ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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03.Feb.2025
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週末も雪、みぞれ、雨の3拍子揃ったさむーーーい日々となりました。
雪は写真に写らないと言われているのに、このびっしり写りこんだ雪をご覧くださいませ。
実際にはこの3倍は降っているということです。


昨晩はその氷りつく街へ敬愛する先輩ご夫妻お招きのクリスマスディナーへ赴きました。
よりにもよってそんなときに得意の耳あてと毛糸のパンツ着用を忘れて、取りに帰ろうか一瞬迷いましたが、氷の道をもう一度引き返す勇気がありませんでした。


食事はタイ料理。
やはり寒い日はホット(辛い)なものに限ります。


例によって食べるのに夢中で肝心のカレーの写真がございません。

年の暮れは、みんなでねぎらいあったり、一年の思い出を語り合ったり、普段なかなか会えない人に会えたり、楽しい乾杯が続くので大好きです。

しかし、大掃除をまだ1ミクロンもはじめていない自分たちとホコリが潜むこの家に対して、日、一日と不安が募ってまいります。




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クリスマス前の盛り上りがピークになろうとしている週末です。
日本と同じく今週は雪weekでした。


歩き組の我が家としては、これが必須アイテム。
MUJIのイヤーマフ。耳あてです。



体や顔は歩き出せばすぐにあったまるのですが、何しろ耳が痛くなるので
帽子が必須なんですが、これはセットの乱れも気にせずに出来て素晴らしい。
長時間していると締め付けでちょっと痛くなるのが難点。それはサイズの問題でしょうか。いや、形状の具合と思いたい。


ヘロヘロと腹這い状態ながら突き進んできた日々もようやく一段落し、夫も今日は久しぶりにソファでお昼寝をエンジョイしました。
明日は結婚記念日。
年末は楽しもうと思います。


最近見た「泣きながら生きて」。
数年前にTVで放送されたドキュメントが、今映画館で上映されているとのこと。





1989年、一人の中国人男性が上海から日本へと渡ってきた。丁尚彪(ていしょうひょう)、35歳。上海の街角で日本語学校のパンフレットを手にした彼は、親戚や知り合いに頼み込んで借金をし、日本へとやってきたのだ。入学金と半年分の授業料は合わせて42万円。それは、中国で夫婦二人が15年間働き続けなくては得ることのできない金額だった。上海に生まれながら、文化大革命によって貧しい農村での生活を強いられた彼は、教育を受けることができなかった。日本語学校で学んだ後、日本の大学へ進学することで、彼は人生の再出発を図ろうとしていたのだ。

しかし、日本語学校のあった場所は、北海道の阿寒町。住所の最後には「番外地」とあった。中国から来た生徒たちは皆、働いて借金を返しながら勉強していくつもりだったが、町に仕事はない。かつて炭鉱で栄えたこの町は、過疎化を打開したいという思惑から、日本語学校を誘致したのだ。日本=東京というイメージしか持っていなかった生徒たち、中国人の経済状況を理解していなかった学校経営者……お互いの無知に因る悲劇だった。

多額の借金を返さなければならないため、賃金の安い中国に戻るわけにはいかない。丁は、やむなく阿寒町を脱出し、東京へとたどり着くが、語学学校の生徒ではなくなった彼にビザの更新は認められず、不法滞在者の身となってしまう。再出発への希望が消えた彼は、果たすことのできなくなった夢を一人娘に託そうと決意する。「娘を何としても一流大学へ進学させたい」。見つかれば即座に強制送還という身でありながら、借金を返し終えた後も東京で働き続け、稼いだお金はすべて上海の妻子へと送金した。

制作チームが彼と出会ったのは、1996年。来日7年目の春のことだった。7年間、中国へは一度も帰らず、3つの仕事をかけもちしながら都電が走る傍の豊島区の古い木造アパートで生活していた。壁には7年前に別れた、当時小学校4年生だった娘の写真が貼られていた。

