ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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04.Feb.2025
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最近夫婦そろって風邪をひいて鼻をぐずぐずやっています。

「欧米では鼻紙を使いまわす」というのはよく知られていることだと思います。
ポケットティッシュの存在は日本ほど気軽なものではなく、人々はティッシュ(またはトイレットペーパーのはしくれ、またはハンカチ)をむき出しでポケットに入れておいて、所構わず「ぶーぶー」とやります。

妻の恩師のピアニストは、白い水玉の赤いハンカチで、レッスンの間中鼻を「ぶー」とかんではポケットにしまい・・・を繰り返していました。
どんどんたまっていく鼻水の行方が気になってレッスンに集中できなかったのを覚えています。

夫の英語の先生は、ブラジャーの肩紐にティッシュをはさんでおいて、取り出して「ぶー」とやってまたはさむ・・・を繰り返しつつ授業をしておりました。きっとどこにもポケットがなかったのでしょう。

先日街で見かけたカップルですが、彼氏が彼女の鼻を指でぴっと押さえ、彼女が直接道に「ぶー」とやっていました。
江戸っ子が得意とする「手鼻」の共同作業ですね。


紙が高い国ならではの文化というところでしょうか。




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おしゃれに美味しくリラックス!

・・・の筈だった妻のハーブティー生活は冷や汗の内に今夜終焉を迎えた。


飲めばリラックス、ダイエット効果、果てはガン予防にもなり、
欧州では「風邪の特効薬」と謳われているハーブティの王様(?)、カモミールティ。

レモンジンジャーティーを愛飲していた妻が、今度はカモミールティを買ってきて毎日飲み始めたのと、「歯茎がかゆい」と言い出したのが揃って先週の土曜日だったことは、ただの偶然ではありませんでした。


おいしい上に効果は万能!
そう信じて毎日きっちり3杯は飲んでいました。


人生において虫歯なしを誇る妻が、歯茎がかゆくてむずむずすると訴え出したのは1週間前。特に、走ると歯茎が液体になったかのように、ジャブジャブと揺れて何とも言えない不快感。
ちょうど風邪をひいて鼻をやられていたので、その影響で口腔が麻痺したんだろうか、急性歯周病?!・・・などと下手の考え休むに似たり、いっこうに原因を見出せないまま一週間をカモミールティー片手に過ごし、ようやく今日思いがけない記述をネット上で発見しました。


「ブタクサアレルギーの人は、カモミールティでOAS口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome)を引き起こします」


ブタクサ------
花粉症の診察を受けた際、分析結果を見たお医者さんに、「ブタクサやね」と言われた遠い昔を思い出した妻でありました。



二度と飲むまい、カモマイル。




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写真は、今日生徒さんからいただいた日本の明太子です。
ありがたさが倍増で、大好きな明太子の美味しさも倍増でした。

Southamptonでの学生1年目は、夫婦共にホームステイでしたので、
チャイニーズテイカウェイのパラパラごはんでも狂喜乱舞して
食べておりましたが、ロンドンではいろんな日本食が入手可能で、
舌もまた贅沢になってしまいました。
それでもやっぱり本物を食べると、
「違うね~」と日本が恋しくなります。





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朝起きたら雪景色。
うきうきして、低血圧の二人がパッと目覚めた貴重な朝になりました・・・

↓我が家の窓より。






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今日は本当にすごい強風がロンドンで吹き荒れていました。
地下鉄は全てのラインが大幅に遅れて、妻は出張レッスンにいつもより15分早く出たにも関わらず30分遅刻・・・


自宅近くの被害の一例です。
まさに根こそぎ。






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19.Jan.2007
なまりの壁。
我々夫婦は(大きくみて)関西弁を話します。
関西弁に限らず、方言を話す人の中には、標準語と方言の完璧な両刀使いと、妻のようにどう頑張っても「関西出身ですか?」と一瞬で見破られる方言一辺倒型がいると思われます。
よって、方言が抜けないことには100%理解がある我々夫婦です。

しかしそんな寛容な(?)我々をも怒らすとんでもない不器用さんがイギリスには沢山います。
彼らは、可愛そうな外国人に何度聞き直されても、だらしない訛り英語を一字一句そのまま、同じスピードでオウム返しする以外術を持ちません。


「レーロレーロレー」
「え?何ですか?」
「レーロレーロレー」
「え?もう一度お願いします。」
「レーロレーロレー」
「・・・すいません、もう一回」
「レーロレーロレー」
「・・・あの、全然分かりません」
「レーロレーロレー」
「・・・レーロレーロレー?」
「Yes.」
「・・・って何ですか?」
「レーロレーロレー」


