかビーフか、またはチキン、鴨などなんでもいいので焼いたものに、茹でたニンジン、芽キャベツなどがどっさり寄り添い、どろりとしたグレービーソースをかけて食べる、という何の料理テクニックも必要としないようなシンプルな料理です。
我々もイギリス1年目のホームステイ生活では、きっちり毎週日曜日にこれを食べていました。
このグレービーソース、意外にはまるのです。


そのサンデーローストにたいていくっついてくるのが、ローストポテトというじゃがいもの料理。
何を隠そう、私たち夫婦の大好物なのです。

簡単で、ただオーブンで焼いただけのお芋さんですが、あなどれない味です。



生徒さんがこだわりのおいしいじゃがいもを差し入れして下さったので、今夜もローストポテトです。


1 皮をむく。



2 ゴルフボールくらいの大きさに切る。



3 ほくほくと角がくずれるまでゆでる。



4 オーブントレイにオリーブオイルをたっぷりしき、芋を均等に並べ、再び上からオイルをかける。目安は表面がつやつやする程度。



5 オーブンで表面がかりっと焼けるまで焼く。焦げ目がついたら途中でひっくり返す。トータルで20~30分。



6 出来上がり。



塩をふって食べます。
外はカリカリ、中身はほくほく。
塩とオリーブオイルが、じゃがいもの甘味をうまくひきたてています。

「煮る」でもなく「焼く」でもなく「揚げる」でもない、「ロースト」がなかなか乙です。(まあ、直訳すれば「焼く」ですけども)
ただし、食べ過ぎると胸焼けします。







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一般に夏が盛り上がらない、冬が暗くてじめじめして長い、などといわれるイギリスでは、植物もその辺りをちゃんとわきまえていて、非常にたくましい。

我々の住むロンドン西部の町Actonには、数種の桜が沿道に並んでいます。
2月下旬にちょっと春めいたかと思うと、桜たちはこの機を逃すまい!と一斉に開花し、また3月に入って寒くなると茶色い葉桜(?)にさっさと変身し、またまた陽気が戻ってくる3月中旬には、別の桜がささっと開花します。
これはイギリスの四季を熟知している彼らにしか成しえない高度な技です。


近所の桜さん



これは桜に限らずどの植物にも動物にも言えることで、人間も例外にあらず。
春休みの今日は、一日いい天気。早速うちのフラットの1階の住人は庭に出てきて、レジャーシートで日光浴でした。


冷静に考えればまだ寒いわけで、昨日はカフェで散々窓を開け放たれ、暖房もきられ、半袖の春仕様イギリス人たちを尻目に、コートにマフラーのままぶるぶるとお茶をすすっていたジャパニーズでした。

体感温度に民族を感じます。
ちなみに、イギリス人はアルコールを飲むと真冬でも寒さを感じないようです。本当です。








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30.Mar.2007
むなぎおいし。
水曜日の晩は、Victoria駅付近のFish & Chipsのレストランに行きました。

一皿をシェアすればいいのに、何故か毎回一人ずつ頼んでしまって、後で油に苦しむことになります。
昨日はそれですっかり胃が参っているところへ、タイムリーにうなぎの蒲焼を頂きました。
夫の特製タレで、消化のよいうなぎを満喫。



「むなぎ」といううなぎの古称はどこから来たかと言うと、
1.胸が黄色いから「胸黄」
2.家の「棟木」に形が似ている
そこから転じて「うなぎ」。

または、鵜(う)がうなぎを丸呑みするのが難しいので、「鵜、難儀」から
「うなぎ」という説もあるそうな。
豆知識でした。





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このたびとうとう念願が叶いまして、垂涎の「たこ焼き器」が我が家にやって来ました!
嗚呼おいしかった。



昨晩は、たこ焼きも明石焼きもお腹一杯満喫しました。今日の朝ごはんも、もちろんたこ焼きです。

ハネムーンだというのにこの重荷をはるばる日本から運んでくれた友人への感謝で、おいしさが一層増します。


ちなみにロンドンでは、意外な様ですが、蛸をはじめ、具材は簡単にそろいます。








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イギリスでは規定により、住宅、商業施設を問わず多くの建物が外観はそのままに内装のみをきれいに改装して使われています。
これは非常に良い事だと思います。さもないと日本のように、特に地方都市のいわゆる"モダン"な町並みのような見るも無惨な状態になってしまいますから。文化や建築物の材料の違いはあるけれども、もうちょっとなんとかできないんだろうかと思ってしまいます。
古いモノをやみくもに賛美しているわけではありません。
壊した後の、新しいモノを造る時の姿勢の問題です。


