22.Jun.2010 発表会が終了☆その謝辞☆

昨日、イギリスでも日本でも父の日だった日曜日、無事第4回の発表会が終わりました。
今年は5歳からミセスまで、29名が出演。
これを最後に帰国してしまう生徒ちゃんの演奏を聞きながら、じわっと目頭が熱くなったり、レッスンで弾けなくて半べそばかりかいていた子たちが勇敢に緊張に立ち向かって演奏する様子に感激したり、舞台上の彼らから、その知らなかった部分を発見させられたり、とにかく実り多い一日となりました。

ここまで支え、見守ってくださった保護者の皆様に、心から感謝申し上げます。


今年は保護者の方々に助けていただいておかげ様で開演前の準備もスムーズにすすみました。
友達も応援にかけつけてくれて、彼らには終演後のバタバタ時間にほとんどの片付けをしてもらって、時間がギリギリだったのですが、滞りなく会を終えることが出来ました。
その後みんなで行ったパブのビールがおいしかったこと。

そして、例の手前味噌ですが、我が夫の全般における裏方仕事のおかげでいろいろ頭の中がとっちらかっている私にも何とかやり終えることが可能となりました。
お手製ドレスは後日。

今年もアナウンスをしてくれた美人のyukoちゃんは、すっかり子供にもおなじみのお姉さんで、彼女は現在ピラティストとして多忙な日々を送っていますが、元はプロのバレエダンサーで、舞台の裏表をよく知っているため、こういう時心からたよりに出来ます。
実は私の大チョンボで、彼女へ渡したアナウンス用原稿と実際のプログラムに誤りがあり、出演者の皆さんにもyukoちゃんにもとんだ迷惑をかけてしまいました。

どうして何か一つ失敗をしないと物事を達成出来ないのか自分でもイヤんなります。
今年は念に念を押して準備したつもりが。


記念撮影はフォトグラファーのイネくん。
彼は今年で二度目。イネくんはファッションフォトグラファーなのですが、友達という特権だけを振りかざして今年もウチで撮ってもらいました。
イギリスにはピアノの発表会専門写真館がないので、イベント用フォトグラファーにお願いすると予算が全く足りません。彼が手伝ってくれて救われています。
日頃モデルさんを撮っているイネくんの手にかかれば、我々もきっとイケてる感じにフレームにおさまっていることと思います。

本当に二人には感謝しています。










このブログで「48時間耐久オランダへの旅」のしゃかりきドライバーでおなじみの友人も、忙しい中車でかけつけてくれて、荷物一切を運んでくれました。（ついでに大の男3人と私も乗せて。するとぎゅーぎゅー詰めの車内でお花からお水がもれて、友達の男の子のジーパンがぬれてしまい、おもらしのようになってしまいました。

そんなことをぐだぐだ言っておりますが、無事にみんなが成果を披露できて、心底ほっとしている月曜日です。

また詳細を報告させていただきます。



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18.Jun.2010 やってらんない朝の旅

ロンドンにくわしい方ならご存知かと思いますが、ロンドンの地下鉄は色分けされていくつかのラインで成り立っています。
うちの最寄り駅はセントラルラインという、いわば中央線という線の駅なのですが、これが結構順調なラインで、遅延や封鎖が少ないラインでおなじみなのですが、いざという時に限って「深刻な遅延」状態に陥ったりする意外に油断もすきもないラインなんです。

今朝は朝のレッスンの前に街に用事があって、8時半の電車に乗ったのですが、ちゃっかり遅延で、待てど暮らせど進みません。

車窓からの風景。
こんな殺風景な景色を見せられることン十分。


結局予約していた用事には間に合わない上に、このままだとレッスンまでに家に戻れないので、2つ先の駅にようやく着いた時に降りてまた戻ってきました。

予約はキャンセル。
意味のない乗車で6ポンドチャージされたので、駅で控えめにブリブリ言ったらリファンドしてもらえました。

駅や駅員さんによってはこういう場合でもリファンドしてもらえず、いちいち面倒な手順を踏んで返金申請をしないといけないことも多々あります。
遅延が日常茶飯事のロンドンでは、そういった事態もひっくるめての「地下鉄」なので、対応も居直り気味なのでしょう。

それにしても、この忙しい時に無駄足踏まされて用事を全う出来ずイラッとしたのですが、バッハのチェロ組曲や大好きなエレクトリカルパレードを聴いていたら不思議と気が紛れました。
音楽の力は素晴らしい。

ちなみにこういう時も、誰一人いらだつことなくおとなしく車内で時を過ごすイギリス人の忍耐強さには脱帽です。




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16.Jun.2010 切ない日々

今週は2組の生徒さんと最後のレッスンをしました。
この時期は毎年3月に次いで別れの多い時期です。
駐在員さんたちの任務交代の時期なのでしょう。

発表会を週末に控えて、慌ただしい毎日の中、なんだか心がすすっと寂しくなる毎日です。
「もっとこんな風に、あんな風にレッスンしたらよかったかな。」
なんて後悔もひとしきりあり、過ぎ去った日々を思い出して感傷的にもなり。


今朝はSteinwayに行った後、発表会の記念品を買いにBond Streetへ行き、ラッピングを待つ間Royal Academy of Artsの中庭で半時間ほどそんな思いにかられつつぼーっとひなたぼっこをしました。



