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バッハ様の音楽。
略してJ.S.Bach。
イギリスではバックと言います。
生まれは1675年、二人の妻との間に総勢20人の子を授かる。
そのうち何人もが音楽家になっているあたり、やはり才能は受け継がれるのでしょう。
50歳の時に生まれた第11子が、後にイギリスで女王に贔屓にされ、イングランドバッハとかロンドンバッハとか呼ばれる、ヨハン・クリスチャン・バッハです。略してJ.C.Bach。
この人はモーツァルトやベートーヴェンに多大な影響を与えた人で、音楽史上重要な人物です。
うっかり息子の話になってしまいましたが、なんといっても、お父さんバッハこそが、ちまたで大バッハと呼ばれる、あの白いカツラの偉大な人です。
この人の音楽をいろいろ演奏してみて、聴いてみて、語ってみたところで、結局最後に言える言葉はいつも、
「天才だね」
これです。
彼の膨大な作品を、1曲でも多く聴いてみることをオススメします。
さて、週刊classicvol.17は、バッハのカンタータ第147番「心と口と行いと生活で」より、「主よ、人の望みの喜びよ」というコラールです。
このコラールだけがものすごい人気を得て一人歩きしておりますが、実際は全10曲でひとつの物語を成すのです。
この「主よ、人の望みの喜びよ」というのは、ドイツ語のコラールから英語の誤訳が出来て、それが和訳されてそのまま定着してしまったようです。
正しくは、「イエスよ、わが魂の喜びよ」。
知れば知るほど面白い曲ですね。
バッハの演奏といえば、この巨匠を真っ先に挙げずにはいられません、その名もカール・リヒター。
いろんなカンタータが入っていますので、是非出勤のお供に・・・。
新世紀エヴァンゲリオンでは、バッハの曲がよく使われていたようですね、見たことないんですが・・・。
ジョージ・ウィンストンは、カノンの時もオススメしましたが、独特のアレンジがほんとうにいいです。
真っ白に光る雪の下から緑の新芽がちくっと顔を出しているようです。
全曲試聴できます。JOYというタイトルになっています。→
無宗教の私。
しかしクラシックは神々しさとか敬虔さとか抜きには語れないのですね。
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