ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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04.Feb.2025
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以前お話したピアノ問題が(若干不服ですが)一応の解決を生みました。

別のピアノに取り替えてもらいました。

前回と基本は同じYAMAHAサイレントアップライト。
通常はアコースティックで、消音ペダルを使うと、音を完全に消してヘッドホンで使用出来るタイプです。この機能がフラット暮らしには必須なのです。

今回はツヤ消し。アンティークな感じでなかなかよし。
哀しいことに、お店で試奏した時と音の感じがまるで違っていたので、(部屋によって変わる)ガックリしていると、帰宅した夫もやっぱり同意見。まあこれは好みの問題ですから文句は言えまい。
しかしながら、音を出してうちのピアノを弾くのは生徒さんだけで、その生徒さんには「前のより弾きやすい」と好評なので、結果まずまずといったところです。
来週来る調律師さんに頑張ってもらうことにします。



マッチョ二人がかりでもかなり重いピアノです。


今までのピアノを撤去して、その後新しいのを入れたのですが、うちはフラットの2階なので、屈折した階段の運搬が相当困難です。(部屋で待っていただけなので想像ですが)
心なしか階段の壁におびただしい傷跡がついているように思うのですが、気のせいでしょうか・・・・。












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04.Jul.2007
Couture night
先週のことですが、夫が働いているスタジオが「Couture night」というイベントに参加しましたのでその様子を。


Couture night(クチュール ナイト)とはCouture Clubbingという会社がオーガナイズする隔週のファッションショーで、今回はその初日でした。
今回はパリ、ロンドン、ミラノ、ニューヨークの4都市からそれぞれデザイナーが一名ずつ招待され、各々のコレクションを披露しました。



一見聞こえの華やかな「ファッションデザイナー」ですが、現実はこのようなクラブのイベントにも積極的に参加して、作品を披露するだけでなく、出会いによってコネクションを広げたり、接待をしたりと、タフな仕事が必須なわけですね。

写真はそのイベントが行われたクラブ「MOVIDA」での様子。
2005年から連続でロンドンのベストクラブに選ばれているらしいこのクラブ。
一本600万のお酒が載ったメニューを尻目に、ビールを2本買うのが精一杯でした。




二人とも仕事帰りに直行だったので、イベントが終わる頃には空腹の極み。
いそいそとチャイナタウンに向かい晩御飯にありついたわけですが、その数時間後にすぐそばでテロ疑惑の車輌が発見されるとは、当時は知る由もなし。












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29.Jun.2007
Happy発表会
お陰様で、先週の日曜日、妻のピアノ教室の第1回ピアノ発表会が無事終了しました!

・会場がすばらしかった
・出演者が全員いい演奏をしてくれた
・アナウンスから裏方までお手伝いしてくれた友人が敏腕だった
・保護者の方々がとても協力的で、会を盛り立てて下さった

等など、成功の理由は枚挙に暇なしですが、とにかくお陰様でいい発表会になりました。



会場の写真がまだ手元にないので、ひとまず演奏後の妻に花束を持って来てくれる子供たちの図。




自分が出演するのと、自分が主催するのとでは随分勝手が違って、
今回はいろんな失敗もひっくるめて、本当に勉強になりました。
十分に計画して準備したつもりでも、ふたを開けてみれば予想を超えて時間や手間のかかる仕事が出てきたりして、見込み違いの事柄にあわてることもしばしばありました。
直前に怪我で出演をキャンセルせざるを得ない子が出たことも、とっても残念でした。


ちなみに内輪ネタの手前味噌で恐縮ですが、影の功労者である夫は、プログラムや妻のドレス作成から当日の雑務まで、まさに縁の下の力持ちとはこのこと、という働きでした。
日本の親から保護者の方まで巻き添えにして、とにかく今回は、周りのサポートに感謝するばかり!



