ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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03.Feb.2025
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日本のお友達が送ってくれた豆まきセットで、今年の鬼を退治して、福をよびました。
きっと今頃リスか狐が食べています。猫かな。

「福は内」後の玄関↓
      


ロンドンにもあるにはある、自慢のお菓子at スーパー。

とろりと濃厚、シンプルで甘い。



オーブンでこんがりもよし、レンジでお手軽もよし。
数年前お友達にもらったのがきっかけで、うちでも贔屓に。
ちょっと手土産って時にもこのシリーズは便利です。


このガラスの器が、引き出しの中なんかで何かと重宝です。


チョコレートと全然脈略ありませんが、これを食べつつ本日書きました週刊classic vol.59は、リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」。


こういう音楽が頭の中から生まれてくるって、一体どういう感覚なのでしょう。
不思議でなりません。
かっこよすぎます。


いろいろ聴きたいビギナーにはもってこいのCD.
classical ever!two millennium
オムニバス(クラシック) マリア・カラス プラシド・ドミンゴ バーミンガム市交響楽団 チョン・キョン=ファ ロンドン交響楽団 ユーディ・メニューイン
おすすめ度の平均: 4.5
5 お得な CD 第2弾
4 いいとこどりにも程がある
5 クラシック音楽をポピュラー音楽の気分で味わえる好作品!


シュトラウスの弟子、カール・ベームの演奏ですから、もちろん他とは一味違います。
ただし、二人は微妙な関係だったようですが。
師弟関係というのは、時に難しいですね。
R.シュトラウス:交響詩〈ツァラトゥストラはかく語りき〉
ベーム(カール) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 シュヴァルベ(ミシェル) R.シュトラウス
ユニバーサル ミュージック クラシック (2006/02/15)
売り上げランキング: 14989


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価値観の違いというか、モラルの違いというか、世の中いろんな考え方がありますね。


もう周知の事実かと思いますが、ロンドンでは新聞を回し読みします。
カフェでもパブでもそうですが、メインは地下鉄の中です。




地下鉄の入り口には、毎日フリーの新聞が設置してあったり、または配っていたりするので、人々はそれを通勤の電車内で読みます。
読み終わると、ぽいと背もたれの後ろに置いて電車を降ります。


次に乗って来た人や、新聞を持っていない人は、その放置された新聞を読みます。
非常に効率が良いです。

最終的に、こうなります。


回し読み習慣のせいで、「新聞放置」は悪いことではない、という暗黙のルールみたいなのがあり、さらに、この新聞を片付ける仕事の人が、随時地下鉄内に数人配置されているので、全く問題はないとされています。

先日は、電車から降りた人がホームの床にポトッと新聞を落として行きました。
「車内ならまだしも、それはないのでは!?」
と憤る間もなく、反対から歩いてきたサラリーマンが、さっと拾い上げて読みながら去って行きました。


なるほど。


確かに便利な習慣で、カフェで手持ち無沙汰な時に、隣の席の人が新聞を置いて去っていくと、「ラッキー」と引き継いで読むことが出来ます。
たまに「読もうかな」と手をのばすと、新聞のはしっこに、唾をしこたま指につけてめくった形跡があり、「おえ」っとなって手を引っ込めることもあります。

この「新聞放置」が拡大して、線路やホームや街中にも氾濫してしまうのが一部から問題視されています。
みんなで仲良く
「すいません、後ろの新聞とっていただけますか?」
「どうぞ」
とやっている分にはほのぼのしていていいのですが。


