ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
[38]  [39]  [40]  [41]  [42]  [43]  [44]  [45]  [46]  [47]  [48
03.Feb.2025
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

久しぶりの更新です。
すっかりイースターホリデーぼけしています。

朝からリスがシューシューギーギー言っているかと思えば、カンカンカンとにぎやかな音が聴こえてきます。

この方。


曇った窓ガラス越しの画像で申し訳ありませんが、3頭身の体全体を振り回して頑張っておられます。


啄木鳥は、ログハウスに住んでいる人にとっては天敵なんだって聞いたことありますが、我々にとってはリズミカルな朝を提供してくれるエンターテナーであり、体はって仕事に励む頑張り屋さんです。


イギリスでは金曜日から、Good Friday、Easter Saturday、Easter Sunday 、そして今日がEaster Mondayと4連休です。
我がピアノ教室は基本が年中無休ですので、相変わらず今日もレッスン。
お休みでも来てくれる生徒ちゃんのために、フルで挑みたい所存です。


ところで先日から妻は友人のヘルプでとある化学燃料の輸入取引契約書の和訳をしていました。
昨日やり終えたのですが、つくづく、和訳って外国語よりも日本語力が問われる作業だっていうのが痛感できました。
英語ってさしてボキャブラリーに幅がないので、一つの単語に当てはまる日本語が無数にあるんですね。
ややこし~。
その上、契約書なので、ただ直訳して出来上がった日本語が、意味を不十分にしか説明していないと非常にまずいことになるので、必要な単語の補填作業が必要なわけです。

しかし契約書ってよく練られているんだなーって感心しました。
例えば、権利放棄に関する条項があって、一度契約不履行に対して異議を唱えなかったからといって、その権利を放棄したとは見做されないという条項です。
当たり前のことなんですけど、例えば、
過去10年間支払いが約束より1日遅れても何も言われず受理してもらえていたのに、11年目に突然一日遅れたことで訴えられたとしても、文句は言えませんよってことです。
そりゃそうです。
ただ、こういう条項がないと人間同士、もめるのは必至。
えらいもんだと感心する法に無知な妻でした。


おかげで、よくネット購入なんかする前に、「以上の規約に同意する」ボタンを全く何も読まずにポチポチ押していた自分より、ほんの1ミリ成長した感じがします。


来世では弁護士になりたいわ、などと気安く考えるパンピーな午後でした。


コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
PR


いよいよ最終目的地のLacockです。
Castle Combeから30分ほどだったか何だったかもう忘れましたが、そう遠くなかったことは確かです。

この村は、村全体がナショナルトラストに保護されているそうです。


確かに、古い・・・。
家がもうぐにゃっと曲がっているではないですか。
2階でどんどんやると、1階の存続が危ぶまれますね。





奥にある三角屋根の建物には、貯金箱みたいな細い窓がありますが、もちろんガラスはついていません。
内側から見ると、その貯金箱穴から円錐状に壁がくりぬいてあって、ちょっとの光を出来るだけ内部に広げられるように工夫してあります。



で、このLacockという村の何がハリポタかと言うと、これです。


Lacock Abbey。レイコック寺院。


ウィキから拝借した別方向からの画像です↓



その中のこの回廊が、「ハリー・ポッターと賢者の石」の撮影地だったそうです。


13世紀建立ですから、それはもう古いです。鎌倉時代です。
第2次大戦時には、ロンドンの学童がたくさんここへ疎開してきて、この寺院は学校として使われたそうです。
その頃の写真が展示されていて、日本の学童疎開の写真と酷似していたのが印象的でした。
戦争が、民間に与えた被害は敵味方関係なく世界共通です。



さて、このLacockも小さなミニ村なのですが、その中で一番人気を誇るこのTea Room。King John's Hunting Lodge。


猟が大好きなジョン王が、13世紀にここへ狩猟へ来てはこのロッジに立ち寄ったとか。
小さな建物ですが、お宿でもあります。


広いお庭のTea Roomは大人気でした。
出てくるお茶、ケーキは、まさにイギリスの標準の、あるあるです。
でも、すぐ耳元で小鳥がちゅんちゅん囀り、蜂がぶんぶん飛び、太陽はサンサン、見上げれば隣の教会の塔が青空に映えて・・・味は10倍増しです。