最終的には
「レーロって人の名前?場所?会社?」
「誰がレーロするの?私?あなた?」
などと見当をつけて質問していくわけです。
「yes」「no」方式が一番確実です。
固有名詞は本当に難しい。知らないととんでもない聞き取りをしてしまいます。
「タマーラがあなたに会います」というのを
「Tomorrow(明日)あなたに会います」と勘違いして、
「ダメダメ、明日は無理です」
などと対応してしまう始末。
文章にするとまるでコントなこのやりとりですが、夫は昨日とある会社への電話で実際にやっていたのですから。おそろしや。


こういう症状の大きな原因は、イギリスが世界の公用語を話す国であり、言葉の壁に対して自ら努力することを必要としない民族だからでしょう。
それにしてもロンドンっ子の若者言葉や労働者言葉は本当に関西弁の比ではありません。
彼らに違う単語での言い直しや、スローダウンの方法を教えてくれる奇特なボランティア団体の出現を待つ・・!


全く記事と関係ありませんが、写真はSpitalfieldsマーケット(ロンドン東部)の近くにあるお人形屋さん。



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12月の2週目に少し早めのホリデーに行って参りました。

主目的は、バレンシアガのエキシビジョンに行くことと、友人に会うことです。
夫婦二人で行くのははじめてだったので、新鮮に楽しめました。


「バレンシアガ パリ」と銘打たれたこのエキシビジョンはルーブル美術館と隣接するモード&テキスタイル美術館にて。





クリストバル・バレンシアガは1972年没のスペイン人で、夫の好きなデザイナーです。
バレンシアガ亡き後一旦閉店したものの、ブランドとしての「バレンシアガ」は受け継がれ、現在は二コラ・ゲスキエールがチーフデザイナーを務めるファッション界において押しも押されもせぬ人気ブランドです。

今回のエキシビジョンは、亡きバレンシアガの貴重な作品が年代順に展示されるというもの。




どこの分野にも天才的な人はいるものです。
布と鋏を自在に操って見事な立体裁断をこなす「クチュールの建築家」、クリストバル・バレンシアガも正真正銘の天才でした。

芸術的な作品群を見学しながら、つくづくそう感じました。


天才の定義のひとつとして、既存のものに飽き足らず、自ら新しい道を生み出す、ということが言えると思いますが、新しい立体裁断技法やスタイルを生み出した彼の場合もそのご多分に漏れず。

ファッション界のパガニーニですね。

彼を崇拝する愛弟子ジバンシーいわく、「クラシックエレガンスの真髄」。

とにかく美しいです。
当時はオートクチュールといって注文を受けてからその人のために作る一点モノだったわけですから、プレタポルテ(既製服)が台頭した現在ではもうめったに見ることのできない、真に贅沢な芸術品です。





さて、ロンドンでもセルフリッジやハロッズといったデパートが競ってショーウィンドウをデコレートしていますが、パリでも煌びやかでかわいらしい装飾が人々の足を止めて人気を博していました。


プランタンのウィンドウ。
せっせと働くランプたちの動きが何ともキュートでした。




快晴の青に映えるエッフェル塔の装飾。
でもパリ市民にとってはこの塔は産業の廃物なんだとか・・・




スーパーにて。
この引っ張るカゴ、なかなか賢いアイデアだと思いましたが、重ねて収納する際に、引きずり回されてゴミまみれになったタイヤが、下になったカゴの内側をしこたま汚してしまいます。残念賞。



せっかくのホリデー、美味しいシーフードを食べよう!
と息巻いて訪れたのは、本やネットでも紹介されているLe Bar a Huitres(バル・ア・ユイットル)。
写真は生牡蠣。
ナゼこの何もかもが「?」のレストランがこうも推薦されているのか、謎でありました・・・
もう行かないぞ。

気を取り直して訪れた日本人シェフによるレストラン「namiki」では、ロンドンでは間違いなく実現不可能な低価格で、久しぶりにフレンチのプチコースをいただきました。
パブのワラジ肉しか知らないイギリス人が食べたらびっくりするであろう柔かいステーキでした。


友人カップルが住んでいるのはパリ郊外ヌイー市。
彼らのフラットも、さすが高級住宅街ヌイーと言われるだけあって、閑静な佇まいの素適な通りにありました。
夜ごはんにお呼ばれしたのですが、雨のしとしと降るヌイー市庁舎のイルミネーションもまた風情があってキレイでした。
日本人三人とフランス人一人、年齢もバラバラな4人が、話に花を咲かせ、旧情を温めたおもしろnightでした・・・



こんなに気軽にパリ訪問が出来るのも、ロンドンに住んでいる醍醐味ですね。
また行こっと。
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