ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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04.Feb.2025
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日曜日は大好きなリバティのバウチャーが2枚たまっていたので、意気揚々と二人して買い物に出かけました。
ところがこういう風に気合十分な日に限って、いいものに巡り会えないもの。もとより購入可能ゾーン外のお高い品々で目の保養をしただけに終わりました。


夕方からは、ロンドンのバービカンセンターで、唐沢寿明主演の蜷川幸雄シェークスピア、「コリオレイナス」を観劇しました。
「コリオレイナス」はシャークスピアの中でも比較的マイナーな悲劇。
有名な「ハムレット」や「マクベス」に関してでさえ疎い我々ですから、「コリオレイナス」という名前自体がまず初耳でした。
ところがそんな素人な我々も十分に楽しめる、素晴らしい舞台でした。




当日は、25日から続く公演の最終夜でした。
観客の半数以上は日本人でした。
日本語上演の英語字幕でしたので、イギリス人たちには苦労もあったろうし、受け止め方も我々とは違ったことと思いますが、見た限りでは皆楽しんでいたようです。
たとえ日本語でも白石加代子さんの貫禄ある演技は、イギリス人にも伝わるようで、隣のおじさんは「すばらしい!」と言っていました。
更に、彼らがちょっとしたところで日本人と同じタイミングでクスクス笑っていたのには驚きました。
字幕や字幕を出すタイミングがうまいのでしょう。


日本刀や着物をモチーフにした衣装に侍魂という和製シェークスピアを、本家本元のイギリスで披露するわけですから、生半可なことでは成し遂げられなかったでしょう。さすが、蜷川幸雄氏。彼はCBE(大英帝国勲章のひとつ)を持っているんですね。
衣装の小峰リリーさんもすばらしい。
俳優陣もすごい。
ドラマでしか知らなかった唐沢寿明の真骨頂を見ました。
舞台とはかくもすごいものか・・・と再認識して帰途に着きました。






さて、今日のロンドンは朝からケイト・モスのニュース一色。
昨日ロンドンのTOPSHOPで彼女のラインが発売開始となって、文字通り長蛇の列の末、20分限定の買い物をみなさんエンジョイされたとのこと。
なんでも開店8時間前から列が出来始めたという・・・
今朝は7時開店ということで、朝からそのニュースばかり。


そういう出来事には「ふん」とそっぽを向いている私達であります。







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今日夫がインターン中のスタジオから布地を買いに出かけた時のこと。
バスを待っていたら、なんと4台!同時に同じ番号のバスが来ました。


散々待った挙句に2台連なってくることなどは珍しくありませんが、4台は初めてです。
100歩譲って何らかの事情で4台の間隔がなくなってしまったのはまあ目をつぶるとしても、そのまま連なって走っているドライバー達に文化の違いを感じます。





写真は、今や限定使用のみになった旧型バス、ルートマスター。
このバスは便利でした。
写真でもお分かりの通り、後部の入り口にはポールが1本あるのみでドアがないので、いつでもどこでも自由に乗り降り出来るのです。
それ故走行中の乗り降りが危険ということで、今はわずかな例外を残して全部新型にとって替わってしまいました・・・










街の花壇です。
所在なさげで愛らしいチューリップ。残り種でしょう。








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23.Apr.2007
とある日曜日。
イギリスに4年近く住んでいると、ここの太陽の光に恋焦がれる国民性が
すっかり身についてしまいます。
(妻は日焼け止めと手袋常備で)

春になってお天気のいい日には、街のいたるところのパブやカフェやレストランのオープンテラス、公園には人々があふれ、みんなこぞって日光浴を楽しみます。



私たちも、家でロンドンマラソンを見ているうちにむずむずし、散歩に出かけました。




ここは6月に妻のお教室の発表会を行う予定のSt.Mary's教会。




なんてかっこいい建物でしょう。




ぽかぽか陽気のランチ。

ここは以前にも来た意外においしいカフェです。
食後のコーヒーだけは、何故かリカちゃん人形の顔みたいな匂いがしました。
それでも、夏にコンウォール地方に旅行した時、田舎の山の上のかわいいパブで出てきた蜘蛛の巣つきコーヒーよりはいい、という結論を出す私たち。





大通りをのんびり歩く。

大きな(巨大と言えよう)街路樹の大きな花は、アップで見るとこうなっております。








よく歩きました。







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17.Apr.2007
Some like it Hot
イギリス標準電圧は240ボルトで、日本の電圧(100-120V)の約2倍です。

その特権を生かして、こちらでは電気ケトルで瞬時にお湯を沸かすのが主流です。
いまだかつていわゆる「やかん」でお湯を沸かしている家庭に遭遇したことはありませんし、日本のように保温してお湯をキープしておくポットも見ません。
国中どこでもこの電気ケトルです。


3年近く前、大好きな先輩夫妻が帰国の際に下さったケトルを愛用していましたが、おとつい、とうとう壊れてしまいました。
昨日新しいのを購入。



コーヒー二人分強のお湯は、(ぬるま湯から)約1分半で沸騰します。
速い。
これは本当に便利です。





↑新しいケトル。









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日本のように「生地のデパアト○○」といふようなお店のないロンドンの人々は、どこで布を買えばよいのかお悩みの様子。
そういう日本人の方々に、服地はどこで購入するのかとよく聞かれますので、夫行き付けのお店とストリートをいくつか紹介したいと思います。