あと、よく聞くセリフが、
「ちゃんと拾って掃除する仕事の人がいるんだから、ごみを捨ててもいいんだよ」


異人種多民族都市は、収拾がつきません。


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31.Jan.2008
詩的な暮らし。

ここのところ、毎日とても寒い。
家の中が暖かいイギリスですが、最近はそれでも朝が辛い。。。
寒いので、朝からキムチ雑炊を食べています。


ハウスのほんとうふ。粉末から作るとうふです。
これ、成功すると非常においしく、失敗すると信じられないくらい不味い、という侮れない商品です。




きれいに出来ましたよ。



ジャパンセンターでもらった専用とうふ型。
でもタッパーでも何でもokです。


ところで、international poetry competitionで、英国のピアニスト、Stephen Houghが優勝したというニュースを見ました。
彼の美しい詩はこちら。
音楽も詩も、スタイルにのっとりながら自己表現をするという意味で、共通の芸術なんでしょう。
妻の大学の時のピアノの生徒の一人が、よく、
「今朝まで徹夜で詩を書いてたんだ」
とか、
「今日はイベントで詩を朗読するから、よかったら来ない?」
とか言っていました。
ある時は、彼の家で自作のコンピューター音楽に合わせて、ダークな詩をよむ不思議なパフォーマンスを、我々二人で紅茶すすりながら聞きました。
「どう?」と聞かれて、
「…雰囲気がいい!」
としか返せなかった3年前です。


最近mixiでも、詩的な日記を書く人を多くみかけます。
自由な自己表現って、いいですね。
ロンドン暮らしっくも、詩ブログにしようかな。

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去年から再三続いていたことなのですが、うちの耳の聴こえない隣人を、時々女性が尋ねて来ていました。
彼女も耳が聴こえないので、うちのフラットの玄関でいつも往生します。
目的の家の番号でインターホンを鳴らすと、中から住人が応答し、ドアのロックを解除します。するとビビビビビ、と音が鳴って、外の人はドアが開く状態になったことが分かるのですが、耳が聴こえないとその一連の行動がとれません。


で、問題は、その女性がなぜかいつもうちのインターホンを鳴らし、「私は耳が聴こえないので、どうか下まで降りてきてドアを開けて下さい」と訴えて来るのです。
はじめは言葉も聞き取りにくく、誰かのいたずらかと思いましたが、延々とインターホンがなり続けるので、おかしいと思って夫が下におりると、女性がドアの外で待っていました。

聾唖の知人を訪ねてきたけど、部屋番号が分からない、というので、「あ、それならうちのお隣さんです」ということで、一緒にドアをドンドンやってみましたが中は留守の様子。
その日はそれで女性が帰りましたが、それ以降も数回これが続き、毎度隣人男性はお留守。


そして先日、またその女性が登場し、同じように隣人は留守、「あきらめたら?」と言っていると、「トイレを貸して欲しい」というので、うちのトイレを貸しました。
すると留守のはずのお隣から女性が出てきました。
あら、居留守だったのね。

その後分かったところによると、いつも尋ねて来る女性はどうやら隣人の元カノで、中から出てきたのは現在の彼女。
当然うちのトイレから出てきた元カノと、今カノが廊下でバトルを開始。

「ひえー」と思った妻は、口角泡飛ばしてケンカする二人から、さっさと退散しました。



知らない内に、元カノのストーカー行為の片棒を担いでいた我々でした。



さて、今週の週刊classic、これまた情熱的にビビビ!とくる名曲です。

ツィゴイネルワイゼン
これは発売してすぐに買って、随分聴きました。
矢部達哉の清涼感あふれる音色が、魅惑的な音楽をさらりと嫌味なく謳いあげていて、おススメです。
自身がコンサートマスターをつとめる東京都交響楽団との録音なので、息はぴったり。
この人には、なんというかレスリー・チャンみたいな雰囲気のある艶があって、音色にもそういうキャラが出ています。



ツィゴイネルワイゼン~ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン

名盤中の名盤、ハイフェッツの名演。
ニューバージョンとして出たようです。
サン・サーンスがサラサーテのために書いた「序奏とロンドカプリチオーソ」も収録されています。一枚で2度おいしい!