かわいいカードとお花。



何と言っても開催者が初心者なら出演者もほとんどが初心者で、おめかししてバッチリ決まっている子供たちを前に、保護者の方々は緊張を隠せません。
しかし子供というのは本当にすごいクリエイチャーだ!!!とつくづく感心させられましたが、大人の不安をよそに、当人達はみんなちゃんとやってのけるのですね。
大人の感じる緊張とはまるで種類が違って、彼らの緊張とは、ほどよい高揚となり、うまい具合に集中力を高め、普段よりスパイスを効かせたいい演奏を生み出すという、驚異のパワーなのでありますね。

舞台へ登場する前に、それぞれがマイクで一言メッセージを述べたのですが、そのセリフや声に個性が出て、これまた楽しめました。

舞台袖から、数ヶ月間の努力の成果を披露する生徒たちの背中を見つめつつ演奏を聴くのは、まさに「教師冥利に尽きる」瞬間でありました。



件のピアノです。
終演前に幻想即興曲を弾いたのですが、スタインウェイを久しぶりに音響のいいところで弾いたので、とりあえず気分が良かった!!


今客席の様子が写った写真がないのですが、会場全体がいいムードでした。
子供たちの写真が入手できたら、ホームページに報告をアップしようと思いますので是非ご覧下さい。
信仰心もないのに、こんなステキな場所だけ使わせていただいて、ご慈悲に感謝致します。
アーメン。









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昨日はちょっと近所まで出かけた帰り、もう家は目と鼻の先!というところで突然の大雨に見舞われてしまいました。
文字通りバケツをひっくり返したような雨。

すぐさま順番にお風呂に入ってあったまったものの、全身ずぶ濡れになったせいでどうも調子が悪い・・・。
この忙しい時期に風邪をひくわけにはいかないので、お布団にもぐるや、二人ともすぐにぐっすり。

貴重な土曜の午後を睡眠に費やしてしまってしょんぼりしたものの、お陰で体調は戻りました。



今日日曜は、昨日と打って変わって晴天に恵まれ、朝から意気揚々と出かけました。
今日すべきことを全部リストにして、いそいそと午前中にロンドンの中心までやって来た私たち。

あ、またやってしまった。
日曜日はどこも正午からしか開店しないのだったということを、到着してから思い出す二人。
何度も同じ過ちを繰り返す自分たちにあきれつつ、仕方がないのでコーヒーを買って、公園でしばらくモノマネなどをして過ごしました。
老夫婦のWデートや、裸のおじさん、氣志團ヘアの少女まで、老若男女がくつろぐ憩いの空間は、それなりに楽しくもありました。


午後からは首尾よく(?)事をすすめ、およそ全てのお店が閉店する6時までに、ありとあらゆる用事を何とか済ますことが出来ました。
途中、来週の発表会でアナウンスをお願いしている友人と打ち合わせも出来ました。




さて、突然ですが、我が家でとても重宝しているモノ。
セレブな友人カップルがプレゼントしてくれたnormann COPENHAGENのストレイナー。
デンマークのコペンハーゲンに本社があるデザイン会社です。

normannのザル

写真では見えませんが、底がザルになっています。
パスタ大好きな妻には欠かせないザル。このデザイン重視のようなnormannのザルは、実は非常に機能的。
ぽこぽこと折りたたんで真っ平らに出来ます。収納に便利。
実はシンプルなつくりで、変なくぼみや溝がなく、汚れがつきません。
これは日用品全般の最重要ポイントでありながら、あまり重視されていない気がします。
その上このザルは、黒い部分が全てゴム製なので軽く、どこにぶつけても静か。これも実際使ってみると想像以上にありがたい特徴です。
使用暦8ヶ月。これはオススメです!!

日本でも買えるようですが、オーマイゴッド、かなりのお値段です。

以上、持ち物自慢でした。








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11.Jun.2007
Graduate Fashion Week
先週の話になってしまいますが・・・
6月3日からロンドンの南西部にあるテムズ河沿いのButtersea Park内ので開催されているGraduate Fashion Weekに行って来ました。 1991年に創設されたグラデュエイト・ファッション・ウィークは、イギリス内の47の大学から選ばれしファッション選考の学生が卒業制作携えて参加するという一大イベント。
First Prize受賞者には2万ポンド(約450万)の副賞が授与されます。大規模な合同卒業展&catwalkといったところでしょうか。


Slone Square駅で下車し、先頃「風花」が2年連続金賞という快挙を成し遂げた、英国の伝統的なフラワーイベント「Chelsea Flower Show 」の会場を通り過ぎ、ロックファンにはお馴染みのBattersea Power Stationが見える橋をわたり、




