ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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03.Feb.2025
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現在ロンドンの地下鉄はストにつき運転がほぼ停止されています。
お仕事がお休みになったパパがお家にいるという生徒さんも多い本日。

地下鉄のストに関しては、皆口をそろえてぶりぶり言っています。
特に私はすごく怒っています。
唯一、労働者が強い文化という点でのみ支持できるものの、その他においては労働組合に物申したい気分です。
あんないい加減なサービスしか提供しないでおいて、なぜ自分の賃金値上げだけ要求できるのか、甚だ遺憾であります。
利用者は、ただでさえ日ごろから不便なサービス プラスα ストの不便で、いいことなしです。



イギリスのいい加減さを物語る話と意外な俊敏さを証明する話をひとつずつ。

こっちで化粧品を買うときは、美容部員の人が、アジア人の肌について全くの無知である場合が多いので、アドバイスに頼らず、自力でいいものを見つけるべし、というのが鉄則です。
先日とある美容部員さんは、イチバン白いファンデーションを買った私に、日焼け肌用ファンデのサンプルを大量にくれて、何も知らずに塗ってみた私はどうらん塗りたくりの昭和の俳優みたいになって、とるのがすごくやっかいだったんです。
最も驚いたのは、「いつもより、そのほうがいいよ」
と言った夫のセリフですが。

確かに、日本人は白塗りメイクの傾向が強いのが、イギリスに来てよく分かりましたけど。


そんなイギリスでも、サービスが行き届いているなと思うのが、小動物の遺体処理です。
この国では、ネズミとハリネズミと鳥さんが道端でお陀仏していることが非常に多いのですが、それがいつまでも放置してあることがまずありません。
2,3時間以内にはなくなっていることがほとんどです。

そこからバイ菌が蔓延するのを恐れての早業なのでしょうが、イギリスののんびりサービスとは思えない処置の早さです。
最初は、獰猛な別の動物がすぐに食べているのかと思っていて背筋がぞぞっとしていましたが、どうやら、通報によってささっとやってくる公の処理班がいるようです。

素敵なイギリス!
やれば出来るじゃない。


昨日は、本当に腕が折れそうなくらいかちこんこんのビン詰に夫が悪戦苦闘しながら(最後は蓋に釘で穴を開けて開けた)、
「日本やったらすぐクレームが出て、お年寄りにも簡単な容器が登場するんやろうなあ」
と在英6年にして、分かりきった文化の違いに感心したもんです。


telegraph.co.uk

今日の感激。
かわいい18歳の話。
色気づくお年頃に、最大の青春イベントであるプロムのドレスを、一ヶ月かけて珈琲フィルターでせっせと手作り。

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09.Jun.2009
ヤッタヤッタ!
日本人として初優勝!
昨日行われたヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール。
辻井伸行くん、20歳!オメデトウ



ショパンのエチュードOp.10のはじめの4曲を連続で。
これは、一般人なら手がツルところです。



全盲の辻井くんをはじめてテレビで見たのは、まだ彼が小学生の頃でした。
ラヴェルの「ボロディン風に」を、空気と戯れるように弾く独特な彼のスタイルを見てびっくりしたことを思い出します。
そしたら彼のウェブサイトのBGM1曲目が「ボロディン風に」でした。なんだか感激です。

素敵なピアニストが世界の窓を開いた日となりました。




昨日はカレーうどんをどうしても食べたくなった我々が、とことこ買い物に出かけたところで突然の雨に見舞われ、やむを得ず入ったイタリアンレストランが、まあ、おもしろいくらいまずかった!!
「え?マジで?」
を繰り返して食べました。
料理経験ゼロの素人が作ったんですー、と「ドッキリ」の看板が出てきても全然驚かないくらいまずかった。

そんなまずいパスタとピザに度肝を抜かれていた頃、アメリカでは辻井くんが大健闘だったんですね。
そう思うと、あのまずい店も許す気になりました。


本当にオメデトウ!
これからが楽しみです。


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今日は、肺炎が治ってから初外出だったというのに、これでもかというくらいロンドンをあちこち歩き回ったので、足の筋肉という筋肉がぷるっぷるしています。

いろいろ用事が重なって究極に疲労した一日でしたが、気分的にはその疲れも吹っ飛ぶほどの素晴らしい体験をしてしまいました。


ロイヤルバレエを舞台袖から鑑賞したのであります。
臨場感を数値で表すなら、ずばり100%です。


気の遠くなるほどの感激でした。
にこやかに軽やかに踊るダンサーが、袖に入るなり、目の前で荒々しく呼吸し、また舞台に躍り出るなり完璧な演技を披露する・・・
妖精のように軽やかなダンサーたち。
でも、当然人間には重量があるわけで。
「妖精のように」見える夢の世界は、強靭な筋肉と最高の技術によって作り上げられたものだという現実が、目の前で改めて確認できる素晴らしい体験でした。

世界に冠たる英国ロイヤルバレエの素顔を覗き見させていただきました。




演目は「Ondine」
人魚姫のお話です。
本日のキャストは、
Alexandra Ansanelli
Valeri Hristov
Kenta Kura


彼のブログおもしろいので見てください。
なぜ彼がああも魅力的かについて、さっき二人で勝手に語り合いましたが、行き着いた答えは、「素敵だから」。


我々に身に余る経験をさせて下さった恩人にただひたすら感謝です。
気持ちも、たるんだお肉も、ぴりりと締まる思いです!


