ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
[28]  [29]  [30]  [31]  [32]  [33]  [34]  [35]  [36]  [37]  [38
02.Feb.2025
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

24.Oct.2009
胃を大切に
先週5日ほど,妹の結婚式と所用のため日本に帰っていました。妻はこの夏に休みをとれなかったので、+1週間ほど滞在を延長して今週末イギリスに帰ってきます。

一人だし忙しさも手伝って、毎朝晩豆腐半丁と野菜少しずつ、睡眠4時間ほどの生活を続けてましたが、意外なことに体調が結構よくてびっくり。
その証拠に、先日友人に誘われ肉の入った料理を一人前食べたら、その量とエネルギーを胃が受け止められなかったらしく、腰痛、首、肩こりがひどいのなんの。

今まで運動量の割りに少し食べすぎ寝すぎだったかなあ、と反省してます。
といいつつ今日たっぷり寝坊してしまいました。



初めての留守番なので。これを忘れると大変なことになります。


日本に着いたのは結婚式の前夜。
妻とうちの4兄弟のうちの成人三人とで夕食を共にしながら、昔の思い出を語りあいました。面白かったのは、鮮明に覚えている出来事が三人それぞれ違うこと。三人いると思い出が三倍になって少し得した気分でした。

幼い兄弟だけで電車に乗って出かけた日の長女としての緊張とプレッシャーを懐かしく語る姉に対し、その電車でぐーすか寝ていた(らしい)僕と妹は、その日のことすら全く覚えていないのでした。


もののあはれ。。。


コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へあなた様の一票で、順位が上がります。
PR
05.Oct.2009
バースデー☆
本日は誕生日でした。
おかげさまで、32歳になりました。

一足先に実家から荷物が届いて「あ、もう誕生日か・・」と気づいたくらいのズボラさでしたが、やっぱり誕生日は嬉しいもの。
昨日、寝不足で切羽詰っている夫が半ば白目を向きながらシャンパンでお祝いしてくれて、飲茶食べました。






今日は世界各国の友達からお祝いメールをもらって、フンフン上機嫌で、来週の日本帰国に向けての諸準備に明け暮れました。
そのうちのひとつは、夫のアスコットタイ作り。

義妹の結婚式にアスコットタイをと思い、白を探し回ったらどこもとことん売り切れで、やっと見つけたと思ったら少々お高くて怖気づいてしまって、結局布を買って作ることに。



なにしろ夫は時間がなくて白目をむいているわけですから、「私が作るからまかしとき!」と豪語してみました。
が、結局途中でうまくいかなくて泣きそうになって仕上げを手伝ってもらったというちょっと迷惑な人の話でした。





コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へあなた様の一票で、順位が上がります。
半徹夜明けの昨日、一日の仕事が終わってさて休もうと思ったら、
「September Issue見に行く?」
という夫の声。
「今から?」
時は夜の7時過ぎ。

The September Issueとは、今月から公開されているドキュメンタリー映画で、「プラダを着た悪魔」のリアルバージョンとして話題の作品です。




「プラダ・・・」のモデルと言われるアメリカンVogueの編集長、アナ・ウィンターを追っかけた一時間半。





8時40分上演というからすぐさま家を飛び出し、空腹が半端なかったので堅いパンをかじりながら駅へ走り、電車が遅れ遅れで心配したものの、鄙びた場末の映画館といった様相のクラシックな、されど味があってこんな夜に最適な映画館に、無事たどり着きました。




人の上にたって走り続ける者は、「鉄の女」やら「氷の女」やら言われないと逆にやっていけないということでしょうか。



最後に、アナ・ウィンターは、「あなたの強みは?」という問いに、
「決断力」
と応えていました。


日ごろから決断力のなさを憂ている我々。
帰りにレストランの前で、夜の油モノへの懸念より今の食欲を優先することを決断し、
「よし、夜食にカラマリ食べて帰ろう!」
と颯爽と入店し、力強くテーブルにつき、声高に注文し、そしてウェーターに、
「すいません、今日はカラマリもう終わりました」
とさみしく微笑まれたのでした。


ちなみに思い切って夜の映画鑑賞を決めて飛び出してきたはいいものの、家に帰ると、スーパーのデリバリーのお兄さんから、「予定通り宅配に来たんですがいないようなので、また手配しなおしてくださいー」と切ない留守電が入っていました。