とにかく晴天にめぐまれたこの一日。
帰りの高速では二人とも睡魔と戦うのに苦闘しました。
以前親が渡英してこの地域を満喫していたので、我々も是非と行ってみたのですが、いやはや、楽しかった。
今度は泊まりでCotswalds全体を網羅したいです。


コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ

G20のロンドンを離れて日帰り旅行、続編です。
そうです、言うの忘れていましたが、日帰りなんです。


Biburyを離れて走ること1時間弱。
走る道の両側は広大な畑か牧場です。
途中で車を停めて牛や馬と戯れるのは必須。
遠くから近寄ってきたポニーちゃん。なぜか逃げて行く羊たち。
毛がふっさふさで違う動物のようなルックスながら、みんなでこっちをじーっと見ていた牛など。



到着しましたのは人口350人のプチ村、Castle Combe(カッスルクーム)です。


掌にのるような、というのは本当で、ものすごくミニサイズの愛らしい村です。
ミーハーなものは何もありません。
17-18世紀からの景色をそのままに残している趣がある村です。時代物の映画が素で撮影可能です。


ところで、この頃我々はトイレに行きたい指数が200%を優に超えており、車を停めると村の中心に向かって下り坂を転がるように下りて、とあるパブに駆け込みました。
ごく普通の素朴なパブです。
Southamptonの田舎になじみのある我々からすると、さして特筆すべきもないパブなんですが、トイレを提供してくれた救世主なので、そこでお昼ごはんを食べました。

フィッシュアンドチップスを食べている間、我々の足元にはこのパブのチャウチャウみたいなしわしわ犬が寝言を言いながら寝ていました。
くさかわいい子でした。


本当に小さくて、5分で村中回れそうな感じですが、立派な教会と、宿泊施設として大人気のマナーハウス(写真下)があり、小川は流れて緑豊かで、申し分のない村です。




トイレにも行って、お腹も満たして、目の保養も出来て気分上々の我々は、いよいよ最後の目的地Lacockへ向かいます。
あの「ハリーポッターと賢者の石」の撮影地です。
続・続編へと続く・・・


コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
あっという間に週末。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。


先日お伝えしたとおり、プチホリデーを楽しんできました。
水曜日の朝一番に、近所のレンタカー屋さんで車をレンタル。
9時に借りる予定で行ったら、スタッフが二人とも遅刻してきたので、結局30分遅れました。
せっかく朝早くにいそいそ出向いたのに、ホテルのラウンジ(レンタカー屋はホテル併設)でお茶をしながらニュースを見て待つことになりました。なんという幸先のよろしいこと。
貸してくれたのはNISSANのNOTE。

午後からは通常通りレッスンがあったので、その日はロンドン内のいいところを半日めぐって遊びました。


そして、木曜日は6時に起きておにぎりをにぎっていざ出発です。
目的地はロンドンから西へ70マイル以上のCotswalds。


Oxfordの手前でそれまで走っていたM40を左折しなければならないのに、ついうっかり通過。
ナビ係りの妻はそれにすら気づいていなかったのに、たまたますぐサービスエリアに入ったのがラッキーで夫が発見。そのまま事なきを得ました。


↑実家から送ってもらった「おにぎりシート」は行楽のお供!便利なものがあるもんです。



一言にCotswaldsと言っても、そこには沢山の町や村があって、とても一日では回れません。
今回の目的地は、BiburyとCastle Combe、Lacockの三箇所にしぼりました。

最初の到着地はBibury。
好きなブランド「Bibury Court」の話でもご紹介したところですが、かのウィリアム・モリスが「英国で最も美しい村」と称したことでも有名です。




ハチミツ色のレンガ造りの家並み。
Arlington Rowというこの長屋は、17世紀に建てられた織工小屋で、現在では民家となっています。
江戸時代の小屋がそのまま今民間人に使われているなんて、木造の日本家屋では無理な話。





カモたちもお食事に余念なし。


丸見えだって、気にしません。



この村の目玉、Bibury Courtは17世紀に建てられたマナーハウス。


世界中からこのマナーハウスに宿泊すべく人々がやってきます。
宿泊代はそれなりですが、この歴史的建造物の伝統を考えると、決して高い値段ではないと思います。
ちなみに犬も2匹まで宿泊可能です。

