ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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03.Feb.2025
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10.Sep.2008
いざイタリア
日々、あれよあれよという間に過ぎています。
あさってからイタリアに行くのに、まだ準備に追われている状態…。


イタリアのゴリツィアというスロベニアとの国境沿いにある小さな街で、11日から4日間にわって行われるファッションの国際コンペの最終審査に参加するため、あさっての朝ロンドンを発ちます。
コンペティションといっても、どちらかというとお祭りのような感じで、審査とショー、表彰式はもちろんのこと、デザイナーやジャーナリスト、インダストリーなどこのコンペの関係者たちの交友を深めるイベントが、すでに2ヶ月以上も前から主催者と連絡を取り合いながら準備されています。

ファイナリストはほとんどが大学、または大学院を卒業して2,3年以内の若いデザイナーたち25名で、歳も近いしとても楽しみです。
四日間、毎日ランチミーティングとディナーパーティの連続で、自由時間なし。
朝から晩まで飲まされっぱなし。缶ビール一本で出来上がる男ですが、なんとか生き延びなくては!


なにしろ荷物が半端なく多いので、当初はゴリツィアのみでトンボ帰りの予定でしたが、せめて近場に!と踏ん張って、ベニスに一泊だけ立ち寄ることにしました。

水の都で蚊にさされつつ、晩夏を楽しんで参ります。

とりあえず今夜も、準備、準備。
忘れ物してもとりに帰られる距離じゃないですから。


こういう感じで戻ってくる予定です。



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09.Sep.2008
デビュー。
昨日は、Ranposkiのレーベルが、マーケットに初出店したのでアシストに行きました。


メンズアクセサリーが目玉のレザーグッズなどなど。
老若男女必見です、これは。




ロンドンの東部は、その昔は治安の悪いごみごみした地帯だったのが、今ではすっかりトレンドの発信地として国際的にも名高いホットなエリアに変貌を遂げました。
依然ごみごみ感が残るのも若者のおしゃれ心をくすぐっているという気も。


週末には、Brick Laneというストリートを中心に人々が集い、Spitafields market、Sunday up Market、Backyard Marketとマーケットが軒を連ねます。
これらのマーケット(屋根のある大きな会場)に出店するにはリストに名前を載せて順番待ちが必要という人気ぶりで、オリジナルの服、古着、アクセサリー、かばん、くつ、食品、食器、あらゆるストールが一堂に会します。






駐車場にはロンドン得意の赤い二階建てバスを再利用したカフェ。みんな大きいのに、こんなに小さいところにぎゅうぎゅう詰まってお茶を飲む姿がかわい過ぎる。



当分、Backyard Marketに出店予定なので、是非一度お越しを!

The Old Truman Brewery,
91 Brick Lane,
Tower Hamlets,
London, E1 6QL

センスの光る男前がデザイナーその人です。



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昨日いつものように出勤し、ソーイングルームに入ると、なにやら神妙な空気が…
ピンクの布を頭に被せた女の子が、キレイな絨毯の上でひざまずき、天を仰いでお祈りをしている最中でした。

お祈りが終了すると、彼女は布セットを専用のポーチにギュッギュと詰めて、若者言葉でぺちゃくちゃしゃべりながら去っていきました。

今月2日からの1ヶ月間は、ムスリムにとって特別なラマダーンという期間。
ラマダンはイスラム暦でいう第9月で、年によって変わります。
この期間彼らは、イスラム経の開祖、ムハンマドが行った移住での苦行を追体験する意味をこめて、丸一ヶ月断食をします。
とはいっても、もちろんそれは常人には不可能なので、太陽の上がっている間には、食事はおろか、水一滴口にせず、日没から夜明けまでの間に一日分の食いだめをするという健康上かなりシビアな生活を送ります。
これで実際、ダイエット効果を得るどころか、どっちかって言うと太るそうな。