決断力どころか記憶力が危ういようでした。



コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へあなた様の一票で、順位が上がります。
イギリスのebay。



我々もちょくちょく使うのですが、どうもイギリス人って不思議なのです。
お金の出し方が潔いというか、ブランドに関わらず欲しいものには惜しみなく出す気質というか・・・相場を調べないというか・・・

例えばショーで一回用いただけの靴を売った時。
まだそのブランドのオンラインショップではセールでその靴を売っていたので、参考までにそのリンクを載せて、開始価格はもちろん格安に設定しました。

ところが、蓋をあけてみたら店のセール価格よりも高い値段で落札されているではないですか。

元値をチェックしていないのか、ついついオークションの競り合いにヒートアップして値段を考慮し忘れたのか、または謎のジャパニーズが保存していた靴にはプレミアがつくのか、なんなのか分かりませんが、その上送料もプラスされたら「お嬢さん、新品の靴買えますよ?」と心配になる状態に。

喜んでくれたのでいいんですけど。



完全に故障したiBookを部品売りの意味で出したら、これも結構な値段で売れました。
昨日はとある古いものを売ったら、我々が5年前に買った値段を上回る値段で売れて、取りに来た落札者のチャーミングなオタクコレクター君は大喜びで帰っていきましたが、こういうことがあるたびに、「なんだか切ないわ・・・」とブルーになってしまうのです。

相手が喜んでその価値を見出しているのだからいいのでしょうし、自分が価値を見出さないものでも人によっては宝物になるわけで、だからオークションが成り立つわけで、全然わかってはいるんですが、なんだか嬉々として高値で落札していく人々を見て「うちが億万長長者なら絶対ただであげたのに」と思ってしまいます。


こんな憂いはナンセンスって分かっちゃいますけど。

ボロッボロのかび臭い昔の本をオークションで買って喜んでいる我々が言うのもなんですけど。

さらには、子供の頃、友達のTMネットワークだかB'zだかのカセット(CDですらない)と自分の着ていたパーカーとを交換した私が言うのもなんですけど。




コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へあなた様の一票で、順位が上がります。
昨日久しぶりに演奏会で大当たりが出ました。
くじを引いたわけではありません。
くじではティッシュ以外当たったためしのない私ですので。

好きな演奏家の演奏を、いい時もそうでない時も長いスパンで追い続けるのは聴衆の楽しみのひとつですが、自分の人生のターニングポイントのように、時々訪れる一回きりの大当たり演奏会というのは、ずっと思い出になって素敵です。


昨日とあるピアノリサイタルに出向いた私。
小さな(実際大きいけど特別に大きいとは言えない)古い教会で。
弾いたのは韓国人のピアニストSunwook Kim。

彼はイギリスが世界に誇るリーズ国際ピアノコンクールの前回(2006年)の覇者です。
アジア人初の優勝者であり、初代優勝者以降最年少での快挙でした。


2006年のコンクール本選にて。



現在21歳のこの青年、そのルックスはピアノ界の平野啓一郎といった感じですが、本当に素晴らしい。

久しぶりに大興奮の演奏会となりました。
まさかこんな地味な薄暗い教会で、ギシギシやかましい椅子とセットの傷だらけのピアノで、平凡な日曜日のお昼に、スーパーピアニストに出会えるなんて思ってもいませんでした。


リーズの優勝者ですからもちろんテクニックは超一流ですが、その上彼には、
・高校球児のようなあやうさとはじける若さのコラボ
・アジア人ならではの奥ゆかしさを打ち破って放出されるパッション
・よもや21歳とは思えない海のように成熟した理解力と構成力と包容力
・よせては打つ波のようにスケールに大小あれど決してとがらない瑞々しさ
数え上げればキリがない魅力が満載。


プロコフィエフやショパンのソナタといった難易度特級のプログラムを聞き終えたときには、私めの感覚という感覚、欲求という欲求が全て満たされておりました。



ショパンも雲の上で「時代は変わりましたね」と言っていることでしょう。



演奏会には万国共通で必ず「沈黙に耐えられない病」の人(主にパーマのおばちゃん)がいて、息を呑むような聴き所で一心不乱にバリバリガサガサ鞄の中のあめちゃんを出したり、分娩室の前で待つ新米パパのように尋常でなくそわそわしたり、とにかく理由は謎ですが大抵一人はいます。