まずはロンドン西部のShepards bushにある Gold hawk Road


A one fabric
50-52 Goldhawk Road, London, W12 8DH
よく利用するお店。通りのなかでは一番大きいお店だと思う。

Classic textiles
44Goldhawk Road,W12 8DH Tel:02087433516
二階にあるウールの品揃えが豊富。

などなど
この通りには布屋さんがたくさん並んでいて値段もお手頃。交渉次第ではたくさんサンプルももらえるし、値段も下がります。




sohoに位置する Berwick street


Cloth house
バーヴィックストリートに二店舗あってoxford streetよりのお店は、コットンなどベーシックな布を。もう一方のお店ではシルクやジャージー素材、その他珍しい布を扱っています。サンプルは一日三枚までもらえます。
写真はベーシックな方の店舗。


などなど
こちらも布地通りとして有名なところ。シェパーズブッシュに比べるとクオリティーがちょっと高く、値段も二、三倍します。人によってどちらがリーズナブルか違いがあると思いますが個人的にはこちらの通りで購入した布を使う事が多いです。高級な布地がたくさんあります。




アクセサリー、トリミング類


John Lewisの四階
オックスフォードストリート沿いにある大手デパート。布地も豊富。サンプルは無し。ただし10cm から購入可。

macculloch&wallis 
ジョンルイスの向かい、NEXTの隣の細い路地を入って左側にあります。布地も豊富。サンプルは5枚までもらえます。

KLEINS
先述したBerwick Streetに対して直角に位置するNoel streetにある。

Morplan
oxford Circus駅近く、Great Titchfield Streetにある小売店用のサプライヤーで、裁縫道具類や備品などを取り扱っているお店です。


ロンドン西部に住んでいるのでこれらのお店が普段よく利用するお店です。無い物はインターネットを使ったり業者にお願いすることもありますが、大抵欲しい物はそろいます。
ただ日本に比べると値段が高いのがネックです。

どなたか他にいいお店やお勧めのオンラインショップ、日本のオンラインショップなどがあれば是非教えてください。







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シェークスピアの戯曲です。
ファルスタッフという男が財産目当てに、ウィンザーの人妻二人をだまそうとして、反対にとっちめられるというドタバタ喜劇です。
陽気な女房たちは、洗濯籠に隠れたファルスタッフを、テムズ川に汚れた服ごと投げ込むのですから、お仕置きも半端じゃないですね。



そのウィンザーといえば、現在も女王が週末を過ごす第二の居城Windsor(ウィンザー)城。


ロンドン西部の我が家から、電車で優に一時間以内で行けました。
バッキンガム宮殿とはまた違った趣を持ち、さすが、
「世界最古にして最大の居城」
と言われるだけあり、900年以上の歴史とともに現在進行形の生活が同居する不思議なお城。

ロンドン郊外の人気観光スポットであると同時に、現在女王をはじめ、150人の王室関係者が住む居城であり、公賓を歓迎するセレモニーを執り行ったり、王室のイベントを催したりする場でもある・・・イギリスにとって大切なお城であるわけです。




衛兵さんが時折行進しながら登場します。
ふさふさ帽子に赤いユニフォームが、いかにもシンボリック。



お城のそばの小道。
白とピンクと緑の一人グラデーションのお花が何ともかわいい春を演出していました。









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「英国料理はまずい」
とは耳にタコであり、確かに、実際世に誇れる英国料理といえば、唯一「Fish & Chips」と言われているのが現状であります。
それは一体「料理」なのか?!
という問題が物議を醸したりもしているわけです。


確かに英国料理でおなじみ、ソーセージはパリッとしてジュワッとしたドイツソーセージを良しとする日本人の味覚の前では、「やわらかくてくさい」としか評価されないかもしれません。

代表的なものに、サンデーローストと呼ばれる、イギリス人の家庭ではたいてい日曜日の午後に食べられる伝統的な料理があります。
これは、ポークかラムかビーフか、またはチキン、鴨などなんでもいいので焼いたものに、茹でたニンジン、芽キャベツなどがどっさり寄り添い、どろりとしたグレービーソースをかけて食べる、という何の料理テクニックも必要としないようなシンプルな料理です。
我々もイギリス1年目のホームステイ生活では、きっちり毎週日曜日にこれを食べていました。
このグレービーソース、意外にはまるのです。


そのサンデーローストにたいていくっついてくるのが、ローストポテトというじゃがいもの料理。
何を隠そう、私たち夫婦の大好物なのです。

簡単で、ただオーブンで焼いただけのお芋さんですが、あなどれない味です。



生徒さんがこだわりのおいしいじゃがいもを差し入れして下さったので、今夜もローストポテトです。


1 皮をむく。



2 ゴルフボールくらいの大きさに切る。



3 ほくほくと角がくずれるまでゆでる。



4 オーブントレイにオリーブオイルをたっぷりしき、芋を均等に並べ、再び上からオイルをかける。目安は表面がつやつやする程度。



5 オーブンで表面がかりっと焼けるまで焼く。焦げ目がついたら途中でひっくり返す。トータルで20~30分。



6 出来上がり。



塩をふって食べます。
外はカリカリ、中身はほくほく。
塩とオリーブオイルが、じゃがいもの甘味をうまくひきたてています。

「煮る」でもなく「焼く」でもなく「揚げる」でもない、「ロースト」がなかなか乙です。(まあ、直訳すれば「焼く」ですけども)
ただし、食べ過ぎると胸焼けします。







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