これも敬虔さの度合いにもよるようで、そうナーバスになっていないムスリムもいれば、とある友人は朝四時から本当に飲食していなくて、夜の7時半過ぎに待ってましたとばかりにマクドナルドを買いに走っていきました。
朝の四時から水一滴入れていないからっからの胃にコーラ、ポテト、ハンバーガーのセットを流し込めるコンディションに感心しました。
若いってすごい。


イメージ画像。


イギリスにはイスラム教徒が非常に多いです。
パーティの最中でも「お祈りの時間」がきたら、人の家の押入れなんかにこもってお祈りをしたり、授業中「お祈りに行ってきます」と人気のないところへ去っていく子もいたり、そうかと思えば、「ラマダーンの間は布を巻くわ」と頭をすっぽり覆ってやってきた翌日には、「首がかゆい」と言って中止したり、信仰心もいろいろです。

カラフルなかぶりものを普通のファッションの上からしている女性がとても多い中、本当に目しか出ていない黒尽くめの人々もいて、それぞれのポリシーが顕著です。


さすが毎日巻いているだけあって、普通の布なのですが、上手にくるっと頭にまきつけて、ピンでうまいこと留めている様子は見事。

布地屋さんでは、いろんな柄の布を大量に買っているムスリムピープルをよく見かけます。里帰りのお土産の典型なんだとか。


…という記事をボリボリお菓子を食べながら書きつつ、断食は無理でも間食断ちはすべきかなと反省しています。




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03.Sep.2008
新生バスルーム
先日どうのこうの言っていたバスルームの続編です。

ハイセンスボーイをはじめ、子供には優遇されないディスペンサーでしたが、大人の皆さんにはお褒めいただき、よく見たらズンドウでいまいちな気がしていたディスペンサーにも愛着が湧いている今日この頃。

しかしディスペンサーを替えただけでは何の解決も生まないことにうすうす気づいてはおりました。
なんといっても、雑然とした生活用品がそのまま置いてあるのが元凶なので、それをどうにかしないことには…


というわけで、友人の家のバスルームで気に入った収納を発見した我々(というか主に妻)は、その友人に一番安いお店情報を聞いて、入手を断行。


晴れて本日、こうなったわけであります。


ささやかなビフォーアフターですよ、これは。
単に片付いただけか。


喜びのあまり、家庭の恥部を公表する節操のないブログでした。



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02.Sep.2008
キッズの心
妻の生徒には、趣味でピアノをやっていて、好きな曲を弾きたい、という人が何人かいます。
基本的に「この曲を弾きたい」という願望には、可能な限り応えるのが方針。

それにしても最近は吉田拓郎、中島みゆき、井上陽水、、、と、めっきり親の世代の音楽ばかり「え~な~」と目を細めて聴いているチーム若年寄な我々にとって、「いきものがかりの夏空グラフィティ」とか「Hey! Say! JUMPのYour Seed」とか言われても、とりあえず毎回、「誰の何って?」と聞き返すのが通例になっています。
世代も違うなら、イギリスに5年以上も住んでいるから、日本の音楽事情には疎いを取り越して無縁。

曲を聴いて、その生徒が弾きやすいようにアレンジしてあげるのですが、この作業は実は非常に大切。
キッズの好むものにも、「キッズも惹かれる音楽」と、「キッズのみに支持される音楽」の2種類があって、前者はいいんですが、後者の方がほっといたらその昔自分がそういう音楽にも惹かれていた感覚や興奮をすっかり忘れてしまうんですね。

しかしながらキッズに音楽を教える身としては、こうやって無理やりにでもそういうものに目を向けて、キッズの嗜好をある程度忘れないようにキープしておかないと、異星人にレッスンしているような状態になっては意味なしですので。


音楽の嗜好といえば、真下に住む若夫婦&ベビーのファミリーは、クラブ音楽的なものが大好きで、気に入った曲のヘビーローテーションが半端ありません。
毎日同じ曲をリピートです。
お陰で最近は、妻がそれを鼻歌で歌っているという。



