ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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03.Feb.2025
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今朝9時までに仕上げなければいけない冊子を作るため、昨夜の9時半にシティへ。
日本大使館の裏手にある24時間サービスの印刷会社は、日曜の夜の静かなビジネス街に似つかわしくなく、夜を徹して作業する人々で殺気立っておりました。

ロンドン中から人が集まってくるというのに、なんとパソコン5台にカラープリンターが1台オンリー。
そのカラープリンターが1分に一回紙詰まりでエラーに。
人々はため息を通り越して、白目をむいて笑っていました。変な連帯感さえ生まれていました。

両面印刷をするとすぐに紙が詰まるので、片面ずつ根気よくやって、ようやく前60ページの冊子が仕上がったのは午前1時半。

なんだか手足がしびれていましたが、高級な住宅やオフィス、ホテルが立ち並ぶメイフェアの閑静な通りを散歩するのは結構気持ちよく、気分もリッチになった我々。
ボンドストリートからナイトバスで帰宅しました。

日中芋の子を洗うようなOxford Streetも静か。


帰宅したのは3時前。
眠い眠い今日は思い出の日。

夫の弟10歳の誕生日であり、4年前、夫が交通事故にあって人生がらりと変わった日。
生きてるって、素晴らしい。

今日は仕事終わったら思い切り祝杯です


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01.Jun.2008
傷心の夫
昨日、夫のShowが終了いたしました。

何かとへとへとになった一日(前日の運搬、準備を含めると2日)でした。
これまでの長い道のりの、一応最終地点となったわけですが、納得のいかないことの多々あったshowでした。

showとはモデルとドレッサー(服をモデルに着せる人)がデザイナーの指示通りに動くという連携プレーで成り立つのですが、なぜか指示を20%しか守れないドレッサー。。。

これでプロのドレッサーというから驚き。
計3回のステージのうち、2回目のステージでは、しょっぱなから全身黒のアウトフィットのはずが、タイツなしの素足で出て来てもうがっくり。
台無なんで、それ忘れると。おまけにシャツのフロントボタンは留めていない、ダブルカフスも留めてないのでだらりと垂れたまま、アクセサリーは持っていない。今起きたところですか?というような状態でした。
よりにもよってcatwalking.comにはその素足間抜け写真が掲載されていました。

ちなみに指示にあたっては、ちゃんと全身写真も説明もつけているので、間違えようがないと、普通なら思うところです。


100%満足なんてそうそう得られるものではないので、今回の悔しさを次回への肥やしにしたいと思っております。


会場となったRoyal Academy of Arts。Piccadilly Circus側の正面。



「背広」でおなじみSavile Rowのどんつきにあたる裏玄関が入り口です。



玄関ホールからエキシビションはふんだんに広く、Showのホールは比較すると小ぶり。


Min Kyung Kimのshow
      


Susanne Jhonsonのshow
      


一日を終えた午後8時半のバックステージ。
みんな片付けてアフターパーティへ。



アフターパーティ。



遠くから来てくれた友人たち、そして先輩方に感謝。
今後の課題が増えました。



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ここのところ、なんともすっきりしない天候続き。
今朝は朝からレザーと格闘する夫を残して、妻は元バレリーナのお友達とランチ。

ナショナルギャラリーの聳え立つトラファルガー広場は、今日のような悪天候でも人の山。
そんなメジャーな観光スポットにあって、意外に穴場なナショナルカフェ。
ギャラリーの大きな建物の東サイドにに玄関があり、天井が高いカフェ内は、こじんまりしたテーブルが並び、そのくせなぜかゆったりできる不思議な空間。
何となく古臭くて、伝統と大衆臭さを絶妙に併せ持つ気負いのないスタンスが、とても好きです。


雨に降られながらカフェに駆け込んだのは、まだ開店10分前。
「気にしないで、どうぞうどうぞ!」と快く中に入れてくれた店員さん。
イギリスとは思えないステキな接客。
      