↓は、買おうと考えているDVD。1980年の鈴木清順監督映画「ツィゴイネルワイゼン」です。
夫の大学の図書館で借りようと思ったら、この作品に限ってありませんでした、残念。

大正の鎌倉湘南を舞台に、サラサーテのレコードをめぐる男女4人の怪奇ストーリー。
1980年キネマ旬報ベストテン第1位、ベルリン映画祭・審査員特別賞、ブルーリボン賞最優秀監督賞等受賞、というふうに評価も高く、ストーリーもおもしろそうです。


ツィゴイネルワイゼン デラックス版
ジェネオン エンタテインメント (2007/03/21)
売り上げランキング: 23701
おすすめ度の平均: 5.0
5 幽玄
5 絶対デラックス版に買いなおしたほうがよい。
5 闇の中の極彩色






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25.Jan.2008
不思議な人々。

前の日記ではイギリスの一番深刻な問題点と言える杜撰なサービスの現状を赤裸々に(?)報告をしましたが、とかくイギリス人は不思議な人種です。
仕事面では人に迷惑をかけようと微塵も気にしないのに、ひとたびプライベートになると、揃って困っている人の強い味方です。



つい先日、とある服屋さんで、「弱者に親切 + カスタマーサービスが最低」のちょうどいい事例に遭遇しました。
若い女性客が、ポイントカードを使えるか使えないか尋ねたところ、40代くらいの店員が、非常に態度悪く「no!」と言ったということで、その女性客が怒り、怒られた店員は突如号泣しだしたのです。

「あなたの態度はとっても無礼よ!」
「えーん、しょうがないじゃないの、私は使えないから使えないって言ったのよー」
「だけど、言い方がすごく感じ悪かったわよ!」
「えーん、だって私はマネージャーじゃないから、そんな権限ないんだものー」
「あなたの態度のことを言ってるのよ!」
「えーん、私はただのレジ係りよー」


話がいっこうに噛み合っていませんが?と思っていると、マネージャーが登場し、
「本当はポイントカードは使えませんが、特別にOKにしますので、どうかもうもめないで下さい」
「私はそのことをどうこういってるんじゃないのよ、彼女の態度が最低だったのよ!」
「えーん、私は無理だから無理って言っただけよー」
「彼女はうちで5年も働いていて、とてもいい人なんです。どうかもうお引取り下さい」


2対1になってもその女性客はがんばっていましたが、そこへ横のレジの中年客が、
「ちょっとあなたもうやめなさいよ!彼女泣いてるじゃない!」
「?!あなた関係ないでしょ?黙ってて」
「黙るのはあなたよ!店中があなたが黙るのを待ってるのよ!」


その女性客はキレテ
「Shut up!」と捨てゼリフを吐きつつ帰って行きました。
確かに、店中のムードが号泣店員にやさしかったことは言うまでもありません。
とりあえず、この国ではカスタマーは神様ではありません。
そして、泣いている人には優しくしなければいけません。
楽しい国、イギリス。


ところで、香水の件でお騒がせしておりましたが、Tendre Poisonが復活する日まで使う香水を決めました。
時間が経った後の香りがよい感じ。



情報提供してくださった方、ありがとうございました☆

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今日、日本人の知人が荷物の配達のトラブルでとても憤慨していました。
怒りの矛先は、配送会社ParcelForce

怒りの実名表記です


実はここには我々も煮え湯を飲まされていました。
昨年10月~11月の間に、3度、日本からの荷物をちゃんとうちのドアまで配達しないでフラットの戸外に不在通知だけほっぽり出して帰るという悪行をしたドライバーがいました。
インターホンを押して2度もオートマチックドアを通って、2階まで運ぶのがめんどくさいのか、中で今か今かと荷物を待っている我々をあざ笑うかのようにニセの不在通知を落として帰っていくという悪質な怠慢!!