「新しい子が入ってくるから大丈夫でしょ？」
と別れを知っている他のちびっ子生徒たちがなぐさめてくれるので、しょげていないで元気出そうと思います。

別れあれば出会いあり。
ロンドンを通過していくピアノ学習者のために、これからも頑張ろうと思います。

紙袋を持って歩いていたら、Bond Streetのカルティエのドアマンに「僕へのプレゼント？」と聞かれました。
ちゃいます。

今日も絶好のレッスン日和！


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15.Jun.2010 ドッキドキとお弁当の会。

日本初勝利！！！！！
やりましたねー！
海外でハートを鍛えている本田はやはり強いのでしょうか。
海外生活７年目でまだ軟弱なハートを持つ私の素朴な疑問。

昨日は例の駅前の日本のお弁当屋さんで、友人がお弁当を買ってくれて、YOYOパーティをしました。
この他納豆巻きやコロッケパンなど、いろいろ買った友人。
あえてお皿に入れ替えず、チンもオーブンもせず、花見で食べるお弁当感覚で食べてすごくおいしかったです。



発表会まで後1週間をきり、余裕の笑顔で「楽しみ！！！」と言う派、青い顔で「。。。どうしよ。。。」とつぶやく派、二つに分かれて今年もラストスパートに入りました。
ドキドキ。

かくゆう私もドッキドキ。
みんなにとって思い出の日になって欲しいと願えば願うほどいろんな心配の種が頭を駆け巡って情緒不安定に…。
すっかりストレス食いに走っています。



あ〜、きんちょーる。


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13.Jun.2010 イングランド代表に狂喜するロンドンにて

今日はイングランド　VS　USA。
夕方のキックオフが近づくにつれ、ロンドンの町中でもユニフォームにかつらに旗を持った人々がラッパ吹いたり叫んだり地下鉄でも地上でも大騒ぎでした。

スクリーンのあるパブというパブには人々がすし詰め。

午前にレッスンを終えた私は、そんな燃える人々を尻目にSteinwayサロンの練習室で汗かいておりました。
扇風機のガムテープが物悲しい。



これからサッカー観戦パーティに向かう友人とお茶して。

サッカーとは無縁でもNordic Bakeryは今日も満員。


地下鉄のエスカレーターでフーリガンが間近でラッパを鳴らすから鼓膜がおかしくなったのに、他の人はみな楽しそうにしていて、狩猟民族って鼓膜も強いのかしら、と思いながら帰宅したら、近所では花火を打ち上げていました。


鼓膜の震えまくった土曜日でした。



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11.Jun.2010 花嫁介添人デビュー。

昨日の朝は、挙式を夏に控えた友人とOxford StreetのSelfridge（デパート）に行って、こちょこちょ買い物をしました。
といっても私はリップバームを買っただけですが。

私は彼女のBridesmaid（花嫁介添人）なので張り切っています。
Bridesmaiは通常複数名いるのですが、今回は私が一人。
しゃかりきで式を盛り上げようと思います。

BridesmaidはBrideの晴れの日のお手伝いをする責任ある役なので、本当は私みたいなぼーっとした気の利かない人は適さないのですが…彼女に幸せになってもらいたいので頑張ります。
Bridesmaidは通常みんなでお揃いのドレスを着るのですが、今回は私一人なので夫がドレスを作ってくれます。

Selfridgeの Shu Uemuraにて。


Shu Uemuraはイギリスでも人気ですが、このブランド名をちゃんと発音できている人を見た事がありません。
クチをとがらせて、「シャ　ウェミュルァ」とか言っています。
まだ「イッセイ　ミヤーキー」「セジー　オザーワ」の方がクリアでよいです。
発音できないブランドなのにこの浸透ぶりはすごいと思います。
日本のコスメといえばSHISEIDOですが、こちらは会社が大きいのでヨーロッパ用製品が販売されていて、日本のSHISEIDOとは内容が違います。
Shu UemuraはMUJIみたいに日本での販売商品をそのまま日本語表記で販売しています。日本のものしか受け付けない人には良いかと思います。
でもここ、行くたびにチークが在庫切れなので仕入れ状況はばっちり英国流です。




夜、本帰国が迫る友人カップル宅でのBBQ。

イギリス生活７年。
友人、生徒ちゃんとの別れは慣れないな…




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06.Jun.2010 後悔先に立たず

この度夫婦そろってblackberryユーザーとなった我々。
日本人だから！とsonyericssonに固執していた時代におさらばして、blackberryに鞍替えしたら、すごく使いにくくてブルーです。ブルーベリーです。

appleユーザーなのになぜiphoneにしないかという話ですが。
一家に2個もいらんだろうということで、まず夫が数日先にblackberryにして、私が後からiphoneにする、という予定だったのが、いざお店に行ったら夫とおそろいのが欲しくなって一緒の型違いにしてしまったという謎のプロセスを経ました。
夫も友人もみな「なんでやねん」と言っていました。

お店のお兄さんも「ほんとにいいの？後悔してもリファンド出来ないよ」と入念に確認していましたが、まさかもう後悔しているとは知らないでしょう。




しかもストラップホルダーがない。
こんなまるこいつるんつるんのをストラップなしでどうやって扱えというのか。
イギリスではストラップは日本の5％くらいしか普及しておらず、市民権を得ていません。


いつもは混んでいて不親切でおなじみなvodafoneですが、昨日はすいていたので、3人がかりで丁寧に対応してくれました。
すぐ使えるようにデータも移してくれて、サービスパックの余計なものをキャンセルする手続きなど、全部その場でしてもらったので問題は唯一電話が気に入らない、ということのみです。

しかしそれが一番致命的…！


住めば都、使えば宝。


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