年が明けて、1997年2月。制作チームは彼の家族を訪ねるため、東京で働く様子を撮影したVTRを持参して上海へ。8年ぶりに見る夫の姿、8年ぶりに見る父親の姿……自分たちを置いて日本へと旅立った彼が、日本でどれほど苦労しているかを知り、母と娘は涙した。娘の丁琳(ていりん)は、中国屈指の名門校、復旦大学付属高校3年生。アメリカへ渡り医者になりたいという夢を持っていた彼女は、父が自分のために身を粉にして働いていることを知り、努力の末、ニューヨーク州立大学に見事合格する。

出発の日、上海空港で一人去っていく娘の後姿に、母親は人目をはばかる事もなく号泣した。そして、ニューヨークへ向かう途中、東京での24時間のトランジットを利用して、父と娘は8年ぶりの再会を果たす。8年間も別れて暮らしてきたが、娘にとって、父は変わらぬ父だった。「私、知ってるの。お父さんが、心の底から私を愛してくれていることを」。

東京、上海、ニューヨーク。お互いを信じ、お互いを思いやりながらも、離ればなれの生活は続く。強い“絆”で結ばれた3人が信じ続ける希望とは……!?




海外に単身乗り込んで生きていくという難しさは、留学組の我々や、会社から派遣された人々の持つそれとは全然違うのだろうと思います。

誰も守ってくれない、明日をも知れない、薄氷を踏むような毎日の中で、ひたすらに家族を想う気持ちだけを火種に細く長く生きている人々。
想像を絶する生活です。



ちょっとしたことで落ち込んで泣いている日、気が滅入ることが頻発した時、こういう日があるから、笑える日が来るんだと思って、そういう時は大きな声を出してお風呂に入ることにしています。

みなさん素敵な週末を!




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16.Dec.2009
黒い洗濯機
昨晩、夫がタオル地を数種染めたのですが、おかげさまで洗濯機が真っ黒けで大変です。
今なら何を洗濯してももれなく黒くなります。
カラ運転してみたものの、まだしぶとい塗料が残っています。

洗濯機に粉末と生地を入れて染めるタイプのものなので、使い方はあっているんですが、洗濯機へのフォローがないのです、この商品。



えらいもので、ちょっとでも綿以外の素材が混ざっていると染まりません。


昨晩は湯気でメガネが曇ったせいか熱いコーヒーでやけどし、今朝はお弁当のしょうが焼きがフライパンからとんできて手をやけどしました。
一瞬赤くはれてヒリヒリするのですが、5分後には治ります。
人間の治癒力って、本当に素晴らしい。
最近特にケガをしても治癒するのがとても早い気がするのですが、イギリス生活7年目で身体が強くなってきたのでしょうか。

大陸の気候で肌がカサカサになった代償に、狩猟民族の強い肉体を手に入れたとしたら文句は言えまい。
ヨーロッパの水が合わずに髪の毛が抜ける人なんかもいますが、どこかでプラスマイナス合っているのかもしれませんね。

今日からロンドン極寒daysのはじまり。
雪が降るともっぱらの噂で、楽しみにしています。




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年末とは毎年あわただしく過ぎていくものですが、今年は特に気がつけばもう12月半ば・・・という感じで、クリスマスまでの残り日数が少なくなっているというのに、未だにピンときていない有様です。

プレゼントもクリスマスカードもまだ書いていない・・・・
そろそろカードが届きだして、冷や汗をかいています。


一応窓には恒例のライトを。

お風呂から出たら、このライトのデコレーションとシャンパンとキャンドルでサプライズが用意してあったのは新婚4日目のクリスマスイブ。
もう4年前の話です。
以来毎年活躍中!


明日こそはクリスマスカードを出すことをここに誓います。


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夫の友人から、韓国のママから送られてきたお手製キムチを白菜一個分もらいました。
20キロ送ってきたそうな。
さすがキムチ大国!