昨日に関しては、おそらく一人はいたであろうそんなおばちゃん(おじちゃんかもしれない)の存在には一切おびやかされることなく、ただひたすら太陽に向かってのびる花のように耳と目が彼に釘付けでした。


素晴らしい演奏会に立ち会えると、まるで自分の手柄のような気分になって、ナゼか気が大きくなる私。

ピアニストだって毎回同じ演奏をするわけでなく、聞き手のこちらも毎回同じコンディションで聞くわけではないし、もちろん会場やピアノや天気も季節も違うので、つまり、最高だと思える演奏会に出会えるのは、はっきり言って、奇跡ですね。

得した気分を通り越していばりくさっている私です。


来月カナダで同じプログラムで弾くようですが、そこでも誰かビビビっとしびれることになるでしょう。
写真、大切にしよう~。




コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へあなた様の一票で、順位が上がります。
21.Sep.2009
ショーな土曜日
ジャパン祭りで盛り上がるEastを尻目に、WestとCentralで過ごす土曜日。
すっかり秋だと思って冬装束で出かけたらまんまと「予測不能イギリスの天気」にやられて、何かと汗だくな一日でした。




コベントガーデンでは歌うシャボン玉おじさんが宣伝カーでビートルズを熱唱中。


別の細い通りではこのおじさんが歌に必死で超徐行運転を繰り広げるので、車が後ろに詰まっていましたが、歌とシャボン玉はそんな人々の心もちゃんと癒していました。


本屋さんの中のスタバ。
VOGUE NIPPONとか音楽雑誌とかで時事ネタを収集。





1775年以来、フリーメイソンの本部であるこの場所。
フリーメイソンズホール。
この夜はここで友人デザイナーのショーがありました。

開館前の長蛇の列。

入り口のスタッフに、「並ばなくてもこの辺で待ってればいいよ」と言われたし、列のほぼ先頭に友人がいたためしゃべっていたら、何となく割り込みになってしまい、その後ろのお姉ちゃんたちにすごくキレられました。
知人がいれば例外が適用されます、というのがイギリス文化かと思っていましたが違ったようです。
「信じられないでしょうけど、本当は私の人生割り込みとは無縁なのよ!」
と心の中で叫びながら入場。



ショーは大盛況で、みんなでビールで乾杯して、その後は先輩夫妻にThai Potで晩御飯をご馳走になって帰りました。


なぜか写真に写っていませんが、グリーンカレー、とても美味しくて、食べるというよりぐびぐび飲みました。

同じチェーンでもどっかのイギリス人の舌ねらいのタイ料理とは違います。


コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へあなた様の一票で、順位が上がります。
17.Sep.2009
お昼時セクシー
うちの夫ちゃんは、昨日書いた通りパリで開催中のPremiere Visionという世界布の祭典みたいなものに行っています。
イギリスのファッション関係の人は大体行っていると思われるこの祭典についてはまた後日。


昨日は夜仕事を終えてから、悠々とシャワーを浴びようと蛇口を捻ったら、思いっきり顔に水(まだお湯になる前)が直撃して、不意をつかれた私はあやうくバスタブの中で団子虫のようにひっくりかえりそうになりました。

シャワーの蛇腹に穴が空いているようです。
即修理してもらわねば。


昨日、ランチタイムのOxford Streetでの一大イベントはこちら。
イギリスの下着ブランドAgent Provocaturの新作プロモーションです。
Selfridge(デパート)前の歩道にて。


ヴィヴィアン・ウェストウッドの息子が作ったこのブランドは、とにかくセクシーでフェティッシュでかわいくて、そしてお高いです。


ご覧の通りバスやタクシーの運ちゃんがかなり心を乱されたので、このイベントは混雑しあう大都会の大通りで行われるにはちょっと刺激が強過ぎて、事故や大混乱が起こる危険性があったとのメディアの指摘も・・・

巷に出回ってしまったこの余所見ドライバーの彼が、後で奥さんに「あなた!」と叱られていないことを祈ります。





コレ↓を1クリックでロンドン暮らしっくに1票入りますので、是非宜しくお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へあなた様の一票で、順位が上がります。
London
書き手
counter
ブログ内検索
東日本大震災へ寄付

これから長期に渡る支援が大事。
細く長く頑張りましょう!



↑英国在住者↑


カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
mobile
忍者ブログ [PR]