公園の中をすすんでいくと会場であるBattersea Park Arena(バタシーパークアリーナ)が現れます。






この日は2週間ぶりの夏日の週末。中に入るとムシムシした空気にまず二人で怖気づきます。
大きな会場内には、各大学のブースが仕切られ、その中で様々な作品が所狭しとディスプレイされています。
ディスプレイ方法はそれぞれですが、基本的に、作品である服やアクセサリーと、各生徒のポートフォリオ(作品に関するあらゆる情報を一冊の本、またはファイルにまとめたもの)が展示されています。


各大学からトップの学生のみが選出されているとはいえ、その数たるや優に2、300作品はあります。



そういうわけで、会場に入った瞬間あまりの数に圧倒され、しばらく見ているともう食傷気味で、全部の作品に丁寧に目を通すことができませんでした(笑)。

こういう時いつもながらに思う事ですが、デザインということ以外に、作品全体の統一性やディティールのきれいさ(tidiness)、ディスプレイ方法などの重要性を軽んじている学生が意外に多いことが気になりました。

雑多な布サンプルや必要のないドローイングでパンパンに膨張した安いスケッチブックでは、こういう状況で人目をひくのは難しく、そのせいでせっかくの才能も埋もれてしまいます。

というわけで、プレゼンテーションの重要さを改めて認識した一日でした。



写真はLondon College Fashion よりAdelina Amanteの作品。
textileの生徒だと思われますが、清潔感溢れる、ソフトだけど芯のある、骨のあるタコのようなcolourwayが好みです。




こちらは同じくLCFのHeather Meikle 。(写真で見る限り)全てPVC(ポリ塩化ビニール)のような生地にきれいなプリントをあしらった作品です。
7アウトフィット勢ぞろいした様が、なぜかピカソの「アヴィニョンの娘」を彷彿とさせます。





才能の発掘はこちらから。









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じゃ~~ん。





先日ロンドンオリンピックのロゴが発表されました。
発表されてまだ間もないにも関わらず巷では大騒ぎを起こしています。
総額£400k(約9600万円)が費やされた言われているこのロゴ、現段階では反対意見が圧倒的に多いようで、今日の新聞は各誌この話題で持ちきりでした。
抜粋をそのまま載せると

"£400k is just wrong, I can't get my head around how it could even possibly cost that much for a shit logo"



"Putting this logo design forward to the world makes me ashamed to be British. It is a poor idea badly executed, backed only by vacuous comments and massive amounts of spin.
An adequate comment on Blair's Britain I think."

など

"It looks like a logo designed for young people by old people who don't understand young people."

もっと分かり易く言えば、

"That's rubbish"

といった感じ。

もちろん我々の趣味(クラシック)ではありませんが、なにもみんなで寄ってたかって過激な反対意見をぶつけるほど悪いもんじゃないと思うんですが。
どちらにせよ、オリンピックのロゴですからこれぐらい話題を巻き起こすぐらいが丁度いいのでしょう。
事実、このシンボルは、今やほとんどの英国人に知られているわけですから。
そうして、こんなロゴでも見慣れたらかわいくなって、少し経てば "Actually, It`s not too bad"(なかなかいいんじゃない?)とみんな言い出すでしょう。



書き忘れましたが、ちなみにこのシンボルは"2012"を表しています。







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31.May.2007
キレイ。
まずは、ピアノレッスンロンドンのホームページでもご紹介中の、発表会の会場、St.Mary's Churchの内部写真です。
キレイな写真なのでご覧になっていない方に。


 

2003年に内装リニューアルを終えたばかり。





今朝は悪徳(?)ピアノ会社に意を決して苦情の電話をした妻。
故障したピアノを14ヶ月レンタルして、その間ずっと修理をしてくれと訴え続けていますが、我慢の限界を超えました。
100%あちらの責任にも関わらずいつも言いくるめられてしまってずるずると今に至っていました。今回は冷や汗をかきつつ頑張ってみたら、
「すぐに対処しますから、どうかそんなに怒らないで下さいよ~」


反省するというより、「怖いお客さんだ~」と単におびえている様子でした。
抑揚のない発音。
外人ゆえに妙にダイレクトになってしまう話し方。
低い声。
この三つが重なって、こんなにおどおどしつつ電話しても意外な結果になったんですね。
自慢じゃありませんが、昔から「電話で話しただけだと大きな人かと思う」とはよく言われる妻。


でも怒らないとカスタマーとして正当な主張が通らないこのお国柄には、
いやはや、なかなか慣れません。
胃が痛い妻でありました。









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