ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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04.Feb.2025
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28.May.2007
!!ブーム。
ブームというのは、本当にすごい。
特にイギリスに来て強く感じるのは、日本ほど「ブーム」が力強い国も珍しいということ。
ひとたび「ブーム」が起これば、どんなものでも注目を浴び、万人に愛され、求められ、認められる。
これに関しては日本が世界一のような気がします。
何しろ、人々は常にブームに従って共通のものを追いながら、足並みそろえて生活をしているような印象を受けるからです。


「のだめ」効果で一気にクラシック音楽がブームにのった昨今。
あれほど敬遠されていたクラシックが「101回目のプロポーズ」以来の快挙で、ホットな音楽の地位を獲得中で嬉しい限りです。

それにしても、6月14日にナムコが発売するという新RPG「Trusty Bell~ショパンの夢~」には驚きました。
ブームだからゲームが出て当然の流れですが、何に驚いたかと言うと、そのナムコが天下の大ピアニスト、ブーニンと契約してショパンの演奏を収録したというのに驚きました。
ブーニン自身もまさかゲーム会社と提携して録音をしようとは予想だにしていなかったでしょうね。時代を感じずにはいられません。
(ちなみにブーニンは1985年のショパンコンクールの覇者です。)

今や、Googleで「ショパン」を検索すると、2番目にこのゲームの公式ページが出てくるのが怖い!



ゲームはショパンが1849年に39歳でこの世を去る3時間前に見た夢の中、、、という設定ですが、とりあえず、それがショパンである必要性はゲームの構成からは感じられません。必要性は、話題性においてのみ感じられますが、それでもBGMがブーニンの演奏とあれば、それだけでもショパンの魅力を堪能してもらえるよい機会になっていいかと思います。
よい子は是非このゲームで遊びましょう。


昨冬のパリ旅行の写真。
晩年ショパンが住んだ家は、ここ、パリのヴァンドーム広場の12番地。ゲームの冒頭にも登場するようです。
「貴族趣味」を生涯捨てられなかったショパンは、家具を売ってでも、意に染まないレッスンをしてでも、このお高い住居を離れられなかったのです。
ここにはココ・シャネルが息をひきとった住居(?)ホテルリッツもあります。
いわゆるセレブは死に場所も選ぶのですね。




ショパン愛好家の妻は、複雑な心境でその「Trusty Bell」の公式ページを眺めながら、バックに流れるブーニン演奏の前奏曲第15番「雨だれ」を聞いておりました。


そんなわけで、ここのところ多忙につき発行が滞っておりました「週刊classic Vol.40」は、ショパンの前奏曲第15番「雨だれ」です。
いい曲ですーーーーーーーーー。







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20.May.2007
同居。
同居しているのは、我々ではなく、パセリと紫エンドウです。

パセリと紫エンドウ



我が家の台所では、以前知り合いにもらったパセリの鉢が年中頑張っています。
そこへ、先日小学生の生徒がくれた紫エンドウの種をこっそり埋め込んでおいたら、知らぬ間ににょきにょき伸びてきてしまいました。

紫エンドウは別名ツタンカーメンエンドウと言って、ツタンカーメンのお墓から副葬品として発見されたものだそうな。
植え時は10月。
そう生徒にも言われていたのに、つい出来心でパセリの横に埋めたらもう発芽してしまいました・・・。
秋まで待ってから発芽するだろうと思っていたら、自分ではコントロールできないんですね、豆って。
罪の意識に苛まれる妻。

明日B&Qに行って、新居の鉢を買って来る予定です。
こんな小さい家に同居は、エンドウの発育に悪いし、パセリにも迷惑ですからね。


引越しがうまくいくといいけど・・・








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日曜日は夫婦そろって休みの日。
今週は仕事がたまっていたので、家に引きこもってのんびりホームワークです。
妻が6月の24日に行う門下生の発表会のための準備を、二人で着々と進めています。


写真は今週の成果。プログラムの表紙に載るイラストです。
「ソフトでエレガントでクラシックな感じ」という妻の要望でしたが・・・。
「ソフト」はかすりましたが、「エレガント」と「クラシック」はどっかに行きました。

あとは子供たち。毎日5時間ずつ練習してうまくなりなさい。








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14.May.2007
B&Q
やっと待望の週末です。

土曜日の午後は、妻のピアノ、夫の洋裁の生徒さんが立て続けにレッスンに来るので、午前中に近所にあるB&Q(大手ホームセンターチェーン)に行って来ました。




夫が作業をする際、特にピンを刺したりハサミを使ったりする時に、テーブルに傷がつかないように敷くマットを探しに行きました。
しかるべきお店に行けば専用の物が売っているのですが、もちろんそんなものは一般人の我々には買えません。
そこで考えついたのがLINO(ライノ)。日本で言うところのリノリウムの略称で、床に敷いたりするゴムのような塩化ビニールのようなシートです。


我ながらいい考えだ、とウキウキしながら、
以前物騒な事件の起きたいわくつきの近道を抜け、



たどり着いたB&Q。

そこには天を突かんばかりの四メートル巾のLINOの巨大ロール群が・・・。
メートル買いは出来ないとのこと。かゆいところに手が届く日本のようにはいきません。
そこがたまにはおもしろい所でもあるんですが。