おかげで我々は、雨の中を郵便局まで荷物を引き取りに行き、かついで帰って来たりしたわけで。

怒った我々は、もちろんParcelForceに連絡したところ、カスタマーサービス得意の「まどろっこしさで相手をあきらめさせる術」で応戦してきました。

「大変でしたね、とりあえずここは総括ですので、あなたの住所を教えていただければ、担当部署にこのクレームを回します」
住所を送ると、
「そこの部署に回しておきましたので、連絡がいくと思います」
でも一向に来ないので再びクレームすると、
「もう一回確認してみます」
それでもこないので、またクレーム。
「電話番号を教えていただけますか?その部署にかけるように送りますので」
かかってこず。


あれから二月以上、いまだかかってこず…



あきらめてしまった、というか、ParcelForceの思う壺になっていることに今改めて気づいて今またむっとしています。



今日の知人のケースはもっとタチが悪く、ピンポンも押さずに(家に住人はいた)ドアの前に荷物を放置し、ドライバーが勝手に「tanaka」と知っている日本名でサインして帰ったという話!!
結局荷物は廊下で見つけた隣の人が預かっていてくれたらしく、事なきを得たものの、怒りは収まらず。
まだひどいことに、クレームに対して全く反省しないので、ドライバーのコンタクトナンバーを問いただしたところ、全部ウソの情報を伝えられた上、クレームの最中に電話を切られたとのことです。




憎たらしいParcelForce。
日本から荷物を送ると、自動的にこの会社が配送することになってしまうのがやるせないー。
中にはいいドライバーもいるのですが、こんな杜撰な管理体制の傲慢で高慢ちきな会社は、出来るだけ使いたくないものです。
しかし結論としては、やれるだけやったら、後はどうしようもない怒りは、「しょうがないなー」の精神で片付けて、楽しく生きるというのがイギリス流。?



キリキリ怒った後にはおいしいお茶でお肌ケア。
Dr.StuartのSkin Purify。
お肌の浄化はこれにおまかせです。



カモマイル入りなので、ブタクサアレルギーの妻は飲めない…。飲みたい。



コレクション用の靴。
同じサイズの同じ靴がただいま我が家に7足。
売り切れ続出のところを、夫が昨日まで苦労してUK全土より(?)集めました。



上の2箱は、今日グラスゴーから届きました。
もう一足、スコットランドから届く予定です。


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ロンドンにおいて「いいな」、と思うところは、たいてい日本人好みのところです。
接客がよく、cozyで、小奇麗で、そこそこおしゃれで、立地がよかったら、間違いなく日本人が集まる場所です。



ピカデリーサーカスからちょっと上がったGolden Squareにあるスカンジナビアンのカフェ、Nordic Bakeryも、日本人によく会う場所。

     

シナモン バンCinnamon Buns。
大味なんだけど、素朴で甘くて、ついつい。

     

時間潰しや、待ち合わせ、小休憩にgood。
本当は日本でいう「英國屋」みたいなのが好きですが、それはこっちだと小汚いパブになってしまうので…。





なんでこんなにいい曲が書けるのだろうシリーズです。

週刊classic vol.57を書きました。
「華麗なる一族」で、キムタクのラストシーン、見られた方はぴんとくるでしょう。
追悼の意や、悔恨の念や、絶望や悲哀、全部ひっくるめてこの曲が全て語ってくれます。
バーバーというアメリカの作曲家の作品ですが、一度聞いてみて下さい。
人類の悲しみを凝縮したようなメロディーに、改めてじーんときながら書きました。
視聴も出来ます。
名曲!


Barber's Adagio
Barber's Adagio
posted with amazlet on 08.01.21
Dan Kelly Dennis Smylie / Jim Forgey
Richard Stoltzman / Steven Hartman
BMG (1997/05/20)
売り上げランキング: 5374
おすすめ度の平均: 4.5
5 恐ろしいぐらい素晴らしい魅力を秘めた曲
4 Barber's Adagio

とことん聴きたい人にもってこいのCDです。
合唱のアダージョ、弦楽合奏のアダージョ、四重奏のアダージョ…盛り沢山。


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