追記;
今回ロイヤルオペラハウスオーケストラを指揮していたBarry Wordworth氏。幕の上がる前、舞台上でウォーミングアップするダンサーたちにまじって指揮棒片手に緞帳の後ろをゆっくり歩いている姿が素敵でした。
伝統ある劇場と専属オケの世界には、いろんな演奏者が日替わりで登場する専属オケを持たないコンサートホールとはまた違った独特の魅力があります。


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05.Jun.2009
露出文化論

西洋人と東洋人の文化の違いは星の数ほどありますが、そのひとつが、肌の露出に対する見解の違い。

昨今の日本は随分西洋化されて、女性のファッションにおける肌の露出度
も随分高くはなりましたが、それでもある程度の年齢の女性が胸の大きくあいた服やミニスカートをはいていれば、人は振り返ってギョッとするはず・・・

在英6年。
すっかり露出文化に慣れ親しみましたが、

西洋人は、露出に対する抵抗がない

「到底お見せできません」「ご迷惑ですもの」という感覚も薄い

というのが実感です。

ファションのTV番組では、一般の太っているふくよかなおばちゃんがたくさん出てきて、ファッションアドバイザーの「自分の体に自信をもって!隠そうとするのはダサい!堂々とお披露目しましょう!」的な精神的アドバイスのもとに、全員が思い切って下着になる、という企画をよく目にします。

奥ゆかしい美を愛するジャパニーズは、オーバーサイズなお姿にちょっと食傷気味になりますが、これが日本にはない「個人の自信を養う」教育方針そのものなんですね。


関係ないけど、とりあえず思い切って脱ぐことに抵抗を感じない民族性は、こんなデモをも決行させてしまいました。

昨日の英国会議事堂にて。


www.telegraph.co.uk

年金を奪い去った国へのデモです。




あと何十年住んでもこの感覚は身につきはしまい。






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04.Jun.2009
狭いお風呂

うちは小さいフラットなので、バスルームも最小限に小さいわけです。

生徒ちゃんたちは、はじめてうちのバスルームに入ったら必ず、
「小さいね~。これじゃあ一人ずつしかお風呂に入れないね」
と心配してくれます。
で、
「まあね~。でも大人しかいないから一人ずつしか入らないから大丈夫」
と言うと、
「え?そんなことないよ。うちのパパとママは・・・・」
___cut。


そんな小さいバスルームなので、お風呂の蒸気は常にむんむんで、にも関わらず換気には小さいファンが半分はずれかかった感じでついているだけ。
それが昨日とうとう事切れてしまいました。
まあ壊れたからといって、別に今までと大差ないんですけども。

はずしてみたら、ぼっこりあいた壁の穴に、ちゃっちいミニファンがぽこっと適当にはめて配線してあるだけでした。
イギリスの家って、どこでもそうだと思うんですが、まあ適当です。
この壁の穴の先が行き止まりになってそうで怖い・・・

新しいのを買ってきてまたぼこっとはめておこうと思います。



そんな今日のロンドン。

エリザベス女王戴冠から56年!
永遠に頑張っていただきたいです。



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昨年の発表会からそろそろ1年。

みなさまご覧下さい。
去年の発表会で生徒ちゃんにもらった鉢植え、1年頑張って育てていたら・・・



咲きました。
ちっこいのが。

通常植木を長生きさせるのがヘタクソで、料理と植木の世話が下手ってどんなおなごだと我ながら肩身が狭いので、これは心底嬉しいです。

今年の発表会は7月5日ですが、なんだか幸先良い感じです。




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01.Jun.2009
苦節2週間。

咳が出だしてから2週間。
肺炎って、なんてやっかいな病気なんでしょうか。
まだ咳は出ています。
すっぽんの比ではなくてしつこいです。


この休業中に、日ごろ「見てないフリ」をしていたほこりの貯蔵スポットをいくつかせっせと掃除しました。
もちろん「ぬれマスク」(ご存知?)を着用して眼鏡かけて。

それにしても、いつも掃除が佳境に入ったところで「ウィン・・」と言って充電が切れるうちのダイソンくんハンディタイプにもうすっかりイライラさせられています。
いや、ハンディで家中掃除しようとする方が間違っているし、充電池がそろそろ限界に来ているというのもあるんですが、それにしても、いつも今から!というタイミングでヒョンと切れてしまうので。

夫にHenryくん購入案を提出していますが、なかなか可決されません。


理由は、収納場所がないということ。
実にその通りです。もし購入したら、常にHenryくんがそのへんにいることになります。


関係ないですが、先日お話したFacebookのウィルス騒動ですが、結局被害はどんどん広がり、PCが壊れた人までいます。
肺炎といいPCのウィルスといい、新型インフルといい、菌の脅威におびやかされた5月でした。
明日から6月に突入すると同時に、発表会まで元気に突っ走ろうと思います。

みなさんも素敵な6月を!





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