駅のホームにて。
知ってますか?これ、いわゆる「正」の字西洋版。
      

イギリスで深刻化している少年犯罪を追うシリーズのTV番組のアド。
毎秒この国のどこかでキッズが犯罪を犯しているとのこと。
どうしてよいのか皆目分からない情けない大人でありますが、とりあえず
「こんなしょーもない曲どこがいいの?」とキッズをいびりながらも、せっせとキッズの好きな曲をピアノ譜におこそうと思います。


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昨日は突然の夏日に、またまたイギリスは陽気パーティモードに。
夜はどこからかパーティの歓声が聞こえてきて、盛り上がったヤングピーポーが、ラップバトルとかしていました。どんだけ元気なのだ。

よい天気+休日=あなたのご近所大盛況
というのがイギリスの図式です。
例外ナシです。


今日はいよいよ夏のホリデー最後の日曜日。
ロンドンの南東に住むピラティストちゃんのお宅で、日本人9人大集合パーティにお呼ばれしたので、二人足並み揃えて行って来ました。

前日と打って変わって、雨女出動の本日はやっぱり大雨。
傘を差してえっさほっさロンドンを西から東へ移動しました。



英国ロイヤルバレエのダンサー&ノーテーター夫妻やシティでお勤めの金融チーム、ホメオパスちゃん、そしてラテン系家主ピラティスト。多種多様なジャパニーズ9人が勢ぞろいで、楽しい一日でした。

職業や年齢や住まい、どこにも共通点がない大人が、ただ同胞のよしみというだけで集いあい、多角的トークが出来る、これぞ異国という環境の利点です。


本日のホスト、ラテンピラティスト特製サングリアを飲みたいあひるたち。
撮影はこの人。
カメラは、我が家のどす。




今日のお好み焼き。他にもいろっいろ。


ラテンの腕前に皆でぽんぽんぽんぽん舌鼓を打ちました。


さあ、ホリデーは終わった。
はりきっていきましょう!


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ある朝、妻は気づいてしまったのです。
朝ねぼけながらバスルームへ行き、トイレとバスと洗面が一体となった、うちのミニバスルームでジャブジャブ顔を洗い、メイクをして、そうしているうちに目を覚ましている、という毎日のパターンに…

ここは一日のはじまりの場所。
…なのにこの雑然とした様。

ここで一日のテンションが決まると言ってもよいのに、小さな洗面台には変なカップに歯ブラシセット、そして、市販のハンドソープがそのまんま。
しかもバスルームは毎日生徒さんが使用する場所。そのとてもお見せできない状況が、なんと思いっきり人に見られているという現実。

その朝ハッとしてから、急に歯ブラシ入れとハンドソープディスペンサーを入手せねば、と決心。
トランク一個で留学してから5年、二人とも仮の住まいはシンプルに!をモットーにやってきましたし、うちの場合、それを買うなら布の1枚も買えるし、楽譜の一冊も買えるじゃないか!の心意気でしたが、こうなったら、気に入ったものを買ってやるぞと突如息巻いたのでした。


早速買ってきたのが、こちらです。
habitatでこれを見つけて、迷わず即買いでした。


habitatはイギリスの有名なデザイナー、「コンラン卿」の愛称で有名なサー・テレンス・コンランが1964年につくった家具ブランドです。

当然ソープディスペンサーも一緒に買うところを、ちょっと値段に怖気づいてその日は退散。
でも、もうビーカーを買ってしまったわけだし、何を迷うことがあろうかと、再び昨日用事のついでにショップに出向いてこちらも購入。


晴れて、幸福感を感じる洗面台へと変貌いたしました。

手触り、色合い、風合い、全て文句なし。
そしてソープがなめらかに押し出される感触。

早速昨日一番乗りのお客さんは、5歳の幼稚園男児。
洞察力に優れた彼は、すぐ変化に気づきました。
「あれ?これ替えたん?」
これには少し驚きです。
やはり、人々は見ている、トイレでも油断は禁物、と改めて認識しました。
そして彼ははっきりとこう言ったのです。
「全然かっこよくないよ」



このブログをお読みになった方々。
次回我が家へお越しの際には、ぜひ、一言、これをほめていただきたい。



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