ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
[87]  [88]  [89]  [90]  [91]  [92]  [93]  [94]  [95]  [96]  [97
04.Feb.2025
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

18日からはじまったミラノコレクションもいよいよ終盤です。

20日の「Jil Sander」は素晴らしいショーでした。
ほとんどが紺色のパンツを使ったとてもシンプルなスタイリングで、あれほどのものはRaf Simons以外なし得ないでしょう。まさにパーフェクトです。
彼は2005年に「Jil Sander」のクリエイティブ・デザイナー就任しましたが、2シーズン目くらいからはすでに「Jil Sander」というブランド名を凌駕してしまった感があります。

Jil Sander


ファッションとはその名の通り、流動的ではかなくて時に軽薄ですが、こういうデザイナーの存在が、「捨てたもんじゃないな」と思わせてくれます。


さて、先週末幕を閉じた我らがロンドンファションウィークは、老舗ブランドバーバリー、アクアスキュータムから、今回はインドのデザイナーManish Aroraの参戦や「TOPSHOP」とのカプセルコレクションを先日発表した期待の若手Marios SchwabChristopher Kaneまで見所が満載でした。

特に開催前から話題騒然だったのが、2006年度ブリティッシュデザイナーオブザイヤーを獲得し、「ニュールック」のカプセルコレクションや「DAKS」のクリエイティブダイレクター就任など、話題が絶えない時の人、Giles Deaconと、まさに"Very British"と言う批評が頷けるGareth Pughです。

Giles

Gilesは、印象的な極太ニット多数、トライバルプリント有り、ナマコからインスピレーションを得たドレスなど、一貫性を欠くコレクションでしたが、それこそ彼のカラーであり、非常にインスパイアリングなショーでした。

個人的にはそんなに好みではないし、規模も小さいですが、他の三都市とは違ったユニークでエネルギッシュなロンドンコレクションには、きっと熱狂的ファンがたくさんいるのではないでしょうか。





ブログランキングに参加しています。
よろしければ、1クリックして応援して下さい。
人気ブログランキング  にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
PR
「リージェントストリートにスタバあったっけ?」
「オックスフォードサーカスのH&Mってどこだっけ?」
などというちょっとした疑問や物忘れを解消してくれる地図。




その名もストリートセンセーション。
ストリート名をクリックすれば、通りの店舗画像がずらりと表示されて、簡単な説明まで付いて来ます。
観光客にとっては、視覚的にも把握しやすくて手助けになるかもしれません。

グーグルアースしかり、無料で3D地図が見れる今、「迷子」の数も激減したことでしょう。


とは言っても、その地図をちゃんと使用しなければ迷子になるのは当然。
年明けに二人で買い物に出た帰り、妻のいつもの思いつきでうろ覚えの場所目がけて未知の地域を歩き出したのですが、よりにもよってそこは通りが交錯するややこしい地形だったため、見事に迷子になってしまいました。
そこへ通りすがりのおじさんが登場し、道を尋ねれば、
「私の家はここだから、今地図をとってくるので待ってて下さい」
という。
結局地図を片手に、もう他方には車のキーを携えて再登場したその親切なおじさんが、目的地まで車で送って下さいました。
イギリス人にしては無口でシャイで、それなのに面倒見の良い優しいおじさんでした。


とかくこの世は「迷子」に優しい。



ブログランキングに参加しています。
よろしければ、1クリックして応援して下さい。
人気ブログランキング  にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
イギリスでテレビを見ていて思うことは、CMが日本よりもアーティスティックだということです。
「どのタレントを起用するか」に社運がかかっている日本と違い、「どれほどインパクトの強いCMを作るか」に重きをおいている風潮があります。
事実、出演タレントのおかげで莫大な利益を上げた例は、近年ではケイト・モスを起用したヴァージンモバイルくらいではないでしょうか。



ちなみにケイト・モスといえば、例のグラフィティアーティストのバンクシーが昨年、アンディー・ウォーホールの有名なマリリンモンローのアートをパロディ化し、ケイト・モスにフィーチャリングした作品を発表しました。
なんとオークションで5万4千ポンド(約1250万円)で落札されたとな・・・。


コカイン騒動でバーバリーをはじめとする契約企業数社から一気に解約された彼女が、リバウンド現象よろしく今再び異常な人気を博しているのには、どうも閉口します。


ところで、CMの話ですが、実際にはアーティスティックに走りすぎて、グロテスクになってしまったCMも散見されます。
乾燥肌の人には辛いヨーロッパの乾いた空気対策、お風呂のお供、sanexですが、この宣伝はどうも強制収容所の歴史的悲劇を連想してしまっていけません。
確かにインパクトを与えるという目的は達成されているでしょうけども。
街中にも、これの巨大な看板が不気味に聳え立っています。


何がよいのだか分からなくなってきました。

sanexのCMはこちら。




昨日の朝、約束どおり届いたMOTOROLAの携帯です。
表面がミラーになっているところが便利。

   




ブログランキングに参加しています。
よろしければ、1クリックして応援して下さい。
人気ブログランキング  にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
3年以上住んでいて、未だに慣れないのが、
「言わなきゃ損をする」や「強い者が有利になる」
など、腑に落ちないイギリスの習慣です。


今月でボーダフォンとの現在の契約が満了になるのを機に、他社に乗り換えようと考えていた妻は、3週間前にVodafoneに電話をしました。

Vodafoneのオペレーターの態度は横柄そのもので、
「契約を切りたいなら手紙を書いて、サインして本社に送れ。」
と、まるで命令口調。
他社に乗り換えても現在の携帯番号をキープできるように、PACコードを教えてもらう必要があったので、それも求めると、
「5 working days」