これがまた美味しくて美味しくて。
お味噌汁にまで投入しております。


金曜日から近所の日本食店が毎年恒例3日間セールをやっていました。
セールが、というか列に並ぶこととせわしなく買い物することと人ごみが大の苦手なので毎年この期間は避けているのですが、生徒ちゃんのお母様が初日朝一から並んでお米10キロ買ってきてくださいました。
米粒を一粒ずつかみ締めながら感謝して食べております。

さて、そのセールも3日目の夜となればだいぶん落ち着いているだろうと思い、来週末近所に越してくる友人と共に今夜ぶらっと立ち寄りました。

買い物をしたら2回くじを回せると言われて大喜び。
気合を入れてぐるんぐるん回したら「は、はやすぎる!」と止められたので、ゆっくりごろりと回してやってみると、出た!
3等賞!
「おめでとうございますー!」
と拍手してもらって快感でした。
なにしろ当たるものには何も当たらないのでおなじみの私でしたので。





いつもお刺身を大量に買っている常連客の方々に申し訳ない、と思いつつ。
どうせなら特等の航空券が欲しかったねーなどと欲にまみれた発言をしながら帰りました。



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ブログ更新を怠っているわけ、それは・・・
最近細かいメールのやり取りなどの用事に追われているから。
パソコン稼働率が高すぎて、右手がマウス症候群っぽい症状に見舞われています。
職業的にこれはまずいので、ブログも自粛!という大義名分を振りかざして更新をさぼっているわけです。

夫が今やっているコレクションのためのスポンサーさんとのやりとり、ヘルプしてもらっている方々とのやりとり、各業者への問い合わせに加え、自分のピアノレッスン関連のメールのやりとり。こういう感じで毎日なかなかのメール生活です。


それにしても、一日の仕事を終えて、晩御飯の準備もし、お風呂も入り、後は夫の帰りを待つのみ!という時の一杯はたまりません。

あったまるー!
Baileys。
ウィスキーなんて飲んだ日には、一口でひっくり返りますが、Baileysならちみちみ飲めます。




ウィスキーボンボン食べて呼吸困難になっている夫には、禁断のお酒です。




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忙しいという便利な言い訳の元にブログ更新を怠っていたら、各方面から安否確認が来ました。

はい、おかげさまで、元気です。

ただ、ちょっと忙しくなるとすぐにルーティーンをさぼるという根っからの怠け者体質なので、本当に困ります。


昨晩は夜の9時にオペラハウス前に集合で、「眠れる森の美女」2、3幕から観ました。
今回もお招きいただいて、こんなツウな立ち見席で。




ボケて何が何だか分かりませんが、王室が見る席がこの頭上で、ここはどうやらツウ好みの正面からの立ち見席(一階最後列)らしく、我々立ち見のさらに後ろには、どこからか移動してきた通人がずらりと並んでいました。
彼らは、拍手どころを心得ており、ここぞという時に真っ先に叩き、音が足りないとオーケストラの団員のように足を踏み鳴らし、間奏曲が入る休憩なしの幕間でしゃべる聴衆を「シー!!」と制したり、立派にバレエの伝統をキープしていました。





それにしても、先週のオペラバレエといい、冬はやはりチャイコフスキーが盛り上がりますねー。
この「眠れる森」は舞台装置がすでにファンタジー舞台の最高峰で、これまたダンサーの踊りを一人一人じっくり見られる贅沢な演目なのです。
このブログでもすっかりおなじみKenta Kuraをはじめ、日本人ダンサーたちの活躍も素晴らしく、何から何までため息ものでした。

うっとり。



ところで大人になると、
「まあ、この素敵なバッグどなたの?」
「私のですけど、ただの安物ですわよ」
とか、
「あら、この素晴らしい壷、お高いでしょう?」
「お恥ずかしい、私の愚作です。」
とか、謙遜は会話の必須アイテムですが、子供にはそんなややこしいことは不必要です。(イギリス人も褒められたらそのまま「ありがとう」で謙遜しませんが)

上手に弾けた後に必ず、
「今、この曲をびっくりするくらい上手に弾いた人は誰ですかー?!」
と問いかけると、小さな人々は顔をしわしわにしながら一様にこう答えます。
「はーーい、わたし(ぼく)でーす」


これがわたくしの癒しです。




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