これに限らず、こちらでは芸術的活動の地位が高く、デザインの仕事が正しく評価(appreciate)される、という傾向があります。
日本は商業的に走りすぎるあまり大事な部分を軽視し、省かれている事が多いと思います。その結果が。とにかく活字を詰め込んだ表紙や広告、"タレント"のドラマ、時代劇、(酷い)歌、家具、公共物等、お世辞にも美しいとはいえない景観などはすべてはこれに起因するものと思われます。
普段はかなり日本びいきの夫ですが、こういうことはイギリスから習わなければいけない事のひとつだと思います。
creatorsにappreciationを!


もうひとつ、イギリスの面白いところに、お店で働く人の意識の違いがあります。末端で働く人は帰属意識なんてこれっぽっちも持っていません。買い物をしているとよく「ここでは品切れだけどxxに行けばあるよ」とか「△△に行ったほうが安く買えるよ」など店員さんが教えてくれたりします。
先日も例に漏れず、mac store(写真)に寄ってパーツについて質問をした夫に、展示品のpowerbookを使い、本人御用達のサイトcrucial(メモリ専門店)を見せ、そこでは半額以下で買えるということを教えてくれた親切な店員が一名。
こちらは安くついて得しましたが、雇用者は大変ですね。
写真はメモリー増設中の夫。











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今日は朝から二人でいろいろ用事をしながらセントラルをうろうろ。
それぞれの高校の友人の結婚祝いを注文しようと、大英博物館の前にあるスタンプ屋さん、Blade Rubber Stampsへ。

ここはよく紹介されている有名なスタンプ屋んさんですが、実のところよくある普通のスタンプ屋さんです・・・
お店の雰囲気にも商品にも別段英国らしさははないのですが、スタンプには、「The English Stamp Campany」のロゴが入っているので、お土産にいいかもしれません。

写真は今日買った「ト音記号」のスタンプです。(インクを持っていないことに帰りの電車で気づき、これはしょうがないのでペンで色を塗って押した失敗作。)


         


ここの人気の秘密は、デザインデータをEmailで送れば、オリジナルスタンプが作ってもらえるということ。
今回は、二組の新婚カップルズに、それぞれオリジナルスタンプを作ることにしました。
出来上がるのは来週・・・

スタンプに永遠の愛を刻み付けてみようというわけです。






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13.Mar.2007
スリ注意報
ロンドンで、地下鉄から出たら、妻のリュックのポケット全開で、お財布まるまるサヨウナラ・・・だったのは、忘れもしない2005年。
数日後、学生証や日本の免許証など、写真入りカード類だけが見つかったとSouthamptonの大学レセプションから連絡を受けました。
そのカード類は、なんとまとめて日本大使館前の路上に打ち捨てられていたと言う事。薄気味悪さにびくびくしつつも、わざわざ大学まで知らせて下さった職員の方には感謝感謝でした。


さて、以来スリには並々ならぬ注意を払っていたつもりの妻でありましたが、まだまだ「青い」ということが判明しました。
土曜日、ピカデリーサーカスのカフェネロの隅っこで読書をしていた妻。
夫の仕事が終わるのを待ちつつ休憩していました。テーブルの上にはコーヒーと携帯。横は通行人とガラス一枚隔てて、ちょっと前には目立たないガラス戸がひとつ。
そこからひょこっと入ってきた南米風の男が一人。
「へえ、このドアも出入り出来るのか」
と思った瞬間、その男が手に持った汚い新聞を差し出し、ブツブツとナゾの言葉を話しかけて来ます。
「?」
新種の物乞いかなと思いつつもボケっとしている妻の横から、ささっと登場しましたのはイギリス男性。
彼は男の汚い新聞を払いのけ、その下で実は今にもさらわれそうになっていた私の携帯をとり上げてくれたのです。
状況を飲み込むのが遅いのが常である妻は、終始ボケッとしたまま、運良く難を逃れました。
聖人イギリス男性が助けてくれなかったら、今頃、いつどこで携帯がなくなったかさえも気づいていなかったかもしれぬ・・・

ロンドンは、やはり危ない。



写真は夫のお手製コート。




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