ロンドン生活ブログ。音楽のこと、ファッションのこと、ピアノのレッスンのこと、その他雑感、クラシックな物事が好きな夫婦のフツウの話。
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04.Feb.2025
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イギリスでは何故かストレートのアイスコーヒーを出すお店はほとんどありません。先日もNeroで「ブラックコーヒーをアイスで~」と注文したら「出来ない」と言われた。なんでもマシンに氷とミルクを入れてアイスコーヒーを造るので、ミルクは必須らしい。じゃあ、氷だけ入れればいいじゃない、と思うのは日本人だけで、そんな融通を個別に利かしてもらえるはずもないロンドンのど真ん中。
何せ紅茶もスタンダードがミルクティーというお国柄、ミルクは欠かせないアイテムなのでしょう。coffee

ホット、アイス共にブラック派の我々が口をとがらせていたところ、偶然にも、懇意にしていただいているご夫婦からハリオの「水出しコーヒーポット」をいただきました。

早速ミネラルウォーターで作成してみました。
説明書には、「深煎り・中細挽き」のお豆さんを使用せよとありましたが、店頭で見たところ、日本の様に「荒挽き」「中挽き」「細挽き」まして「エスプレッソ挽き」などと親切に分類して売られていなかったので、「??」のまま、とりあえず、袋の上からの感触で、豆が荒そうなのを選んで購入。

開封したところお豆さんは随分細かかったので、出来上がりが少々粉混じりになってしまいましたが、久々においしいアイスコーヒーが堪能できました。




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cussionイギリスはとにかく布地が高い。日本だとハギレなんか手軽に安価で入手できるのに・・・
夫の服作りの関係上、布地屋さんの常連になるしかないのですが、毎回値段に泣かされます。

先日そんなお高い布地屋さんの一店で、妻がハギレを1ポンドで購入しました。紺地にクリームのストライプで夏らしくてかわいいです。なんてったって、今年の流行はボーダー!!(?)ちょっと汚れていましたが、目玉商品です。                                    
昨日夫がそれでクッションカバーを作りました。
気分が変わっていい感じです。
28.Jun.2006
Degree Show
 昨日は、友人に誘われて午後からセントラルセントマーチンズという学校のdegree show (学部卒業生の展覧会)に行ってきました。全ての学科からなるexhibitionなんですが、ファッション学科の方々の作品全てに目を通していたら時間がなくなってしまい、結局他の学科は少ししか見れませんでした。
 結構期待して行ったんですが、コンセプトが先行しすぎてプレゼンテーションや仕上げが雑なものが多くみられ、少々残念でした。(もちろん中には素晴らしい作品もありましたが)。
 最低限、芸術作品はきれいな仕上がりと明確なプレゼンテーションが必要だと思うのは自分だけでしょうか。 現実問題、コンセプトの素晴らしさだけで、仕上がりの不出来をカバーできるような傑出した作品なんて皆無に等しいわけですから。

 僕は-西洋でしかも洋服のデザインを勉強している事自体矛盾していますが-やっぱり日本人なので、最終的に、柳宗悦や濱田庄司らの唱えた精神である、「用途の美」とか「anonymity(匿名性)の尊重」とかいう謙虚な制作精神にこそ美しいものが生まれるという美学にひかれます。これはやっぱりマイノリティーな美学なのか。妻に教えてもらったページですが、ここで松岡正剛が彼について語っています。
 ユニークなコンセプトを持った素晴らしい芸術は、包み隠された中でその本質を発揮するものではないでしょうか。自分が言いたいのは、有史以来数えきれない程の素晴らしい作品が生まれてきましたが、それらが著名な作家によるものだったケースがいくつあるでしょうか。否、一人の作家の力のみによって作られたものがどれほどあったでしょうか、ということです。
 有名無実とか、ブランド志向とかいう今の時代、無名精神をもった芸術家は非常に希有な存在なのでしょうか。



  yanagi       sori
 「手仕事の日本」柳宗悦   「エッセイ」柳宗理


 
 その後公園に向かう途中RCA(英国王立芸術院)の前でバスがとまったので、そこのexhibitionにも立ち寄ってきました。やっぱりRCAの生徒の作品は素晴らしい。RCAは大学院なわけですから、その違いはありますが、それを差し引いても他のdegree showとは仕事量にしろ才能にしろ雲泥の差がありました。やはりもっとも感銘を受ける洗練された学生の作品を見るには、RCAに行く事をお勧めします。
 ちなみにここで今年のイギリスの大学の卒業たちの作品が観覧できます。