さて何か安くて代用出来るもの、他に無いかなあ。








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08.May.2007
歩く日曜日
昨日の月曜日はバンクホリデー(休日)で、夫は休み、妻のレッスンも少なかったので、午前中はゆっくり休みました。
何しろ前日一日歩き回ったので、疲れがどっぷりたまっていました。


お昼からは美容師さんに来ていただきました。
こちらのカットテクニックは日本のそれとは全く違っていて、おまけにサロンは我々の感覚から言うと相当お高いときています。

何事も経験だとは思いますが、世界最高峰の日本のカット技術を知る我々には、こればっかりはちょっと和風に固執したいところ。(日系美容院もありますが)

若い旬の日本人美容師さんが多く留学しているロンドンにいて、彼らに出張ヘアカットを頼まない手はありません。

引きこもり夫婦の我々には、自宅でリラックスしてカットしていただけるのは理想的。
そんなわけで、mixiやロンドン掲示板などで、数ある日本人美容師さんの出張ヘアカット広告から、厳選(?)。今回はかわいらしい女性の美容師さんでした。

お蔭様で、今日から二人そろってすっかり気分よく、また新しい一週間スタートです。





日曜日は、現在夫がインターン中のオフィスがあるHolland Parkへ散歩に出かけました。
Holland Parkはロンドン有数のポッシュな地域。
通りによっては目も覚めるような豪邸がずらりと並び、まぶしいばかりの高級車がひしめいています。残念ながら、そこではさすがに気後れして写真が撮れませんでした。日本人の大好きなCath Kidstonのお店もあります。
こちらはそこそこ高級住宅街。当然億単位の物件だと思われます。





なぜかこの中に突如一軒だけ、ゴミおばさんの家があります。目をこらすと見えるかと思います。






Parkという名の通り、Hplland Parkは大きな公園で、中には孔雀からユースホステル、日本庭園まであります。



立派な羽を手馴れた様子で披露してくれる孔雀。
非常にサービス精神旺盛です。




お尻もかわいく。





90年代はじめに京都の商工会議所が京都造園業界の協力の下に建設したという「Kyoto Garden」なるものがあります。
なかなか閑静なお庭で、こじんまりとしてきれいでした。
写真中央の橋を渡る際、前にいたカップルの連れた子供ラブラドールが案の定どぶんと池に飛び込んで、あわてて救出されました。
人面魚たちも驚いたことでしょう。







お昼はパブのサンデーロースト。




その後はお隣、ノッティングヒルまで歩き、ポートベローマーケットをのぞき、最後はセントラルに。
花粉に鼻をならしながら、どこまでも歩いてゆく夫婦です。



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04.May.2007
気分は北大生
さすが北海道よりも北にあるというだけあって、北海道のトレードマーク、「ポプラの木」の兄弟のようなものが、ロンドンには沢山あります。


交配を重ねて、だいぶん変化を遂げたようですが、定番の木としてそのへんによく聳え立っています。

今人々は、このセイヨウハコヤナギのおかげでかなり苦しんでいます。



これです。
背がかなり高く、高いものでは40Mにもなるそうな。






ズームにすると、





ほわほわがびっしり。



まるで雪。





この綿毛が舞うわ舞うわで、花粉に反応して鼻がずるずるというより、ダイレクトにこの大きな綿毛が鼻に入ってくるような勢いです。
北海道大学のポプラ並木は有名ですが、学生さんたちは毎春このように巨大綿毛の洗礼を受けていらっしゃるのでしょうか。
苦しいけれども、いかにも季節感を味わっているのだと思えば、少し楽しいような気もします。家の前にこの木が立っているという人が、引越しを考えていると言っていましたが・・・







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ヨーロッパに来て一番困ったこと。


それは、乾燥。

木で出来たピアノには非常にいい環境であり、日本のようにピアノ室のエアコンをドライにしたり、ピアノの中に湿気とりを入れたりしなくても、いつもカラリとしているのはとてもありがたい・・・
でも、日本人の肌にはそのカラカラがとても厳しい!

日本人じゃなくても、香港人の友人はこっちに来てから乾燥のせいで湿疹になって、かきむしったらあざだらけになったと言って、よく首をスカーフで隠していました。


せっせと保湿をしても全身がかいかい。
腕も膝もお腹も背中も全部かいかい状態で、毎冬悩みのタネでした。

そんな妻も、いろいろ試みた末に効果のあるものを遂に発見し、今年は乾燥を撃退し、比較的肌状態を良好に保ったまま冬を乗り切りました。
まだまだ乾燥の続く春ですが、今のところお蔭様で肌は平穏を保っております。



そのお宝乾燥撃退グッズとは。
アヴェンヌのエモリエントクリームと、ロクシタンのバス&マッサージオイルです。

万人に有効なわけではないと思いますが・・・
偶然両方フランスモノなのか、それともフランス人は保湿のエキスパートなのか・・・?



オイルバスはバスタブがぬめぬめになるのが難点です。








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