五営業日以内に送る、のぶっきらぼうな一言。

(注:PACコード(Porting Authorisation Code)は、電話番号を個別に識別するコードで、ネットワークを変更しても、これを移行すれば同じ番号をキープすることが可能になります。)

あまりの態度に、契約を継続させたいための嫌がらせかと疑い、念のためVodafoneのショップに行って直接聞いてみたところ、確かに契約を切るにはサイン入りレターを会社に送らなければだめだと言われたので、仕方なく実行しました。

しかし3週間待てど暮せど、5日以内に届くはずだったPACコードも、解約手続きについての連絡も一切来ません。
昨日とうとう痺れを切らして電話すると、また新たなる無礼なオペレーターが「手紙なんて来てないしー」とのたまう。
仕舞いにカチンときた妻が怒りを露にするや否や、
「3日以内にPACコード送ります。解約手続きもすぐにしておきます。」といきなり従順モードに。
サイン入りレターは果たして不可欠ではなかったのでしょうか?



結局、今朝Vodafoneより電話で、「あなたはgood customerですから、契約を更新してくれたら、特別サービスで一番安い料金プランの更に半額の料金でOKです!新しい携帯もプレゼント!おまけに、今夜からその安いプランに切り替えます!」とゴマすりすりな熱い説得を受けました。
そして、おいしい条件についつい承諾してしまいました。

明日の午前中に、新しい携帯が届くそうです。

こんなに気持ちよく迅速に、かつサービス満点の対応が可能なら、どうして最初から黙ってやってくれないのか、心底不思議でなりません。
そもそも、今まで2年以上も高い月額料金を支払っていたのは何だったのか・・・こんなことなら一回目の契約更新時に、駄々のひとつも捏ねておくべきだったのでしょうか。
足元見て態度を切り替えるやり方には、どうも馴染めそうにもありません。
真面目で大人しいカスタマーにこそ、良質のサービスが提供されるべきだと思います。


とは言うものの、今回は結果オーライで、携帯の件はハッピーエンドなんですけども。





もくもくと作業に勤しむ夫。






ブログランキングに参加しています。
よろしければ、1クリックして応援して下さい。
人気ブログランキング  にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
メルセデスベンツが開催した「ニューヨークファッションウィーク2007」が今週で幕をとじました。

ファッション界において、ここのところかなりの盛り上がりをみせるニューヨーク。
アメリカファッション協議会のエグゼクティブ・ダイレクター、スティーブン・コルブの言葉を借りれば、「非常にエネルギッシュでクリエイティブ」な都市の気質が、ファッションにも反映されている様子。
我々の好きな「暮らしっく」さには欠ける風潮ですが、、、

今回我々の意表を突いたのは、意外にも(?)正統的アピールで古き良きスポーティを展開したマーク・ジェイコブス
2006年春夏では、自身のブランド「marc jacobs」と1997年よりデザイナーを務めるルイ・ヴィトンのショーで、フリルを多用したガーリーなドレスを発表していた彼でしたが、今回は打って変わって、鍔の大きい帽子に細めのシルエット、という思わずため息の出るクラシックな装いを披露しました。

marc jacobs


ロンドンではいろいろな国の若いデザイナーをみる機会が多くあります。
特にヨーロッパの若者の中に、日本人には到底太刀打ちできない色彩センスを持った人が沢山いることを日々痛感させられます。
彼らのトータルコーディネート力、中でも鮮やかな色の扱いに関する能力は、遺伝子レベルで我々日本人(アジア人)と一線を画している気がします。
才能の優劣ではなく、遺伝子と育った環境によって生まれる決定的な違いを日本にいるよりも感じないではいられません。

ニューヨークコレクションでは、エミリオプッチのクリエイティブダイレクターも兼任するMatthew Williamsonなどがその典型で、彼のカラーセンスは、才能の宝庫においてなお群を抜いています。


↓写真は2006年春夏より。
Matthew Williamson



他にもニューヨークコレクションでは、齢26歳にして既に大物のZac Posenをはじめ、Doo.Ri、Proenza SchoulerやUNIQLO(何て読むのか分かりませんが)の第二弾デザイナーズインビテーションでデザインを発表するAlice RoiやPhillip Limなど、多くの才能あふれる若者が鎬を削っています。





ブログランキングに参加しています。
よろしければ、1クリックして応援して下さい。
人気ブログランキング  にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ

イギリスのグラフィティアーティスト、バンクシーの車の作品を前の記事に載せました。

彼は街の至る所に落書きをし、一流美術館でいたずらをする有名なアーティストです。



モネを尊敬し、




ゴッホを愛す、




なかなかチャーミングなアーティストです。




彼は、ロンドンのナショナルギャラリー、テートモダン、大英博物館などの壁に、↓このように作品をこっそり両面テープで貼り付けるゲリラ行為の常習です。

  
これは大英博物館内の壁に、スーパーのカートを押す古代人の壁画の切片を勝手に展示しておいたところ、数日間見つからなかったという記事。




ブログランキングに参加しています。
よろしければ、1クリックして応援して下さい。
人気ブログランキング  にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
07.Feb.2007
どん!
実際には降って来てほしくないものです。




ロンドン東部、Spitalfieldsの駐車場にて。




ブログランキングに参加しています。
1クリックでご協力お願いします。
人気ブログランキング  にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
London
書き手
counter
ブログ内検索
東日本大震災へ寄付

これから長期に渡る支援が大事。
細く長く頑張りましょう!



↑英国在住者↑


カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
mobile
忍者ブログ [PR]