 最後にハイドパークという公園を通り抜ける途中に、閉っていましたが、サーペンタイン ギャラリーに寄って、レム.コールハースという著名な建築家の作品を見てきました。といってもまだ制作途中で、ほとんど何にも出来てなかったのですが。これはロンドンのハイドパークの真ん中にあるサーペンタインというギャラリーが、2000年以降毎年、当代一流の建築家に依頼し、夏季限定で隣接の草地にパビリオンを設営するという企画です。完成した暁には、この夏の話題を占拠するすること間違いないでしょう。
音楽とアートが好きなのんびり夫婦の徒然日記です。
どのブログを使うか悩みましたが、自由がきいて、オリジナルのブログを作れるという噂で、この忍者ブログにしました。
と言うよりは、夫が忍者大好きなので即決です。
しかしド素人なので、かなり四苦八苦しました・・・。

基本的に、ロンドンのアート情報、たまに音楽情報、日々の暮らしに思うこと、妻のレッスンのことなどを書いていきます。


たまにのぞいて下さると嬉しいです。
こちらでご紹介したIKEAバッグと同型のショッピングバッグです。
生地はコットン、取手はレザーです。
LとMは内側に汚れにくく丈夫なビニール生地を使用しています。


Lサイズ  W53xL35xH35(cm) アーミーグリーン/ブラック SOLD OUT

Mサイズ W43xL24xH33(cm) アーミーグリーン/ブラック SOLD OUT



Sサイズ W28xL18xH32.5(cm)
こちらはトートバッグです。裏地はありません。


ご希望の方には以下からお買い求めいただけますが、注文を受けてから制作するため、お届けには10日前後かかりますので、ご了承ください。(UK国内)












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Vol.1 G線上のアリア(管弦楽組BWV1068曲第3番より)
    バッハ
Vol.2 カノン
    パッヘルベル
Vol.3 弦楽のためのセレナーデ op.48
    チャイコフスキー
Vol.4 オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』より 間奏曲
    ピエトロ・マスカーニ
Vol.5 ボレロ(Bolero)
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Vol.6 ラルゴ 又は オンブラ・マイ・フ
    ヘンデル
Vol.7 オペラ「トゥーランドット」より 「誰も寝てはならぬ」
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Vol.8 幻想即興曲
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Vol.9 練習曲 作品10-3 「別れの曲」
    ショパン
Vol.10 ピアノ五重奏“ます”
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Vol.11 ピアノソナタ第14番 「月光」
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Vol.12 ラ・カンパネラ パガニーニ大練習曲より
    リスト
Vol.13 オペラ「フィガロの結婚」 前半
    モーツァルト
Vol.14 オペラ「フィガロの結婚」 後半
    モーツァルト
Vol.15 オペラ「カルメン」より ハバネラ
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Vol.16 「レクイエム」より ピエ・イェズ
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Vol.17 カンタータ第147番《心と口と行いと生活で》より 「主よ、人の望みの喜びよ」
    バッハ
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Vol.19 行進曲「威風堂々」
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Vol.20 ピアノ協奏曲第2番
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Vol.21 無伴奏チェロ組曲
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Vol.22 歌曲集「ミルテの花」より「献呈」
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Vol.23 ラプソディー・イン・ブルー
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Vol.26 トルコ行進曲
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Vol.27 モーツァルト効果
    モーツァルト
Vol.28 ベネディクトゥス
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Vol.30 ヴァイオリン協奏曲
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Vol.31 ヴァイオリン協奏曲「四季」より「春」
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Vol.32 交響曲第九番「新世界より」
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Vol.33 モルダウ 連作交響詩「わが祖国」より
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Vol.37 熊ん蜂の飛行
    リムスキー=コルサコフ
Vol.38 エリーゼのために
    ベートーヴェン
Vol.39 トロイメライ
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Vol.40 前奏曲15番「雨だれ」
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Vol.41 カルミナ・ブラーナ
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Vol.42 バレエ「白鳥の湖」
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Vol.43 劇付随音楽「夏の夜の夢」より 「結婚行進曲」
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Vol.44 リベルタンゴ
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Vol.45 パヴァロッティ
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