ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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30.Apr.2025
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一般に夏が盛り上がらない、冬が暗くてじめじめして長い、などといわれるイギリスでは、植物もその辺りをちゃんとわきまえていて、非常にたくましい。

我々の住むロンドン西部の町Actonには、数種の桜が沿道に並んでいます。
2月下旬にちょっと春めいたかと思うと、桜たちはこの機を逃すまい!と一斉に開花し、また3月に入って寒くなると茶色い葉桜(?)にさっさと変身し、またまた陽気が戻ってくる3月中旬には、別の桜がささっと開花します。
これはイギリスの四季を熟知している彼らにしか成しえない高度な技です。


近所の桜さん



これは桜に限らずどの植物にも動物にも言えることで、人間も例外にあらず。
春休みの今日は、一日いい天気。早速うちのフラットの1階の住人は庭に出てきて、レジャーシートで日光浴でした。


冷静に考えればまだ寒いわけで、昨日はカフェで散々窓を開け放たれ、暖房もきられ、半袖の春仕様イギリス人たちを尻目に、コートにマフラーのままぶるぶるとお茶をすすっていたジャパニーズでした。

体感温度に民族を感じます。
ちなみに、イギリス人はアルコールを飲むと真冬でも寒さを感じないようです。本当です。








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30.Mar.2007
むなぎおいし。
水曜日の晩は、Victoria駅付近のFish & Chipsのレストランに行きました。

一皿をシェアすればいいのに、何故か毎回一人ずつ頼んでしまって、後で油に苦しむことになります。
昨日はそれですっかり胃が参っているところへ、タイムリーにうなぎの蒲焼を頂きました。
夫の特製タレで、消化のよいうなぎを満喫。



「むなぎ」といううなぎの古称はどこから来たかと言うと、
1.胸が黄色いから「胸黄」
2.家の「棟木」に形が似ている
そこから転じて「うなぎ」。

または、鵜(う)がうなぎを丸呑みするのが難しいので、「鵜、難儀」から
「うなぎ」という説もあるそうな。
豆知識でした。





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このたびとうとう念願が叶いまして、垂涎の「たこ焼き器」が我が家にやって来ました!
嗚呼おいしかった。



昨晩は、たこ焼きも明石焼きもお腹一杯満喫しました。今日の朝ごはんも、もちろんたこ焼きです。

ハネムーンだというのにこの重荷をはるばる日本から運んでくれた友人への感謝で、おいしさが一層増します。


ちなみにロンドンでは、意外な様ですが、蛸をはじめ、具材は簡単にそろいます。








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イギリスでは規定により、住宅、商業施設を問わず多くの建物が外観はそのままに内装のみをきれいに改装して使われています。
これは非常に良い事だと思います。さもないと日本のように、特に地方都市のいわゆる"モダン"な町並みのような見るも無惨な状態になってしまいますから。文化や建築物の材料の違いはあるけれども、もうちょっとなんとかできないんだろうかと思ってしまいます。
古いモノをやみくもに賛美しているわけではありません。
壊した後の、新しいモノを造る時の姿勢の問題です。


これに限らず、こちらでは芸術的活動の地位が高く、デザインの仕事が正しく評価(appreciate)される、という傾向があります。
日本は商業的に走りすぎるあまり大事な部分を軽視し、省かれている事が多いと思います。その結果が。とにかく活字を詰め込んだ表紙や広告、"タレント"のドラマ、時代劇、(酷い)歌、家具、公共物等、お世辞にも美しいとはいえない景観などはすべてはこれに起因するものと思われます。
普段はかなり日本びいきの夫ですが、こういうことはイギリスから習わなければいけない事のひとつだと思います。
creatorsにappreciationを!