中のレストランでは鱒料理が有名ですが、我々は入って言って、「お茶だけしてもいーい?」と聞くと、かわいいメイドさんが、
「どうぞどうぞ、こっちのラウンジへ。何を飲まれますか?コーヒーですか?少々お待ち下さい。え?お代ですか?お帰りの際にフロントに言ってくだされば結構です」
と全く商売ッ気ゼロ。
まあこんなところでせこく飲み逃げをする人はいないでしょうけども、和むわ~。




マナーハウスの裏手にはコロン川が流れ、鱒がさわさわ泳いでいます。
貴族って、本当にいい身分です。


今回はこのへんで。
次回は古き愛らしき村Castle Coumbと、ハリポタ撮影地Lacockです。


コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
昨日から、ほんの小さなプチホリデー開始です。
どんなにプチかは、後でご報告いたします。
現在朝6時。
今日はCotswaldsに行って来ますー!


写真は昨日行ったHampstead Heathの写真。
家から車で1時間足らず。
ロンドンはイギリスの例外と言われるごちゃこちゃした街ですが、よく考えたらいいところはいっぱいあるんですね。








じゃあ行って来ますー!

コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
31.Mar.2009
必需品復活!
先週末は、日本に遊びに行っていた友人が戻ってきたので久しぶりに遊びました。

久しぶりにうちのカレーが食べたいというので作ろうと思ったら、お米がちょうど切れたところでした。
レッスンが終わってから車を飛ばしてロンドン中心にある日本食ショップへ。

お米をゲットしたら8時過ぎ。すっかり疲れた我々と友人。
車を停めていたところからMyung Ga名家という韓国レストランがすぐ近くだったので行くことにしました。
「カレーは明日また食べに来てね」
ということで。(で、実際翌晩ほんとにカレーを一緒に食べました)




週末のため混んでいたので、お腹をすかして20分待ち。
写真はflickrより。




さて、その友人のお土産で一番嬉しかったもの。
久しぶりに復活したTendre Poison!
以前日記で妻がこの香水を愛用して10数年、なのにイギリスの全てのDior店舗からこれが突然消えてしまってブルー事件をお知らせしたことがありますが、あれ以来の返り咲きです。

しかし香水とは本当に重要なものですね。
久しぶりに自分の象徴たる匂いをくんくん嗅ぎながら過ごすと、今日は気分が一味違いました。
ちなみに、Tendre Poison、日本では普通に売っているようです。
ガイジンには人気ないのかしら、この匂い。ふんだ。



コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
29.Mar.2009
サッチー旋風
友人のSachioくんが先日JFWジャパンファッションウィーク主催のSHINMAI Creator's Projectで新しいコレクションを発表しました。

かなり評価が高いです。



初めて彼の作品を見たのが、去年のロンドンファッションウィークAW08/09で発表されたCentral Saint Martins CollegeのMA(修士課程)ショー。
この年はMARY KATRANTZOUMARKFASTDavid SteinhorstSIMONE SHAILESなどの面子が揃う粒ぞろいの年でしたが、その中でもなおSachioのコレクションは際立って見えました。


「立体の要素である"形"と平面の要素である"柄"、"素材"の融合。それぞれを別にとらえるのではなく、最初からふたつの要素を同時にとらえ、互いの要素が強調し合うように制作をしていきたいと思っています。  衣服の形はそれに適する絵柄を当てはめることによって、その絵柄でなくてはならない必然性が生まれます。結果、ひとつのガーメント(衣服)の中でも一貫性のある強いビジュアル表現になると確信しています」
(エルオンラインより)


ユニークな発想ながら、日本のマーケットのニーズにばっちり応えているところがすごい。






sachio kawasakiのサイト




上の写真はLondon Fashion weekで発表された2008/9 AW コレクション。

誰しもユニークさを追求しているものの、彼はその一歩先を行き、
ユニークなのに率直に「キレイ」や「カワイイ」や「美しい」に応えられるコレクションを展開。
お見事ー



今のところ、伊勢丹での販売が決まっているそうです。



コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
London
書き手
counter
ブログ内検索
東日本大震災へ寄付

これから長期に渡る支援が大事。
細く長く頑張りましょう!



↑英国在住者↑


カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
mobile
忍者ブログ [PR]