そのへんのあやしいイタリアンより、なんぼかいけます、このクラブのリングイネ。。
お友達によると、バーガーもおしいしいとのこと。


楽しいランチで、午後からの仕事のエネルギーを貯蓄しました。


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週刊classic vol.64は、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ5番、通称「春」です。

中にも書きましたが、この宝石のような曲を書いたとき、ベートーヴェンは絶望の真っ只中にいました。
音楽が生きる全てだったベートーヴェンが20代後半からずっと怯え苦しんでいたこと、それは、聴覚を失う恐怖。
日々悪化の一途をたどる彼の病気は、彼から回復という希望を奪い去りました。

この曲を作った翌年に彼が書いた遺書があります。

愚かな医者にだまされて、見込みのない未来を信じて、ただ苦しい日々を送ってきた自分。
人と喜びを分かち合いたいのに、自分から人との関わりを避け、孤独を生きてきた自分。
音楽家である自分が、誰よりも優れた聴覚を失うということを、人に知られる屈辱に、どう耐えられようか。
今は絶望の淵にあっても、自分を唯一生かしてくれる芸術というもののために、自分にはなすべきことが残されている。
まだ死ねない。
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番&第9番

彼はこの遺書を書くことで、死から自分を遠ざけました。
31歳のときのことです。

本当にあり得ない人です。

人間とは、真っ暗闇の中で、何よりもまばゆくきらめく光を生み出すことができる生き物なのですね。






ところで、今二人の中でなぜか旬なのは、徳永英明にいやんのカバー特集。
一青窈とのデュエットでは、彼女の歌い方の特性に配慮した絶妙な合わせ方を披露。曲の最後では、ハモリが難しいと思った瞬間にささっとフェイドアウトするプロな技が、さり気なくて素晴らしいです。





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昨晩はロンドン東部のバーで、デザイナーRanposki、Ryo Yamada、そしてモデルの男の子の合同誕生日パーティーに行って来ました。
Happy Birthday!!!!

すし詰めのバスを乗り継いで帰りましたが、バスの中でもロンドンの老若男女は元気ハツラツでした。
帰宅したのは2時半。
楽しいSaturday Nightの副産物は、ガラガラ声。大音響の音楽の中で、喉と鼓膜を酷使して、いろんな人と楽しいひと時でした。


今日日曜日の我が家では、ガラ声の二人が、ワークや読書でまったりと過ごしております。

       


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21.May.2008
衣替えを決断。
三寒四温ならぬ、永続的一寒一温の国、イギリス。
今日汗をかいて、明日にはカイロを握る、あなどれない気候です。

毎年衣替えの決断がとても難しいです。


週末、意を決して衣替え。
毛糸類は洗濯して収納。クリーニングも出して、極め付けに、服を半分くらい処分しました。
ecover ウールマーク用で、よい香りの洗濯後。


どうにも着れないものは処分、大半はまだきれいなので、お友達にお願いして車を出してもらい、近所のチャリティーショップまで持っていきました。
どこのチャリティーショップでも、衣服、おもちゃ、食器、あらゆるものを寄付として引き取ってくれます。

また急に寒くなって、毛糸を引っ張り出さないといけない事態だけは勘弁してください、と祈るばかり。



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20.May.2008
お風呂で保湿。
ピアノには良くて、お肌にはよくない、イギリスの乾燥した空気。


ホメオパスの保護者さんにすすめられて、オートミールのバスにつかって、この冬はなんとか乗り切りました。

市販のオートミール↓を、お茶パックに入れて、バスタブでもみもみすると、真っ白なオートミールバスになります。

燕麦(エンバク)のぬるぬるが、肌をコーティング。
ついでに髪にもぬるぬるつけてみると、何となく翌日ブラシの通りがよいのは、気のせいでしょうか。
ぬか袋、西洋版ですね。




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