もうひとつ、イギリスの面白いところに、お店で働く人の意識の違いがあります。末端で働く人は帰属意識なんてこれっぽっちも持っていません。買い物をしているとよく「ここでは品切れだけどxxに行けばあるよ」とか「△△に行ったほうが安く買えるよ」など店員さんが教えてくれたりします。
先日も例に漏れず、mac store(写真)に寄ってパーツについて質問をした夫に、展示品のpowerbookを使い、本人御用達のサイトcrucial(メモリ専門店)を見せ、そこでは半額以下で買えるということを教えてくれた親切な店員が一名。
こちらは安くついて得しましたが、雇用者は大変ですね。
写真はメモリー増設中の夫。











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なんと家から世界遺産!
21日に、ショパンが最後の演奏旅行で使用したという歴史上のお宝ピアノが、150年ぶりにイギリスで発見され、興奮しております。


ショパンといえばピアノを弾く者にとってはまさに神様。
妻の一番好きな作曲家。



↑件のピアノ。


ショパンは、ピアノ製造者であり友人であったプレイエルと、死の前年1847年に病をおして(一応気分転換兼ねてのはずでしたが・・・)イギリスへ旅行に来ています。
結果的に、どんより曇り空の陰鬱なロンドンを旅することで、体調は決定的に悪化し、パリに戻り、翌年永眠してしまいます。

そういう「地獄のロンドン」をはじめ、イギリス各地の演奏旅行のために、パリから持ってきたプレイエル社のピアノが、このほどイギリスのアンティーク鍵盤楽器コレクターの家で発見されました。


「It came as a bolt from the blue(青天の霹靂!)」
と言っているのは、20年前にこのピアノを(そうとは知らず)2000ポンド(たったの45万!!!!)で購入したCobbe氏。
ピアノには必ず製造番号という固有の番号があり、それを調べたスイス人研究家によって確認されたそうです。(注:この研究家、ジャン・ジャック・エーゲルディンゲル氏は、ショパン研究で有名で、私も論文などで彼の本のお世話になりました。)


現在ではピアノといえば「スタインウェイ」や「ベーゼンドルファ」やヤマハ、カワイが有名人気ブランドですが、ショパンが最も愛したピアノは「プレイエル」。
彼の所有したとされるピアノは、故郷ポーランドのワルシャワ、療養先のマジョルカ島、パリの3箇所にありますが、そのうち2台はもうピアノとして機能していません。

ところが、4台目となるこのCobbeさんのプレイエルは、今だ美しい音色健在とな!


ショパンに嫌われて、書簡にも悪口ばかり書かれていたイギリスも、これでショパンの歴史に堂々と顔を出せるようになりますね。
このピアノ見に行こうかな。







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今日は朝から二人でいろいろ用事をしながらセントラルをうろうろ。
それぞれの高校の友人の結婚祝いを注文しようと、大英博物館の前にあるスタンプ屋さん、Blade Rubber Stampsへ。

ここはよく紹介されている有名なスタンプ屋んさんですが、実のところよくある普通のスタンプ屋さんです・・・
お店の雰囲気にも商品にも別段英国らしさははないのですが、スタンプには、「The English Stamp Campany」のロゴが入っているので、お土産にいいかもしれません。

写真は今日買った「ト音記号」のスタンプです。(インクを持っていないことに帰りの電車で気づき、これはしょうがないのでペンで色を塗って押した失敗作。)


         


ここの人気の秘密は、デザインデータをEmailで送れば、オリジナルスタンプが作ってもらえるということ。
今回は、二組の新婚カップルズに、それぞれオリジナルスタンプを作ることにしました。
出来上がるのは来週・・・

スタンプに永遠の愛を刻み付けてみようというわけです。






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15.Mar.2007
ぎっくりとプー


全く動けない状態から始まり、腕だけでの移動、ジョンとヨーコも健康のために行ったといわれている四足歩行を軽くこなし、やっと二本足で歩けるようになりました。

それにしても、ぎっくり腰には日にち薬と言いますが、本当に病院には行かなくてもいいのでしょうか。
腰痛にもいろいろあるだろうに、「ぎっくり腰」の一言で片付けていていいのか、甚だ不安でもあります。



さて、写真はプーマのコンペのためにデザインしたコレクションの内の一着です。
この度図らずもクオリファイドされたので、再度プレゼンテーションを行い、そこで最終的な候補2チームに選ばれました。
もし採用されれば賞金が出ます。
ただし結果は6ヶ月待ちとのこと。
果報は寝て待てです。




今回の撮影では、いいカメラマンに出会うことが出来ました。
普段はそれでなくても引きこもり勝ちな生活を送る夫なので、特にこういう"いい出会い"は貴重です。
写真右上は物腰やわらかだけどとてもdecisiveなフォトグラファーのギャリー。








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